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AGA治療の効果を最大限に高めるテクニックとは?

最終更新日:

この記事の監修
Dクリニック新宿 院長 小山 太郎

Ⅾクリニック新宿 院長

医学博士/日本抗加齢医学会専門医

小山 太郎 (こやま たろう)

Dクリニックロゴ

sec.1 AGA治療の効果を最大限に高めるテクニックとは?

AGA治療の効果を最大限に高めるテクニックとは?

誰もが「薄毛を改善したい!」という強い期待を込めてAGA治療を行うのですから、何かしら工夫することで治療効果を高めることができるのであれば、ぜひ実践してみたいと思いますよね。
今回はDクリニック新宿でAGA・薄毛治療を行う小山太郎医師に、AGA治療の効果を高めるテクニックについてお聞きしました。

<<<記事のポイント>>>
☑外用薬と内服薬の併用がおすすめ
☑頭⽪環境を整えることも⼤切
☑薄毛を加速させない生活習慣を
☑AGA治療薬の濃度にも注目

sec.2 ミノキシジル外用薬とフィナステリド内服薬またはデュタステリド内服薬の併用を

AGA治療においてより高い効果を期待するため、私はミノキシジル外用薬とフィナステリド内服薬もしくはデュタステリド内服薬を組み合わせる治療を推奨しています。
「いずれかの治療薬で副作用が出てしまった」「経済的な事情で両方続けるのは難しい」といった場合を除けば、ミノキシジル外用薬とフィナステリド内服薬もしくはデュタステリド内服薬を併用するのが良いです。
フィナステリド、デュタステリドはAGAの原因を抑えてくれる薬剤です。
一方でミノキシジルは毛乳頭細胞を介して毛母細胞の増殖を促し発毛を起こします。メカニズムの違う2種類の薬剤を併用することでより高い発毛効果が期待できるのです。

① ミノキシジル外用薬
ヘアサイクルの司令塔である毛乳頭細胞に作用して、発毛シグナルを促進することで発毛を実現させるAGA治療薬。
市販薬にはミノキシジル5%配合と1%配合の外用薬があり、薬局で購入できます。

② フィナステリド内服薬
AGAの原因となるジヒドロテストステロン(男性ホルモンの一種)の産生を抑制することで、薄毛の進行を遅らせるとともに発毛を促すAGA治療薬。
内服薬として使用します。先発品の「プロペシア(MSD株式会社の商品)」が長らくもちいられてきましたが、現在はジェネリック(後発品)も複数存在します。処方には医師の診察が必要です。

③ デュタステリド内服薬
フィナステリドと同様に、ジヒドロテストステロンの産生を抑制することで、AGAの進行を遅らせるとともに発毛を促す治療薬。 先発品の「ザガーロ(GSK株式会社の商品)」が長らくもちいられてきましたが、現在はジェネリック(後発品)も複数存在します。

AGA治療薬とサプリメントの併用を検討する人も多いようですが、サプリメントはあくまでも補助食品です。
サプリメントによってAGAそのものが改善されるという医学的な報告は残念ながら存在していません。

sec.3 「頭皮環境を整えることも大切

不潔で、ひどい炎症を伴うような頭皮が毛髪にとって良いはずがありません。頭皮を清潔に保つことは大切です。
1日1回の洗髪は必要でしょう。
洗髪後、清潔な頭皮ではミノキシジル外用薬が浸透しやすくなることも期待できます。
ミノキシジル外用薬は1日2回塗布するのが一般的ですが、そのうち1回は頭皮が清潔な洗髪後のタイミングをおすすめします。

大量に塗布したり、頻繁に塗布したからといってミノキシジル外用薬の効果がアップするわけではありません。
ミノキシジル外用薬に限らず、AGA治療薬を使用する際には定められた用法や用量を正しく守ることが大切です。

sec.4 薄毛を加速させない生活習慣を

AGA治療の効果を高めることに直接つながるわけではありませんが、薄毛を気にしているならば、薄毛を加速させない生活習慣を心がけることは大切です。
AGAの進行は遺伝要因が圧倒的に大きいことが知られていますが、生活習慣の影響もゼロではありません。

喫煙、睡眠不足、ストレスなどは薄毛の危険因子になりえます。
髪の毛の成長に悪影響を与える喫煙を控え、ストレスを溜めず、質の良い睡眠を十分にとってください。
※下線部は過去記事からの引用です。

sec.5 使用するAGA治療薬の濃度や用量にもこだわる

使用するAGA治療薬の濃度や用量にもこだわる


AGA治療効果を高めたい場合は、使用する治療薬の濃度や用量も確認しましょう。
ミノキシジル外用薬は製品によってミノキシジルの含有量が異なり、現在国内では「5%ミノキシジル外用薬」と「1%ミノキシジル外用薬」が販売されています。
5%ミノキシジル外用薬の方が、より高い発毛効果が確認されています。

まずはより高い効果が期待できる5%外用薬から使用して、掻痒感などの副作用が出現した場合、医師や薬剤師に相談した上で1%外用薬に下げてみるという方法が良いでしょう。
外用薬の副作用の多くは薬剤を溶かすために使われている基材によるものと考えられますが、ミノキシジルそのもので副作用が起こるケースもあります。
フィナステリド内服薬も、0.2mgと1mgの製剤が、デュタステリド内服薬には0.1㎎と0.5㎎の製剤があります。
自分が処方されている薬剤の用量を確認してみましょう。

sec.6 まとめ


AGA治療薬の効果を直接、高める工夫というものはありません。飲み忘れや塗り忘れを少しでも減らすという事につきます。
喫煙、睡眠、ストレスなどの生活習慣に気を配り、男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)以外の脱毛要因を減らす工夫は可能です。
少しでも治療効果が高まるよう、参考にしてみてください。

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この記事の監修
Dクリニック新宿 院長 小山 太郎

Ⅾクリニック新宿 院長

医学博士/日本抗加齢医学会専門医

小山 太郎 (こやま たろう)

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2001年慶應義塾大学医学部卒。
慶應義塾大学形成外科を経て2009年にDクリニック東京(旧 城西クリニック)に入職。
以来、AGA(薄毛)の診療実績を積み上げてきた。
診療の傍ら毛髪の研究に取り組んでおり、常に最新の知見に基づいた診療を心がけている。
2021年よりDクリニック新宿院長に就任、日本臨床毛髪学会評議員、
日本メンズヘルス医学会幹事なども務めている。

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