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頭皮の汗が止まらない!頭皮に汗をかく原因は?対処・予防方法も紹介

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頭皮の汗が止まらない!頭皮に汗をかく原因は?対処・予防方法も紹介

頭皮に汗をかくことは珍しくありませんが、日常生活に支障をきたすほどの汗をかく場合は、病気を発症している可能性があります。また、頭皮の汗を放置するとトラブルにつながる可能性もあるため注意が必要です。こちらの記事では、頭皮に汗をかく原因や起こり得るトラブル、および対処法について解説しています。

sec.1 頭皮に汗をかく原因

頭皮に汗をかく原因や、汗が止まらない原因は主に次の2点です。

・新陳代謝が活発
・頭部多汗症を発症している

ここでは、頭皮に汗をかく2つの原因について詳しく解説します。

新陳代謝が活発
頭皮に汗をかく原因の1つが、新陳代謝が活発であることです。そもそも人間が汗をかく理由は、必要以上に体温が上昇するのを避けるためです。
基本的に体温が高いと血行が促進され、免疫力の向上につながるのですが、体温が上がり過ぎた場合には、脱水症状や意識障害を引き起こす可能性があります。
また、頭には身体の中でもっと重要な器官である脳が入っていますが、脳の温度が上がると深部体温の上昇し、睡眠の質を低下させるため、頭から発汗して熱を逃がすのではないかと考えられています。
そのため、汗をかきやすい人は新陳代謝が活発で、体温調節機能が正常に働いていると考えられます。
頭部多汗症を発症している
頭皮から異常に汗をかいたり発汗がなかなか治まらなかったりする場合、頭部多汗症を発症している可能性も疑われます。

頭部多汗症とは、気温が低くても運動をしていなくても、頭皮から多量の汗をかく状態です。
発汗は大きく分けて暑いときに汗をかく「温熱性発汗」と、緊張したときなどに汗をかく「精神性発汗」、および辛い物を食べたときに汗をかく「味覚性発汗」の3種類に分けられます。頭部多汗症は精神性発汗が亢進した状態と考えられており、不安や緊張といったストレスも発汗の原因になり得ます。
頭皮が濡れる、髪の毛から汗が落ちてくるほどの汗をかいている場合は頭部多汗症の可能性があることを視野に入れておきましょう。

sec.2 頭皮の汗が招くトラブル

ヘアセットの乱れなどを引き起こす頭皮の汗ですが、さらに下記のようなトラブルも引き起こす可能性上がります。

・湿疹につながる
・臭いが強くなる
・抜け毛が多くなる

ここでは、頭皮の汗が招くトラブルについて詳しく解説します。

湿疹につながる
頭皮に汗をかくと雑菌が繁殖し、頭皮に湿疹ができることがあります。
湿疹はかゆみを伴うこともあり、無意識に掻きむしると頭皮に傷がつき、炎症を引き起こすリスクが高くなります。その結果、頭皮環境を悪化させてしまう恐れもあるため注意が必要です。
臭いが強くなる
頭には髪の毛が生えているため、水分が蒸発しにくく蒸れてしまいがちです。頭が蒸れると雑菌が繁殖し、臭いの原因につながります
また、汗と皮脂が混ざり合い酸化すると加齢臭ともいわれる臭い物質「ノネナール」が発生します。
抜け毛が多くなる
多量の汗により雑菌繁殖や頭皮の炎症が起こると頭皮環境が悪化し、ヘアサイクルが乱れる恐れがあります。ヘアサイクルとは髪の毛が生えて抜け落ちるまでの周期のことを指し、下記の3つの時期に分かれます。
成長期 毛母細胞が活発に分裂して髪の毛が成長する時期。
ヘアサイクル全体の85%~90%を占める
退行期 毛母細胞の分裂が鈍くなり、休止期に向かう時期。
ヘアサイクル全体のおよそ1%を占める
休止期 髪の毛の成長が完全にストップし抜け落ちるのを待つ時期。
ヘアサイクル全体のおよそ10%~15%を占める
頭皮環境が悪化すると上記のヘアサイクルが乱れてしまい、抜け毛が増える可能性があるのです。
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sec.3 頭皮に汗をかいたときの対処法

頭皮の汗を放置すると、湿疹や臭いにつながります。
下記の対処法を行ない、頭皮の汗をこまめにケアしましょう。

・身体を冷やす
・こまめに汗を拭き取る
・制汗剤を使う

ここでは、頭皮に汗をかいたときの対処法について詳しく解説します。

身体を冷やす
頭皮に汗をかいたときには、身体を冷やすのが効果的です。そもそも汗は体温を下げる目的で出てくるものなので、身体を冷やせば汗をかく必要がなくなるからです。
太い血管が通っている脇の下や首筋などを冷たい水の入ったペットボトルなどで冷やすと、効率よく体温を下げることが期待できます。
こまめに汗を拭き取る
頭皮に汗をかいたときには、ハンカチやタオルでこまめに拭き取るよう意識しましょう。こまめに拭き取ることで頭皮の蒸れを防ぎ、雑菌の繁殖を妨げる結果につながります。

ただし、汗を拭き取るときにハンカチやタオルで頭皮をゴシゴシ擦るのはよくありません。頭皮にダメージが加わると頭皮環境の悪化を招く恐れがあります。乾いたハンカチやタオルを押し当てるようにして優しく汗を拭き取りましょう。

頭皮の汗を拭き取るのは、いったん体温を下げてからがおすすめです。なぜなら体温が下がらない内に汗を拭き取ったとしても、また汗をかいてしまう結果となるからです。
制汗剤を使う
頭皮に大量の汗をかく場合は、制汗剤で汗を抑える方法もあります。制汗剤と聞いた場合には脇用の商品をイメージされる方もいらっしゃいますが、最近は頭皮用の制汗剤も発売されています。
制汗剤には汗腺を塞いで汗の排出を抑える成分や、肌を引き締める収れん剤などが含まれており、汗を一時的に減らせるのが特徴です。

sec.4 【予防】頭皮に汗をかきにくくする方法

頭皮の汗をかく前に予防するためには、次の3つの方法がおすすめです。

・辛い物を食べない
・体温調節しやすい服装にする
・病院で治療を受ける

ここでは、頭皮に汗をかきにくくする方法について詳しく解説します。

辛い物を食べない
頭皮の汗をかきにくくするためには、辛い物を食べないようにするのがおすすめです。辛い物を食べると反射反応で顔や頭から汗をかいてしまうといわれています。
体質によっては吹き出すように汗をかくこともあるため、なるべく辛い物を口にしないよう心がけましょう。
体温調節しやすい服装にする
頭皮の汗をかきにくくするためには、体温調節しやすい服装にすることも重要です。
汗は体温を調節するために排出されます。そのため、暑いと感じたらすぐに薄着になるなど、体温調節がしやすい服装にすると汗が出てくるのを防げるかもしれません。
病院で治療を受ける
特に日常生活に支障をきたすほどの汗は、自力で予防・改善することが難しいかもしれません。そういった場合には病院で治療を受ける方法もあります。
病院では外用薬や内服薬を用いて、多汗症の治療を行っています。暑くもないのに異常な量の発汗が続く場合には、病院への受診がおすすめです。

sec.5 頭皮の汗は臭いやかゆみなどのトラブルにつながります

頭皮の汗は体温を下げるために排出されますが、放置した場合には臭いやかゆみ、抜け毛といったトラブルを引き起こす可能性もあるため注意が必要です。
頭皮の汗を抑えるためには、辛い食べ物を避けたり、制汗剤を利用したりすると良いでしょう。

ただし、暑くもないのに明らかに異常な量の発汗が見られる場合、頭皮多汗症を発症している可能性も疑われます。
頭皮多汗症を発症している場合は自力での予防・改善が困難であるため、専門の医療機関で見てもらうようにしましょう。

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この記事の監修
医薬開発研究課 課長/毛髪診断士 桜庭 翔

商品開発課 課長/毛髪診断士

桜庭 翔

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大学卒業後、美容・健康通販メーカーに入社し、基礎化粧品やボディケア商品の企画開発業務を担当。
2020年にアンファー株式会社に転職。

2020年:スキンケアブランド「DISM」の商品開発チームにジョイン
2021年:男性ダイエットブランドの立ち上げ及び商品開発業務
2022年:男性妊活ブランド「オムテック」の立ち上げ及び商品開発業務
2023年: 「スカルプD」商品開発責任者
2024年(現在): 「スカルプD」 「スカルプDボーテ」商品開発責任者

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