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頭皮が敏感で痒い・痛い!敏感な頭皮の特徴や原因、見直したいヘアケア方法

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頭皮が敏感で痒い・痛い!敏感な頭皮の特徴や原因、見直したいヘアケア方法

頭皮は10万本とも言われる髪の毛に覆われていますが、他の箇所と比べると意外と肌のバリア機能が弱く、乾燥して肌トラブルを引き起こしやすい部位の1つです。この記事では、頭皮が敏感で痛みや痒みが出やすい方向けに、健康な頭皮を目指すための正しいヘアケアのやり方を紹介しています。

sec.1 頭皮が敏感ってどういう状態?

頭皮が敏感な状態とは、バリア機能が低い状態です。
頭皮の表面は皮脂と汗で構成される皮脂膜によって覆われており、細菌やウイルスや摩擦といった刺激から肌を守っています。
肌を守るバリア機能が低下すると刺激に対して反応しやすくなり、いわゆる敏感肌になるリスクが増加します。

敏感肌と聞くと、顔をイメージする方も多いかもしれません。
しかし、実際は皮膚であればどこでも敏感肌になる可能性があり、頭皮も例外ではありません。

頭皮が敏感になると外部からの刺激によって肌の赤みやフケ、吹き出物といった頭皮トラブルが起きやすくなります。

sec.2 【セルフチェック】敏感な頭皮の特徴

頭皮が敏感になると痒みや痛みを引き起こしやすいうえ、切れ毛や抜け毛などのリスクも増加します。
以下の項目に当てはまる方は、頭皮が敏感な状態になっている可能性があるため注意してください。

・フケがでる
・シャンプーや整髪料が頭皮に沁みる
・毎日髪の毛を洗っているのに頭皮に痒みや赤みが出る
・頭皮がカサカサと乾燥している
・オイリー肌なのにカサカサしている箇所がある
・ニキビや吹き出物が出やすい

sec.3 頭皮が敏感になる原因

頭皮が敏感になる原因

頭皮が敏感になる主な原因は以下の5つです。

・乾燥
・加齢
・ダメージ
・ストレス
・乱れた生活習慣

まずは自分の頭皮がなぜ敏感になっているのか、原因を把握しておきましょう。

乾燥
肌のバリア機能が働くためには、角層内の水分が保たれていなければなりません。
何らかの原因により角層内の水分が蒸散すると、乾燥によりバリア機能が低下するため、頭皮も敏感になりやすいです。
頭皮が乾燥する原因は誤ったヘアケアや紫外線、季節による湿度の低下、エアコンなどさまざまです。
加齢
加齢も頭皮が敏感になる原因の1つです。
年齢を重ねると表皮や真皮が薄くなるため、肌のバリア機能が低下して少しの刺激にも反応しやすくなります。
また、肌の潤いを保つコラーゲンやエラスチンは、年齢とともに減少する傾向にあります。
年齢を重ねると肌のハリや弾力が失われ、シワやたるみが目立ちやすくなるのもそのためです。
ダメージ
以下のような外部からのダメージも頭皮が敏感になるリスクが増加させます。
・肌質に合わないヘアアイテム
・頻繁なヘアカラーやパーマ
・紫外線
・爪でゴシゴシ擦るなど誤ったヘアケア習慣
・ドライヤーの熱
肌のバリア機能が働くためには、角層内の水分が保たれ、適度な皮脂膜で頭皮が覆われている必要があります。
しかし、頭皮にかかる上記のダメージにより表皮から皮脂膜が失われると、バリア機能の低下により頭皮が敏感になってしまいます。
ストレス
ストレスも頭皮が敏感になる原因です。
過度なストレスにより自律神経が乱れると、交感神経が優位に傾いて血管が収縮し、血液の循環が阻害されます。
頭皮に送られる血液の循環が阻害されると、酸素や栄養が不足。これによりターンオーバーに乱れが生じ、肌のバリア機能が低下します。
乱れた生活習慣
乱れた生活習慣も肌のターンオーバーを崩し、バリア機能を低下させます。
例えば慢性的な睡眠不足状態に陥ると、夜間に分泌される成長ホルモンの分泌量が減少し、ターンオーバーが活発に行われなくなります。
また、暴飲暴食により頭皮へと送られる栄養不足もよくありません。
暴飲暴食の習慣があると。寝ている間に消化・吸収にエネルギーが使われるため、結果としてターンオーバーに乱れが生じやすくなります。
運動不足による筋力の低下やストレスも、血行を阻害してターンオーバーを乱す原因となるため気をつけてください。

sec.4 敏感から健康な頭皮を目指すヘアケア

敏感から健康な頭皮を目指すヘアケア

敏感肌から健康な頭皮へと変わっていくためには、以下の3点を意識してヘアケアに取り組む必要があります。

・刺激の少ないシャンプーを選ぶ
・シャンプーのやり方を見直す
・ローションや育毛剤で保湿する

今日から始められるケアばかりですので、少しずつ習慣づけましょう。

刺激の少ないシャンプーを選ぶ
シャンプーに配合されている成分が肌質に合わないと、頭皮にダメージを与え、敏感肌の原因になります。
特にラウレス硫酸ナトリウムやラウリル硫酸ナトリウムなどのいわゆる「合成界面活性剤」を配合したシャンプーには注意が必要です。
合成界面活性剤は洗濯洗剤や食器洗い洗剤にも配合されており、洗浄力が高くて泡立が良い点が特徴です。
しかし、人間の肌は皮脂で汚れた衣服や油にまみれた食器ではありません。
強すぎるシャンプーの洗浄力により頭皮を守るべき皮脂膜が奪われると、バリア機能が低下して敏感肌になるリスクが増加します。
シャンプーをしているのに頭皮の痒みや赤みが出る方は、洗浄力のマイルドなアミノ酸系のシャンプーに変えてみてください。
シャンプーのやり方を見直す
敏感肌の方が健康は頭皮を目指すためには、毎日のシャンプーのやり方も大切なポイントです。
頭皮環境を良好に保つためにも、以下のヘアケアに取り組んでください。
・シャンプーの前にブラッシングしておく
・髪の毛だけでなく頭皮も予洗いする
・シャンプーを手のひらで十分に泡立てる
・時間をかけてしっかりとすすぐ
・タオルドライで余分な水分をふき取っておく
敏感肌の方がシャンプーをする際のポイントは、頭皮に摩擦を加えず、なるべく短時間で済ませる点です。
ブラッシングや予洗いである程度の汚れや皮脂を落としておけば、シャンプーをする時間が短縮できます。
また、シャンプーを手のひらで十分に泡立てると、頭皮に余計な刺激が加わりません。すすぎをしっかりと行うと、かゆみの原因となるすすぎ残しを避けられます。
シャンプーの後にはドライヤーの時間を短縮するため、十分にタオルドライをしてください。
ローションや育毛剤で保湿する
頭皮の乾燥を防ぐためには、洗髪後にローションや育毛剤で保湿するのも効果的です。
育毛剤を頭皮の保湿目的で使用する際は、以下の成分が配合されている商品がおすすめです。
・アロエエキス
・海藻エキス
・オウバクエキス
・エラスチン
・アセチルグルコサミン
・リシン
・ポリリン酸ナトリウム
育毛剤を使用すると頭皮の保湿だけでなく、髪の毛を太く丈夫に成長させるメリットも期待できます。

sec.5 頭皮が敏感なときはまずシャンプーを見直しましょう

頭皮は肌のバリア機能が低下し、外部の刺激などに対して敏感になりやすい部位の1つです。頭皮が敏感になる主な原因は加齢や乾燥、ストレス、外部からのダメージ、乱れた生活習慣がもたらすターンオーバーの乱れです。
ターンオーバーが乱れると、表皮が未熟な角質で覆われてしまうため、少しの刺激に対しても過敏に反応します。ターンオーバーの周期を整えるためには、生活習慣や食習慣を見直し、適度にストレスを発散するのがおすすめです。
また、肌質に合っていないシャンプーや誤ったヘアケアも、機械的な刺激により頭皮を過敏にする恐れがあります。頭皮が敏感なときは洗浄力のマイルドなアミノ酸系シャンプーに替えるなど、まずはシャンプーを見直しましょう。

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この記事の監修
医薬開発研究課 課長/毛髪診断士 桜庭 翔

商品開発課 課長/毛髪診断士

桜庭 翔

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大学卒業後、美容・健康通販メーカーに入社し、基礎化粧品やボディケア商品の企画開発業務を担当。
2020年にアンファー株式会社に転職。

2020年:スキンケアブランド「DISM」の商品開発チームにジョイン
2021年:男性ダイエットブランドの立ち上げ及び商品開発業務
2022年:男性妊活ブランド「オムテック」の立ち上げ及び商品開発業務
2023年: 「スカルプD」商品開発責任者
2024年(現在): 「スカルプD」 「スカルプDボーテ」商品開発責任者

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