STORE

頭皮のつまりはトラブルの元!つまりの原因や改善方法を解説

最終更新日:

頭皮のつまりはトラブルの元!つまりの原因や改善方法を解説

頭皮のつまりがあると毛穴の中にある老廃物や皮脂を排出することができなくなり、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。この記事では、頭皮がつまる主な原因や放置した際に考えられるリスク、および改善法について解説しています。

sec.1 頭皮がつまる原因

頭皮の毛穴は、下記が原因でいつの間にかつまっていることがあります。

・皮脂の過剰分泌
・皮脂や汚れが残っている

ここでは、頭皮がつまる2つの原因について解説します。

皮脂の過剰分泌
頭皮がつまる原因の1つが皮脂の過剰な分泌です。
皮脂とは毛穴の内部にある皮脂腺から分泌されるエマルション状の液体で、トリグリセライドやワックスエステル、スクアレンなどで構成されています。
頭皮の表面の皮脂膜はほとんどが皮脂から作られており、皮脂には皮膚を外部の刺激から守るバリアとしてのはたらきがあるのです。
しかし、頭皮の乾燥や生活習慣の乱れにより皮脂が過剰分泌されると、頭皮につまりやすくなります。
洗浄力の強いシャンプーで髪を洗うなどして頭皮が乾燥すると、バリア機能を取り戻すために、かえって皮脂の分泌量が増加
皮脂が過剰に分泌される原因としては皮膚の乾燥以外にも、スナック菓子やジャンクフードを始めとした脂質の多い食品の食べ過ぎ、睡眠不足、ストレスといった生活習慣の乱れも挙げられます。
皮脂や汚れが残っている
皮脂の分泌量が正常であっても、皮脂や汚れが落としきれていないと毛穴をつまらせてしまう可能性があります。
もし毎日シャンプーをしているのに頭皮のつまり気になるようであれば、洗い方が間違っているのかもしれません。

sec.2 頭皮のつまりを放置すると?

皮脂の過剰な分泌による頭皮のつまりを放置すると、次のようなトラブルを引き起こす可能性が高くなります。

・薄毛・抜け毛につながる
・ニキビができやすくなる
・臭いの原因になる

ここでは、頭皮のつまりを放置するデメリットについて解説します。

薄毛・抜け毛につながる
頭皮のつまりを放置すると、薄毛や抜け毛につながる可能性があります。
過剰に分泌された皮脂が角質やほこりなどと混じり合って毛穴の内部につまると、血管や他の髪の毛を圧迫することも。頭皮の血行不良を引き起こしたり、他の髪の毛を圧迫したりすると、髪の毛が細く、弱々しく成長する可能性もあるため注意が必要です。
また、皮脂が過剰に分泌されると脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)の発症リスクも高くなります。
脂漏性皮膚炎は男性に多く見られる薄毛であるAGA(男性型脱毛症)とも深く関わっていると考えられているため、皮脂の過剰な分泌にともない抜け毛が増えている方は要注意です。
ニキビができやすくなる
頭皮のつまりを放置すると、ニキビができやすくなります
過剰に分泌された皮脂と角質、ほこりなどがまじりあって毛穴につまると「コメド」が形成されます。コメドを放置すると炎症を起こして赤ニキビになったり、膿が溜まった黄ニキビになったりする可能性もあるため注意が必要です。
頭皮は髪の毛で隠れているため、ニキビができても気づかずに引っ掻いてしまい、一度できたらなかなか治らないこともあるでしょう。
臭いの原因になる
頭皮のつまりを放置すると、不快な臭いの原因となる可能性もあるため注意が必要です。
頭皮には外部の侵入者から皮膚を守るための常在菌が存在しています。
通常であれば常在菌が悪さをすることはありません。しかし、過剰な皮脂の分泌などが原因で頭皮環境が悪化すると、常在菌の数が増加します。
常在菌が皮脂を分解する際に、ノネナールやアルデヒドといった臭い物質が生成され、頭皮の嫌な原因につながります。

sec.3 頭皮のつまりを改善する方法

さまざまな頭皮トラブルの原因につながる頭皮のつまりは、早めの改善がおすすめです。

・スカルプシャンプーを使う
・頭皮クレンジングをする
・丁寧にシャンプーする
・育毛剤で保湿する
・生活習慣を見直す
・サロンでケアする

ここでは、頭皮のつまりを改善する方法について解説します。

スカルプシャンプーを使う
スカルプシャンプーとは、頭皮(スカルプ)を健やかに保つことを第一に考えられたシャンプーのことです。通常のシャンプーのように髪や頭皮を洗浄する役割に加え、下記の働きが期待できます。
・過剰な皮脂を落とす
・頭皮の汚れをしっかり落とす
・頭皮に潤いを与え、やわらかくする
頭皮の汚れをしっかりと落としつまりの改善が期待できると同時に、保湿効果により頭皮をより健やかに保てます。
より効果を実感したいのであれば有効成分を含む薬用のスカルプシャンプーの使用がおすすめです。
詳しくはこちら
頭皮クレンジングをする
頭皮クレンジングとは専用のオイルを使って頭皮の毛穴の汚れをきれいにする方法です。
ヘアサロンで行われることが多いですが、市販のクレンジングオイルがあれば自宅でもケアできます。頭皮クレンジングの手順は以下の通りです。
1.オイルを頭皮になじませる
2.指の腹で1~3分マッサージする
3.洗い流す
頻繁におこなうと皮膚を守るべき皮脂まで洗い流してしまいます。
そのため、頭皮クレンジングは週に1回、多くでも週に2回までにとどめるよう注意しましょう。
丁寧にシャンプーする
丁寧にシャンプーすることも、頭皮のつまりを改善する方法の1つです。
下記の手順に沿って、毎日丁寧にシャンプーをしてください。
1.髪の毛のもつれをとる
2.頭皮をお湯で予洗いする
3.シャンプーを泡立て、髪の毛を洗う
4.毛の流れに逆らうようにすすぐ
5.もう一度シャンプーを泡立て、頭皮を洗う
6.時間をかけてすすぐ
詳しいやり方はこちら
シャンプーする際のポイントの1つが湯温です。
湯温が低すぎると、皮脂をしっかりと洗い流すことができません。
しかし、湯温が高すぎると頭皮を守るべき皮脂まで洗い流してしまい、かえって皮脂の分泌量を増大させる可能性があります。
そのため、シャンプーする際には湯温を36℃から38℃に設定し、洗い残しがないようしっかりとすすぐことがおすすめです。
育毛剤で保湿する
皮脂の過剰な分泌は頭皮の乾燥が原因のこともあるため、保湿も大切です。
市販の育毛剤には保湿成分が含まれているため、毛穴のつまりを改善するために活用してみてくださいね。育毛剤の使い方は下記の通りです。
1.シャンプーで汚れを落とす
2.タオルドライする
3.ドライヤーで乾かす
4.育毛剤を湿布する
5.頭皮マッサージする
詳しいやり方はこちら
育毛剤はシャンプーで清潔になったあとに使うのがおすすめです。
育毛剤を使う際は頭皮を完全に乾かさず、少し湿った状態にしておくとよいでしょう。少し湿っている方が、育毛剤の成分が頭皮に浸透しやすくなります。
育毛剤を塗布したら指の腹で優しく頭皮マッサージを行い、その後自然乾燥で乾かします。
生活習慣を見直す
脂質の多い食品、睡眠不足、ストレスといった生活習慣も皮脂の分泌量を増大させるため、頭皮のつまりを改善するには生活習慣の見直しも欠かせません。
脂っこい食品の摂取は控え、良質の睡眠をとるように心がけましょう。
ストレスは改善にシャットアウトすることは困難なので、自分なりのストレス発散法を見つけておくことがおすすめです。
1.髪の毛のもつれをとる
2.頭皮をお湯で予洗いする
3.シャンプーを泡立て、髪の毛を洗う
4.毛の流れに逆らうようにすすぐ
5.もう一度シャンプーを泡立て、頭皮を洗う
6.時間をかけてすすぐ
サロンでケアする
頭皮のつまりを改善するには、ヘッドスパをやっているサロンで施術を受ける方法もあります。
サロンではプロが専用の薬剤を使用して頭皮のつまりを解消してくれるため、自身でやるよりも高い効果が見込めるでしょう。頭皮マッサージもしてもらえるため、血行促進やストレス発散にも効果的です。

sec.4 日々のケアで頭皮のつまりを解消しましょう

頭皮のつまりを放置すると、薄毛やニキビ、臭いなどの頭皮トラブルにつながります。
頭皮のつまりは皮脂の過剰な分泌や誤ったヘアケアによる汚れの落とし損ねが原因です。そのため、普段から正しい方法でヘアケアをおこない、食習慣や生活習慣を見直すことが重要です。

将来の抜け毛や薄毛のリスクを下げるためにも、今回ご紹介した方法を参考に毎日のケアに取り組み、頭皮のつまりを改善・予防しましょう。

まずはお試し!

数量限定
シャンプー&パックコンディショナーの
ミニパウチセット

商品名 スカルプD 薬用スカルプシャンプー&
パックコンディショナーミニパウチ
スカルプD 薬用スカルプシャンプー&
パックコンディショナー
価格 1,650円(税込) 8,200円(税込)
使用期間目安 約14日分 約2ヶ月
※1回2プッシュ
受け取り ポスト投函 宅配
この記事の監修
医薬開発研究課 課長/毛髪診断士 桜庭 翔

商品開発課 課長/毛髪診断士

桜庭 翔

>他の監修記事はこちら

大学卒業後、美容・健康通販メーカーに入社し、基礎化粧品やボディケア商品の企画開発業務を担当。
2020年にアンファー株式会社に転職。

2020年:スキンケアブランド「DISM」の商品開発チームにジョイン
2021年:男性ダイエットブランドの立ち上げ及び商品開発業務
2022年:男性妊活ブランド「オムテック」の立ち上げ及び商品開発業務
2023年: 「スカルプD」商品開発責任者
2024年(現在): 「スカルプD」 「スカルプDボーテ」商品開発責任者

■PR

髪や頭皮の悩み・・・結局どう対処すればいいの!?

関連コラム

【毛髪診断士監修】頭皮マッサージと正しいシャンプー方法で健やかな髪を保つ

【毛髪診断士監修】頭皮マッサージと正しいシャンプー方法で健やかな髪を保つ

最終更新日: 2025/03/04

これから生えてくる髪も、ずっと健やかに保ちたい。薄毛も防ぎたい。そんな方におすすめなのが、頭皮マッサージをプラスしたシャンプー方法。シャンプーの本来の役割は「髪を洗う」ではなく「頭皮を洗い、マッサージをする」こと。その具体的な方法をご紹介。

CHECK

【毛髪診断士監修】フケを治す洗い方はある?フケが気になる場合に試したいシャンプー方法を解説

【毛髪診断士監修】フケを治す洗い方はある?フケが気になる場合に試したいシャンプー方法を解説

最終更新日: 2025/03/04

フケの原因や、フケの予防を期待できる正しい洗髪方法をご紹介します。

CHECK

【毛髪診断士監修】ホホバオイルで頭皮ケア!適度な保湿で乾燥や抜け毛、薄毛などを改善しよう

【毛髪診断士監修】ホホバオイルで頭皮ケア!適度な保湿で乾燥や抜け毛、薄毛などを改善しよう

最終更新日: 2025/03/04

頭皮が乾燥する原因を確認し、頭皮ケアに最適なホホバオイルの特徴と使い方を知って、頭皮を正常な状態に保ち、トラブルを予防、改善する方法をご紹介します。

CHECK

【毛髪診断士監修】フケ、かゆみ…頭皮の乾燥トラブルはベビーオイルマッサージで解決

【毛髪診断士監修】フケ、かゆみ…頭皮の乾燥トラブルはベビーオイルマッサージで解決

最終更新日: 2025/03/04

頭皮が乾燥しがちな人におすすめの方法がオイルケアです。低刺激で値段も手ごろなベビーオイルを使った乾燥対策の頭皮ケアを、具体的な方法を含めて説明します。

CHECK

【毛髪診断士監修】頭皮のボコボコはリンパが原因?かさぶたや病気が疑われる場合の対処法も解説

【毛髪診断士監修】頭皮のボコボコはリンパが原因?かさぶたや病気が疑われる場合の対処法も解説

最終更新日: 2025/03/04

頭皮のボコボコの原因や対処法を解説します。

CHECK

【毛髪診断士監修】重曹シャンプーで頭皮ケア!薄毛や白髪への効果と、実際の使用感をご紹介

【毛髪診断士監修】重曹シャンプーで頭皮ケア!薄毛や白髪への効果と、実際の使用感をご紹介

最終更新日: 2025/03/04

重曹シャンプーの効果や注意点などを解説します。

CHECK

【毛髪診断士監修】そのフケ・かゆみ、頭皮の乾燥が原因かも。乾燥を防ぐシャンプー選びのポイントは?

【毛髪診断士監修】そのフケ・かゆみ、頭皮の乾燥が原因かも。乾燥を防ぐシャンプー選びのポイントは?

最終更新日: 2025/03/04

頭皮がかゆい、パラパラとフケが出る。乾燥状態が続くと、頭皮を守るバリア機能が弱くなり、将来の薄毛につながってしまう危険性が。乾燥を防ぐセルフケアで、頭皮を健康に保っていきましょう。

CHECK

【毛髪診断士監修】頭皮の臭いが気になる…。その悩み、シャンプーで解決できる?

【毛髪診断士監修】頭皮の臭いが気になる…。その悩み、シャンプーで解決できる?

最終更新日: 2025/03/04

ちゃんとシャンプーしているのに頭の臭いが気になる方は、対策が間違っているのかもしれません。頭の臭いの原因やシャンプーの選び方を正しく知って、臭いを元から断ちましょう。

CHECK