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頭皮の湿疹(脂漏性皮膚炎)の原因は?対策方法や効果的なシャンプーの見つけ方をご紹介

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頭皮の湿疹(脂漏性皮膚炎)の原因は?対策方法や効果的なシャンプーの見つけ方をご紹介

頭がかゆいな、と思って触ってみると、頭にポツポツ湿疹が! その原因は、もしかしたらシャンプーかもしれません。そこで、今回は主な湿疹の種類や湿疹対策になるシャンプーの選び方のポイント、そして使い方をご紹介します。

sec.1 頭皮湿疹の主な自覚症状

●頭皮がかゆい
●頭皮が赤くなっている
●シャンプーや整髪料がしみる感じがする
●フケが出る
●頭皮がべたつく
●頭皮がつっぱる

頭皮湿疹とは、頭皮が炎症を起こして赤斑や丘疹、小さな水疱などができている状態です。全体的に肌が褐色化し、ガサガサとした状態になっていることもあります。
かゆい、しみるなどの自覚症状を伴うことが多いため、そこから頭を触ってみて、症状に気づく方も多いようです。上記のような症状が現れたら、早めに対策を取りましょう。

sec.2 頭皮の湿疹はなぜできる?主な原因

頭皮湿疹の原因は主に5つに分けられます。病名に馴染みがなくとも、そのきっかけは身近な原因の可能性もあるので、どれに当てはまるかひとつずつ確認していきましょう。

接触性皮膚炎
皮膚に合わない物質が直接接触することで起こる、アレルギー反応の一種。頭皮に合わない成分を含んだシャンプーやコンディショナー、頭髪料などが原因になるケースが大半です。
脂漏性湿疹
過剰に分泌した皮脂に「マラセチア菌」という真菌が繁殖することで起こります。皮膚が赤みを帯び、鱗屑(りんせつ)というフケのようなものが出ることも。頭皮のほかには顔や胸、背中、わきの下など、皮脂分泌の多いところに見られます。
皮脂欠乏性皮膚炎(乾燥性皮膚炎)
乾燥により肌を守るバリア機能が低下し、皮膚がひび割れたり皮がむけたりすることで起こります。乾燥肌の方に起こりやすいですが、季節の乾燥や、シャンプーのし過ぎによる乾燥が原因になることもあります。
膿痂湿疹(のうかしっしん)
頭皮に傷がつき、そこに細菌が繁殖することで起こります。頭を強く掻く、爪を立てて髪を洗う、強いブラッシングを行うことなどが原因です。
アトピー性皮膚炎
アレルギー体質や、皮膚のバリア機能がもともと弱い方に起こりやすい慢性的な病気です。全身または部分的に強いかゆみを伴う湿疹ができるのが特徴です。

sec.3 頭皮の湿疹の対策方法

頭皮湿疹には主に3つの対策方法があります。頭皮の状況に応じて、適切な対策方法を見極めましょう。

シャンプー選びを見直す
まずは、いま使っているシャンプーを見直してみましょう。
皮脂が過剰に分泌している】⇒皮脂をコントロールできるシャンプーを使う
皮膚が乾燥している】⇒皮脂を取りすぎない&潤いを与えられるシャンプーを使う
アレルギー体質である】⇒低刺激な成分配合のシャンプーを使う
頭皮に傷がある】⇒低刺激な成分配合のシャンプーを使う、洗い方やヘアケアに気をつける
症状に合わせて上記のような対策をすれば、頭皮環境が整い、状態が良くなっていくことが期待できるでしょう。自分の頭皮タイプや状況に合ったシャンプーを正しく見つけて、頭皮ケアに役立てましょう。

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生活習慣を整える
偏った食生活や不規則な睡眠習慣、ストレスは頭皮の皮脂分泌量を乱します。脂肪分の多い食事は控え、皮脂量をコントロールするビタミンB群や抗ストレスホルモンの分泌に効果的なビタミンCを積極的に摂るようにしましょう。アトピー性皮膚炎などの生活習慣が直接的な原因ではない病気の場合も、睡眠不足やストレスなどによって症状が悪化する恐れがあります。日々の心がけで対策できることばかりなので、少しずつ習慣づけて生活習慣を整えましょう。
医療機関で相談する
頭皮に合ったシャンプーに変えても、生活習慣を整えても頭皮の湿疹が治らない場合は、早めに皮膚科へ相談しましょう。専門医に原因を見極めてもらい、適切な薬での治療を行うことが大切です。一般的に、頭皮の湿疹は塗り薬による治療が行われます。

sec.4 頭皮の湿疹が起こりにくいシャンプーを見つける4つのポイント

湿疹が起こりにくいシャンプーを見つけるポイントは、「洗浄成分」「頭皮タイプ」「頭皮に良い成分」の3つです。さらに医療機関でも推奨されているパッチテストの方法を加えた4つのポイントについて紹介していきます。

洗浄成分を確認する
「洗浄成分」は、名前の通り汚れを落としてキレイにする成分のこと。シャンプーには必ず入っているものですが、製品によって違いがあります。主な洗浄成分は「せっけん系」「高級アルコール系」「アミノ酸系」の3つです。
せっけん系と高級アルコール系は洗浄力が強く使用感は爽快ですが、頭皮の状況によっては必要な皮脂まで取りすぎてしまうことも。一方で洗浄成分がマイルドなアミノ酸系は、肌への刺激は少ないですが、皮脂の分泌量によっては余分な皮脂を取り除けない恐れがあります。
頭皮タイプに合っているか確認する
シャンプーには、「脂性肌」「乾燥肌」「敏感肌」といった頭皮タイプに合わせた商品があります。自分の普段の状態から、何となく選んでいる人も多いですが、実は乾燥肌なのに、乾燥しすぎで皮脂が過剰になってベタついてしまう「隠れ乾燥肌」など、実は真逆の場合もあるので注意しましょう。
基本的に頭皮は、顔やカラダの状態と同じ性質であると言われています。洗顔後、何もせずに顔が乾燥するようなら乾燥肌、脂が浮いてくるようなら脂性肌。顔が敏感肌なら、頭皮も刺激に弱くなりやすいタイプです。
頭皮に良い成分が入っているか確認する
「スカルプシャンプー」という名前がついているシャンプーは、頭皮の健康を第一に考えて設計されたもの汚れをしっかり落とす・肌を保湿する・皮脂の過剰分泌を抑える・肌を柔らかく保つ・血行を促進するといった働きが備わっています。
中でも名前に「薬用」とついているものは有効成分が入っており、より効果が期待できる「医薬部外品」として、厚生労働省より認可を受けて販売されているものです。
例えば、脂性肌用の薬用シャンプーなら、洗浄成分はマイルドでも、皮脂の余分な油を溶解してくれたり、肌を清潔に保ってくれたりする有効成分が多く配合されています。また、乾燥肌用なら、保湿成分や肌を柔らかくする成分が多く配合されているものも。より肌のタイプに合わせた効果が期待できます。

スカルプシャンプーについて詳しく知る

使用前にパッチテストを行う
肌との相性を確かめるために、初めて使うシャンプーは使用前に必ずパッチテストを行いましょう。医療機関でも行われている方法をご紹介します。
1)二の腕の内側、間隔をおいた3か所に、100倍程度の水で薄めたシャンプーを塗布します。

2)1~2分経ったら洗い流します。

3)1日1回、同じ3か所に、これを4日間ほど繰り返します
赤み、かゆみ、発疹などの異常が出ないようであれば、使用をはじめてくださいね。

sec.5 頭皮の湿疹がある時に気を付けたいシャンプー方法

頭皮に良いシャンプーも、使い方が悪いときちんと効果を発揮できません。シャンプーを使う時に気をつけたいポイントをまとめました。

シャンプーは1日1回
洗浄成分の強いシャンプーだけでなく、髪の洗い過ぎも湿疹の原因。頭皮の皮脂が必要な分まで洗い流されてしまうため、肌のバリア機能が低下してしまいます。脂性肌の方でも、1日に何度も洗うのはNG。自分の頭皮タイプに合ったものを選んでしっかり洗えば、基本的に1日1回のシャンプーで、良い頭皮環境を十分にキープできます
正しく洗って、しっかりすすぐ
シャンプーをする時は、指の腹を使って、頭皮をマッサージするように洗います。頭皮の状態が悪くなっている時は、あまり刺激しないように気をつけましょう。シャンプー後のすすぎも大切です。頭皮や髪にぬるつきがなくなり、キュッとした感覚になるまで、しっかり流しましょう。すすぎが不十分だと、シャンプーの成分が頭皮に残ってしまいます
また、リンスやトリートメントを使う時は、髪を軽く抑え込むようにつけて、地肌につかないようにしましょう。

健やかな頭皮を保つための詳しいシャンプー方法を見る

sec.6 頭皮の湿疹は日々の心がけで段階的に対策しよう!

シャンプーが合わないと湿疹が出ることがありますが、自分の頭皮がどんなタイプなのかを確認し、自分に合ったシャンプーがわかることで湿疹がおさまり、頭皮環境が整います。洗浄成分/頭皮タイプ/頭皮に良い成分の3つを意識したシャンプー選びと、正しいシャンプー方法で、トラブルのない健やかな頭皮を手に入れましょう!

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この記事の監修
アンファー株式会社

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