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頭皮は冬に乾燥する!臭いやフケを防ぐ頭皮ケア!シャンプーの種類も見直す

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頭皮は冬に乾燥する!臭いやフケを防ぐ頭皮ケア!シャンプーの種類も見直す

冬になると頭皮も乾燥します。かゆみやフケ、臭い、湿疹などのトラブルを引き起こしやすい傾向にあるため、冬こそ頭皮ケアが欠かせません。この記事では、冬によく見られる頭皮トラブルや乾燥を防ぐための頭皮ケアについて解説します。

sec.1 冬の頭皮は乾燥している

冬は一般的に頭皮が乾燥しやすい季節です。
快適に過ごすための湿度はおよそ50%~60%と言われていますが、11月から2月にかけての時期は外気の湿度が低下し、50%を下回るケースも少なくありません。

冬場の頭皮の乾燥は、外気の湿度の低下のほか、寒さ対策として用いるエアコンが、頭皮の乾燥の原因となるケースもあります。
エアコンによって部屋の温度が高くなると、同時に飽和水蒸気量が増加するため、相対的に部屋の湿度が低下します。
なかでも、加湿機能が付いていないエアコンを使用している方は、温風が頭皮にあたって乾燥を引き起こしやすいため注意が必要です。

sec.2 冬によくある頭皮トラブル

冬によくある頭皮トラブル

冬場に空気が乾燥すると、次のような頭皮トラブルに悩まされる方が増加する傾向にあります。

・かゆみ
・フケ
・臭い
・湿疹
・かさぶた

はじめに、乾燥により起こりやすい冬の頭皮トラブルについて解説します。

かゆみ
冬に多く見られる頭皮トラブルの1つがかゆみです。
頭皮の表面にある表皮にはおよそ0.2mmの厚みがあり、角層・顆粒層・有棘層・基底層の4層構造となっています。
表皮の最外層にある角層は、サランラップと同じ程度の0.02ミリメートルほどの厚さしかありませんが、頭皮を乾燥や外部の刺激から守る重要な働きがあります。
乾燥すると角層が剥がれ落ちやすくなってしまい、外部からの少しの刺激に過敏に反応し、炎症を起こすなどしてかゆみを生じやすくなります。
フケ
粒が小さくてかさかさした白っぽいフケが増えている方は、頭皮の乾燥を疑ってみる必要があるでしょう。
頭皮の乾燥は頭皮環境が悪化した状態。そのうえ頭皮にかゆみが生じると、無意識に掻くなどしてさらに頭皮環境が悪くなりがちです。
頭皮環境が悪化すると、ダメージを回復するため、ターンオーバーの周期が早くなる傾向にあります。
ターンオーバーの周期が早くなると、本来であれば剥がれ落ちるべきではない角質が、フケとなって剥がれ落ちやすくなります。
臭い
冬場の頭皮の乾燥は、不快な臭いにつながる可能性もあります。
肌が乾燥すると角質が剥がれやすくなりバリア機能が低下。バリア機能を保つために皮脂の分泌が過剰になるケースがあります。
分泌されたばかりの皮脂には臭いがありませんが、皮脂に含まれるアミノ酸や脂質を常在菌が分解すると、独特の臭気を発しやすくなるのです。
湿疹
冬場の空気の乾燥にともなって、頭皮に湿疹を生じるケースがあります。
湿疹をともなう代表的な疾患の1つが、皮脂欠乏性湿疹(ひしけつぼうせいしっしん)です。
単に肌が乾燥しているだけでなく、肌のバリア機能が低下しているところに外部からの刺激が加わり、炎症を起こす点が皮脂欠乏性湿疹の特徴です。
皮脂欠乏性湿疹の原因としては肌の乾燥や外部からの刺激、アトピー素因などが挙げられます。
かさぶた
冬場の頭皮トラブルを放置すると、かさぶたができるリスクが増加します。
例えば、皮脂欠乏性湿疹を発症すると無意識のうちに引っ掻いてしまい、肌を傷つけてかさぶたができやすくなります。
頭皮が乾燥した状態が続くとかゆみに耐え切れずさらに引っ掻いてしまい、かさぶたが傷となり繰り返しできてしまう、という悪循環が続く恐れもあるでしょう。

sec.3 トラブルを防ぐ!冬の頭皮ケア

トラブルを防ぐ!冬の頭皮ケア

空気が乾燥する冬場には、他の季節よりも気を付けてヘアケアを行う必要があります。皮脂欠乏性湿疹などの発症を避けるためにも、以下の点に気を付けて日々の頭皮ケアを行いましょう。

・ヘアケアアイテムを変える
・シャンプーのやり方を見直す
・ローションなどで保湿をする
・頭皮マッサージをする
・過度なドライヤーは避ける

ここでは、冬の頭皮トラブルを防ぐための頭皮ケアについて解説します。

ヘアケアアイテムを変える
頭皮が乾燥する方のなかには、洗浄力が強すぎるシャンプーを使っている方が少なくありません。
強い洗浄力のシャンプーを毎日使うと、頭皮を守るために必要な皮脂まで洗い流す恐れがあります。
毎日シャンプーしているのに頭皮の乾燥やかゆみ、フケなどが見られる方は、以下のような保湿成分が入った商品を選ぶとよいでしょう。
・ココイルグリシンK
・ココイルグルタミン酸Na
・ラウロイルグルタミン酸Naなど
また、冬場は頭皮だけでなく髪の毛も乾燥するため、トリートメントを使用するのもおすすめです。
髪の状態別のシャンプーの選び方はこちら
シャンプーのやり方を見直す
頭皮の乾燥を予防・改善するためには、毎日のシャンプーを適切に行う必要があります。
髪の毛を1日に何回も洗ったり、シャンプーを熱湯で洗い流したりすると、さらに乾燥しやすくなるため注意が必要です。
シャンプーは原則として1日1回にとどめ、ぬるま湯を使って以下の手順で丁寧に洗いましょう。
1.髪の毛のもつれをとる
2.頭皮をお湯で予洗いする
3.シャンプーを泡立て、髪の毛を洗う
4.毛の流れに逆らうようにすすぐ
5.もう一度シャンプーを泡立て、頭皮を洗う
6.時間をかけてすすぐ
シャンプーの詳しいやり方はこちら
ローションなどで保湿をする
冬は湿度の低下によって頭皮が乾燥しやすいため、頭皮専用のローションや育毛剤、ホホバオイルなどで保湿しましょう。
角層内に十分な水分と適度な油分が蓄えられていれば、頭皮の乾燥を予防し、外部の刺激から肌を守る効果が期待できます。
育毛剤にはフケやかゆみを抑える成分が含まれているため、乾燥により起こりやすい頭皮トラブルを防ぐ効果も期待できます。
育毛剤について詳しくはこちら
頭皮マッサージをする
冬は空気の乾燥によって頭皮が乾燥しやすいうえ、寒さのために血流が悪くなり、頭皮環境の悪化が加速する傾向にあります。
日常的に頭皮マッサージを行うと、頭皮へと十分な血液を送り届け、良好な頭皮環境を維持する効果が期待できます。
良好な頭皮環境を維持すればターンオーバーの周期も整うため、頭皮の乾燥を根本から改善・予防する結果も期待できるでしょう。
毎日の頭皮マッサージは以下の手順で行うのがおすすめです。
1.指の腹で頭皮全体をほぐす
2.後頭部から頭頂部にかけて指圧する
3.側頭部から頭頂部にかけて指圧する
4.額から頭頂部にかけて指圧する
5.頭頂部をまんべんなく指圧する
6.手のひらで包み込むようにプレスする
頭皮マッサージの詳しいやり方はこちら
過度なドライヤーは避ける
冬場は頭皮が乾燥するため、髪の毛を洗った後に自然乾燥させている方もいるのではないでしょうか。
実は、髪の毛や頭皮が濡れた状態が続くと、雑菌が繁殖して脂漏性皮膚炎などのトラブルを引き起こす可能性があります。
とはいえ、ドライヤーを長時間使用すると、ただでさえ乾燥しやすい冬の頭皮がさらに乾燥してしまうため、ドライヤーの使い方には注意が必要です。
ドライヤーを掛ける前にはしっかりとタオルドライを行い、余分な水分をふき取っておくのがポイントです。
タオルドライを終えたら髪の毛を持ち上げるようにして、髪の毛の根元から乾かし始めましょう。
ドライヤーからは熱風が噴き出しているため、髪の毛から20センチメートルほど離してください。8割方乾いたら冷風に切り替えて仕上げましょう。

sec.4 頭皮をケアして冬のトラブルを回避しましょう

冬場に頭皮が乾いてしまう要因は、外気の湿度低下のほか、エアコンによる空気の乾燥も考えられます。
頭皮が乾燥するとかゆみや赤みだけでなく、フケや不快な臭い、湿疹、かさぶたなどのトラブルを引き起こす可能性があります。
洗浄力の強いシャンプーも頭皮の乾燥を招く一因のため、ココイルグルタミン酸Naや、ラウロイルグルタミン酸Naなどの保湿成分を含むシャンプーを使用するのがおすすめです。
シャンプーを終えたらドライヤーで適度に頭皮を乾かし、専用のローションや育毛剤で保湿を行い、冬のトラブルを回避しましょう。
頭皮の乾燥だけでなく冷えや血行不良、肩こりなどが気になる方は、頭皮マッサージに取り組むのもおすすめです。

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この記事の監修
医薬開発研究課 課長/毛髪診断士 桜庭 翔

商品開発課 課長/毛髪診断士

桜庭 翔

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大学卒業後、美容・健康通販メーカーに入社し、基礎化粧品やボディケア商品の企画開発業務を担当。
2020年にアンファー株式会社に転職。

2020年:スキンケアブランド「DISM」の商品開発チームにジョイン
2021年:男性ダイエットブランドの立ち上げ及び商品開発業務
2022年:男性妊活ブランド「オムテック」の立ち上げ及び商品開発業務
2023年: 「スカルプD」商品開発責任者
2024年(現在): 「スカルプD」 「スカルプDボーテ」商品開発責任者

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