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発毛剤の効果的な使い方やタイミング!効果を高める方法や注意点も解説

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発毛剤の効果的な使い方やタイミング!効果を高める方法や注意点も解説

発毛剤の効果的な使い方は、頭皮を清潔な状態にしてから、1日2回塗ることが基本です。適切な使い方ができていないと、思ったような効果が出ないだけでなく、副作用が起こるリスクも上がります。本記事では、発毛剤の効果的な使い方や注意点、起こりやすい副作用について解説します。

sec.1 発毛剤と育毛剤の違い

発毛剤と育毛剤の違い

発毛剤と育毛剤はどちらが効果的なのかがわからず、購入をためらっている方も多いのではないでしょうか。発毛剤の効果的な使い方を説明する前に、まずは、発毛剤と育毛剤の違いを見ていきましょう。

発毛剤は発毛や薄毛改善を目的とした「医薬品」で、育毛剤は抜け毛予防が目的の「医薬部外品」です。発毛剤には、厚生労働省に発毛効果が認められている「ミノキシジル」が配合されています。医療機関で医師に処方してもらったり、薬局で薬剤師の問診を受けたりしてから入手できる商品です。

一方、育毛剤は髪が育ちやすい頭皮環境に整え、抜け毛を予防するために使われます。処方や問診の必要もなく、ドラッグストアで、手頃な価格で購入できるのが特徴です。

sec.2 発毛剤の効果的な使い方

発毛剤を使っても、思ったように髪の毛が生えて来なくて悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。発毛剤は適切に使わないと、発毛効果が低くなる可能性がある商品です。

ここでは、発毛剤の効果的な使い方やポイントについて解説します。

1日2回朝と夜に使用する
発毛剤は1日2回の使用を推奨されている商品が多いため、朝と夜に塗るのがおすすめです。日中仕事をしている場合は、家を出る前と夜寝る前が適切なタイミングです。
頭皮が清潔な朝に発毛剤を使うことでより成分が浸透し、髪の成長が活発になるといわれています。夜は体を回復が進む時間帯であり、就寝前に発毛剤を使うことで持続的に作用し、発毛効果が期待できます。
しかし、効果はすぐに実感できるわけではなく、継続して使うことが大切です。朝と夜に毎日使うことを習慣化することで、発毛の可能性が高まるでしょう。
頭皮を清潔な状態にする
発毛剤の使用前はシャンプーをして、頭皮を清潔な状態にしてから塗布することが重要です。頭皮に皮脂や汚れが残っていると、薬剤の成分がうまく浸透せず、効果が出ない可能性があります
シャンプーをする際は、マッサージするように優しく洗い、しっかり洗い流すことを意識しましょう。洗い終わったら、柔らかいタオルで水気を取り、ドライヤーで髪の毛を乾かします。頭皮が完全に乾いていないと薬剤が染み渡らないため、十分乾かすようにしてください。
薬剤を頭皮に塗布する
発毛効果をより高めるためには、説明書に記載された適量を薄毛が気になる部分の頭皮に塗る必要があります。
発毛剤は、1回1mlを使用するのが一般的ですが、人によって適切な量が異なる場合があります。そのため、必要に応じて医師や薬剤師に相談し、自分に合う量を使用することが大切です。
適量を気になる部分に塗布したら、指の腹を使って頭皮をマッサージし、発毛剤が頭皮全体に広がるようにします。塗布した後は、頭皮が完全に乾くまで触らないようにすることがポイントです。朝に発毛剤を使用する場合は、頭皮が乾いてから整髪しましょう。

sec.3 発毛剤を使用する際の注意点

発毛剤を使用する際の注意点

発毛剤を使用する際は、意識すべきことや避けるべき注意点があります。ここでは、発毛剤を適切に使うための注意点を解説します。

用法・用量を守って使用する
発毛剤を使う際は、塗る頻度や量などを守ることが大切です。必要以上に発毛剤を使用しても発毛効果が高まることはありません。むしろ頭皮に負担をかけるため、副作用のリスクが高くなると考えられます。
あわせて、発毛剤は、傷や湿疹などがある場合は使わないようにしてください。傷や湿疹などがあるときに発毛剤を使用すると、症状が悪化する可能性があります。用法・用量や他の症状があるなど不安なときは、使用前に医師や薬剤師に相談すると安心です。
体調がすぐれないときは使わない
体調を崩しているときは、発毛剤を使わないようにしてください。発熱や倦怠感などで体調が万全ではないときは、抵抗力が落ちて副作用が出る可能性が高まるからです。
体調が万全でないときに発毛剤を使用すると、人により痛みの度合いは異なりますが、副作用で頭痛が起こることがあります。これは、ミノキシジルの血管拡張作用により血管が広がり、神経に触れることが一因です。このように副作用が出るリスクが上がるので、体調がすぐれないときは、回復するまで発毛剤を使わないようにすると安心です
他の発毛剤や育毛剤を併用しない
発毛剤と育毛剤は併用せず、1種類だけ使用することをおすすめします。併用すると薬剤に含まれた成分の吸収を阻害する可能性や 、頭皮のかぶれやかゆみなどの副作用のリスクが高まる可能性があるため です。
また、発毛剤と育毛剤を両方使っても効果が2倍になるわけではありません。複数の商品を使用することで、推奨されている量より多く塗ってしまい、頭皮トラブルや脱毛が起こる可能性もあります。そのため、発毛剤の効果を得るためには、1つの商品を、適切な用法・用量を守って使うことが大切です。

sec.4 発毛剤で起こりうる副作用

発毛剤を使うと、頭皮のかぶれや紅斑(こうはん)などの副作用が起こる可能性があります。これらの症状が出たら、一旦使用をやめて医師に相談するのがおすすめです。ここでは、起こりやすい副作用について解説します。

初期脱毛
発毛剤を使うと、一時的に髪の毛が多く抜ける「初期脱毛」が起こることがあります。初期脱毛は発毛剤の代表的な副作用で、使い始めてから2週間〜1ヶ月頃に現れやすく、2ヶ月ほどで落ち着くケースが多いです
初期脱毛は、ミノキシジルの効果により、古い髪の毛が抜けて健康な髪が生える過程で、一時的に抜け毛が増えることが理由だとされています。
ただし、発毛剤を使用した方すべてに初期脱毛が発生するわけではありません。
頭皮のかゆみやかぶれ
頭皮に塗るタイプの発毛剤では、かぶれやかゆみなどの副作用が出ることがあります。理由として、以下が考えられます。
・ミノキシジルの血管拡張作用
・必要以上の塗布量
・体質に合っていない
かくことで頭皮に傷がつき頭皮環境が悪化するので、かゆみがあってもかかないようにしてください
かゆみやかぶれは、頭皮を清潔にしたり、ミノキシジルの濃度が低い商品に変えたりすることで軽減することがあります。しかし、適切な処置をするためにも、かゆみやかぶれが出た際は早めに医師に相談しましょう。
紅斑(こうはん)
発毛剤に含まれているミノキシジルやその他の成分が原因で、「紅斑(こうはん)」が起こることがあります。紅斑とは、発毛剤の成分が皮膚を刺激して血行を促進することで炎症反応が起き、使用した部分が赤くなる状態です。
紅斑が起きる一因としてミノキシジルが挙げられます。しかし、紅斑の原因はミノキシジルに限らず、他の成分が原因となる場合もあります。そのため、紅斑が出た場合は、症状が出た商品と異なる成分が含まれた発毛剤に変えることで問題なく使える可能性があります
顔面の多毛
ミノキシジルが入った発毛剤を使うと、顔の産毛が濃くなる「顔面の多毛」が起きることがあります。顔面の多毛を防ぐには、発毛剤の使用時に顔に垂れないようにすることが重要です。
発毛剤が顔に垂れてしまうと、その部分に毛が生える可能性があるので、頭皮以外についたらすぐに拭き取る必要があります。前髪や側頭部は、特に発毛剤が垂れやすい部分なので慎重に使いましょう。薬剤がついた手で顔に触れることが、多毛の要因と考えられます。そのため、発毛剤の塗布が終わったら、速やかに石けんで手を洗うようにしてください。

sec.5 発毛剤の効果を高めるケア方法

発毛剤の効果を高めるケア方法

発毛剤を使用するだけではなく、日頃の頭皮や髪へのケアも抜け毛を防ぎ、髪を増やすことにつながります。

ここでは、発毛剤の効果を高めるケアの仕方を紹介します。

普段の生活でも、髪や頭皮のケアを意識しましょう。

栄養バランスの整った食事をする
発毛剤の効果を高めるためには、栄養バランスの良い食事を心がけることが大切です。特に、髪を構成するために必要な以下の栄養素を積極的に摂ることがおすすめです。
・タンパク質
・ビタミンB群
・ミネラル
・亜鉛
タンパク質は髪の主成分「ケラチン」のもとになり、ビタミンB群は髪を成長させる働きがあるといわれています。さらに、ミネラルや亜鉛は、細胞分裂を活性化させて発毛を促す作用が期待できる栄養素です。
発毛剤の効果をより高めるために、日頃から栄養バランスを考えて食事をしましょう。
ストレスを溜め過ぎない
発毛剤の効果を高めるために、ストレスを溜め過ぎないことも大切です。
ストレスで交感神経が活性化すると、血管が収縮して血行不良になり、抜け毛につながるとされています。また、交感神経が活性化すると、免疫系の機能が誤って毛根の細胞を攻撃する自己免疫疾患を誘発するため髪の毛が抜けるともいわれています。そのため、散歩や筋トレなどの軽い運動や瞑想など、自分に合う方法でストレスを解消することが大切です。
7時間以上の睡眠を確保する
発毛剤の効果を高めるには、7時間以上の睡眠を取るのが理想です。睡眠不足になると、髪の成長に必要な成長ホルモンの分泌量が減少して血行が滞るため、頭皮環境が悪化する可能性があります
睡眠不足は、髪が十分に育たず、かつ、ダメージを受けた頭皮の回復を妨げることから抜け毛や薄毛につながるとされています。睡眠の量と質を同時に高めるために、就寝3時間前には食事を済ませ、寝る前に軽いストレッチをすることがおすすめです。
頭皮環境を整える
発毛剤を浸透させるために、頭皮を清潔にして頭皮環境を整えておきましょう。汚れや皮脂などが毛穴に詰まっていると、発毛剤の成分が頭皮に浸透しにくくなるからです。
頭皮環境を整えるには、洗い過ぎで必要な皮脂まで落とさないことも大切です。そのため、頭皮や髪への負担を減らす、肌に優しい成分を含むシャンプーを選びましょう。必要な皮脂まで落とさないよう、シャンプーは1日2回までが良いとされています
また、頭皮の水分バランスを整えることも重要です。理想の頭皮は、適度にうるおいがある状態とされています。乾燥が気になる場合は、頭皮用保湿剤のように、保湿成分が配合されたヘアケア用品を使いましょう。

sec.6 【一例】発毛剤の適切な使い方

発毛剤で発毛効果を実感するためには、適切な使い方をすることが大切です。ここでは一例として、スカルプD発毛剤(メディカルミノキ5 プレミアム)の適切 な使い方を紹介します。

まずは容器を立て、反時計回りにしてキャップを外します。ふたを外したら、塗布ヘッドが上がった状態になっているか確認します。そして、容器本体を逆さまにして、薬液が計量器(カップ)に溜まるかチェックしてください。

薬液が計量カップに溜まっていることを確認したら、塗布ヘッドを90度にして、カチッと音がするまでしっかりと頭皮に押し込みます。髪の毛を生やしたい部分に塗布ヘッドを押し当てながら、計量器に溜まった薬剤がなくなるまで、頭皮に薬剤を塗布します

使用後は逆さまにした容器本体を戻します。キャップを時計回りに回して、しっかりとふたを閉めて、涼しい場所に保管しましょう。

sec.7 発毛剤は適切な使い方を守って使おう

発毛剤は1日2回の使用を推奨されていることが多いため、朝と夜に塗るのがおすすめです。シャンプーをして頭皮を清潔にしてから塗り、使用後はしっかりと薬剤を乾かしましょう。

発毛剤は直接頭皮に塗布し、指の腹でマッサージをするように全体に揉み込むのが適切な使い方です。そのため頭皮が完全に乾いた後に整髪や就寝する必要があります。

発毛剤は使い方を守り、毎日継続して使うことが大切です。毎日使っていても、用量や用法を守った使い方をしないと効果が出にくくなります。発毛剤の効果を存分に発揮するために、発毛剤は適切に使用することを心がけてください。

商品名 スカルプD 薬用スカルプシャンプー&パックコンディショナーミニパウチ スカルプD 薬用スカルプシャンプー&パックコンディショナー
価格 1,650円(税込) 8,600円(税込)
使用期間
目安
約14日分 約2ヶ月
※1回2プッシュ
受け取り ポスト投函 宅配
この記事の監修
医薬開発研究課 課長/毛髪診断士 桜庭 翔

商品開発課 課長/毛髪診断士

桜庭 翔

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大学卒業後、美容・健康通販メーカーに入社し、基礎化粧品やボディケア商品の企画開発業務を担当。
2020年にアンファー株式会社に転職。

2020年:スキンケアブランド「DISM」の商品開発チームにジョイン
2021年:男性ダイエットブランドの立ち上げ及び商品開発業務
2022年:男性妊活ブランド「オムテック」の立ち上げ及び商品開発業務
2023年: 「スカルプD」商品開発責任者
2024年(現在): 「スカルプD」 「スカルプDボーテ」商品開発責任者

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