洗顔料はメンズにも必要?選び方から正しい洗顔のやり方まで徹底解説

最終更新日:

洗顔料はメンズにも必要?選び方から正しい洗顔のやり方まで徹底解説

洗顔は、メンズにも必要なのでしょうか?これまであまりケアしてこなかったメンズは、あらためて洗顔と言われても、洗顔料の選び方や洗顔方法に迷ってしまうかもしれません。そこで今回は、メンズ洗顔料の選び方や正しい洗顔のやり方を徹底解説します。肌に合う洗顔料で余分な皮脂を取りのぞき、良い肌の状態を保ちましょう。

この記事の監修

杉田淳 先生

Dクリニック 新宿院

杉田 淳

2016年3月 岩手医科大学医学部卒業
2018年4月 東邦大学医療センター大森病院(研修医として勤務)
2020年4月 獨協医科大学埼玉医療センター 入職
2022年1月 Dクリニック新宿院 入職

皮膚科、膠原病内科を主体に東邦大学での研修を経た後、獨協医科大学埼玉医療センター皮膚科、同関連病院、クリニックにて皮膚疾患をはじめ、円形脱毛症やAGA患者様の診療に従事しました。 患者様のお悩み、ご不安に心から寄り添い、気持ちを共有することを心掛けております。何卒、宜しくお願い申し上げます。

sec.1 洗顔はメンズにも必要?

ニキビやべたつきなどの肌トラブルを防ぐためには、メンズにも毎日の洗顔が不可欠です。男女ともに皮脂分泌量がもっとも多いのは20代ですが、20代以降は男性の方が皮脂の量が多くなります。その量は女性の約2倍で、そのまま歳を重ねても比較的、皮脂分泌量が多いままです。皮脂はべたつきやニキビ発生の要因になりうるので、毎日の洗顔で適切な肌状態を保ちましょう。

sec.2 メンズ洗顔料の選び方

・洗顔料の種類で選ぶ
・肌質で選ぶ
・肌の悩みで選ぶ

メンズ洗顔料の選び方を3つのポイントからご紹介します。選び方に正解はないので、特に気になる、気を付けたいポイントをもとに選ぶことをおすすめします。

洗顔料の種類で選ぶ

種類 特徴
フォームタイプ ・種類が多い
・外出時も持ち運びやすい
ジェルタイプ ・水分が多く泡立てやすい
泡タイプ ・泡立てる必要がない
スクラブタイプ ・洗浄力が高い
・刺激が強い
石鹸タイプ ・肌に優しいものが多い
パウダータイプ ・皮脂や毛穴汚れを落としやすい

洗顔料にはさまざまな種類があります。出張や旅行が多い人は持ち運びできるフォームタイプ、泡立てる時間を短縮したい人は泡タイプなど、生活スタイルに合った種類を選ぶとよいでしょう。汚れをしっかり落としたい時には、スペシャルケアとしてパウダータイプを使用するなど、複数種類を使い分けるのもおすすめです。

肌質で選ぶ

脂性肌・混合肌・乾燥肌、敏感肌など、肌質によって効果的な洗顔料は異なります。乾燥肌であれば、保湿成分が含まれた、洗いあがりがしっとりするもの、皮脂量が気になる場合には、さっぱり感や爽快さのあるものなど、実際に試してみて選ぶとよいでしょう。洗顔後しばらくしてから、肌がつっぱる感覚がある、もしくはべたべたとした感覚がある場合、お使いの洗顔料は肌に合っていないかもしれません。

肌の悩みで選ぶ

肌の悩み とるべき対策 注目したい配合成分
乾燥肌 ・保湿ケアを行う
・水分保持能を高める
・バリア機能を高める

・ヒアルロン酸
・グリセリン
・アミノ酸
・PCA-Na
・セラミド
・スクワラン

脂性肌
敏感肌
シミ UVケアを行う ・トラネキサム酸
・ビタミンC誘導体
・プラセンタ
ニキビ ニキビケアを行う ・グリチルリチン酸2K
・アラントイン

現在の肌の状況に応じて、悩みの改善に繋がる成分が入っているかチェックして選びましょう。ニキビが気になる場合は肌の炎症を防ぐ成分、乾燥が気になる場合は保湿成分、敏感で炎症を起こしやすい肌状態の場合はバリア機能を高めるものなど、ひとつひとつ細かく確認していきます。使っているうちに肌悩みは変化するので、複数の洗顔料をその時の肌状況に合わせて使い分けるのもおすすめです。

sec.3 メンズ洗顔にはDISMがおすすめ!多機能スキンケアシリーズ

メンズ洗顔にはDISMがおすすめ!多機能スキンケアシリーズ

アンファーが開発したメンズスキンケアシリーズ「DISM」は、忙しい働き世代の男性にもうれしい多機能タイプ。今までなかなかスキンケアが続かなかったという人にもおすすめです。ケアをあまりしてこなかった男性の、ダメージが蓄積された肌もしっかりケアしてくれます。

「DISM」シリーズの
詳細はこちら

クリーミーフォームウォッシュ

「クリーミーフォームウォッシュ」は洗顔だけでなくシェービングにも使える2in1 設計。泡タイプのため、わざわざ泡立てなくとも、もっちりとした濃密な炭酸泡で、毛穴の汚れをしっかり取り除くことができます。エタノール、パラベン、メントール、鉱物油、合成着色料不使用な点もポイント。洗いあがりもしっとりしているので、洗顔後の乾燥が気になる男性はぜひ一度お試しください。

sec.4 正しい洗顔のやり方

正しい洗顔のやり方

洗顔を行う際は、正しい方法で丁寧に行うことが大切です。洗顔の手順について、それぞれのステップで気をつけたいポイントと合わせて解説します。

1.36℃以下のぬるま湯で軽く顔を洗う

乾いた肌に直接泡をつけると、泡がへたりやすくなり、肌に負担がかかってしまいます。まずは36℃以下のぬるま湯で軽く顔を洗いましょう。蒸気によって毛穴が開くので、汚れが落ちやすくなるという効果もあります。

2.洗顔料をよく泡立て、弾力のある泡を作る

洗顔料はそのまま顔につけず、まずは泡立てネットや手のひらで十分に泡立てましょう。少量の36℃以下のぬるま湯を数回に分けて洗顔料に足していくと、こしのある泡が作れます。泡立てが面倒に感じる人は、泡で出てくるタイプの洗顔料を選ぶとよいでしょう。

3.泡をクッションのように転がしながら顔を洗う

泡はTゾーン、小鼻など皮脂が多い部分からつけていきます。汚れを落とそうと、指や手でごしごしこするのは禁物。弾力のある泡をつぶさないように、肌の上で優しく転がしながら洗うと効果的です。

4.36℃以下のぬるま湯でよく洗い流す

ぬるま湯で洗顔料をよく洗い流します。泡をつけていた倍以上の時間をかけて、20回ほどすすぎましょう。特にフェイスラインや髪の生え際はすすぎ残りが発生しやすい箇所です。洗顔後は泡が残っていないか鏡で確認するとよいでしょう。37℃以上のお湯は、肌に必要なうるおいまで溶かしてしまう恐れがあるので、必ずぬるま湯を使用します。

5.清潔なタオルで拭いて、しっかり保湿する

すすぎ終わったら、吸水性にすぐれた清潔なタオルで顔を拭きます。こすらず、やさしく押さえるように水分を拭き取りましょう
洗顔後の毛穴が開いた肌は非常に乾燥しやすい状態です。素早くスキンケアをして、しっかりと保湿しましょう。

sec.5 メンズ洗顔に関するQ&A

メンズが洗顔をする際に気になる疑問にお答えします。疑問を解消して、より効果的に洗顔を行いましょう。

Q.洗顔を行う適切な頻度は?

→A.朝夜の2回が適切な頻度です。

ただし、朝は夜に比べて汚れや皮脂が少ないため、肌の乾燥が気になる場合は、朝は水のみの洗顔にし、夜に洗顔料を使用するとよいでしょう。過剰な洗顔は、肌にとっては必要な皮脂まで取り除き、乾燥の原因になることもあります

Q.肌荒れ時も洗顔していい?

→A.洗顔料の使用は避け、ぬるま湯での洗顔を行ってください。

洗顔料は、汚れを落とすための成分が含まれていますが、肌の状態によっては、それらの成分が負担となることもあります。肌荒れをしている時は洗顔料の使用は控え、ぬるま湯のみの洗顔に切り替えた方がよいでしょう。

Q.同じ洗顔を使い続けた方が効果はあるの?

→A.肌の状態に合わせて変えた方がよいです。

自分の肌に合っていると思って、ある洗顔料を使い始めたとしても、季節の変化や肌の状態変化によって合わなくなることは頻繁にあります。常に肌の状態をチェックし、必要に応じて洗顔料を変えることも必要でしょう。

sec.6 メンズも洗顔は必要!自分の肌に合った洗顔料でケアしよう

メンズの洗顔料の選び方や洗顔方法についてご紹介しました。男性は女性に比べ皮脂量が多く、中年以降も量が減らない傾向にあります。余分な皮脂を取り除き、肌を清潔に保つためにも、正しい洗顔方法で、肌に負担をかけないようケアしましょう。

RELATED

RANKING