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育毛剤をやめるとどうなる?やめどきや注意点・やめた後の対処法なども解説

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育毛剤をやめるとどうなる?やめどきや注意点・やめた後の対処法なども解説

育毛剤をやめるとどうなるか、不安を感じている方も多いでしょう。本記事では、育毛剤をやめることで起こり得ることややめどきの見極め方、やめる時の注意点からやめた後のケア方法まで詳しく解説します。また、育毛剤の適切な選び方や使用方法も紹介するので、育毛剤をやめようか悩んでいる方は、参考にしてください。

sec.1 育毛剤とは

育毛剤とは

育毛剤は、頭皮環境のケアを通じて健やかな髪の毛の成長を支えるケアアイテムです。育毛剤のほとんどが、薬機法で「人体に対する作用が緩和なもの」と定められた「医薬部外品」に分類されており、副作用のリスクが低く長期的に使いやすい点が特徴です。

ドラッグストアやインターネットで処方箋なしに気軽に購入できる商品も多く、若いうちから使用することで、AGA(男性型脱毛症)などの進行予防につながる可能性もあります。

ただし、すべての方に効果や効能が同じように現れるわけではなく、個人差がある点には注意が必要です。自分に合った育毛剤を選び、適切な方法で継続的に使用することで、効果が期待できるようになります

sec.2 育毛剤をやめると起こり得ること

育毛剤を使い続けている方が使用をやめるとどうなるのか、不安に思う方もいるかもしれません。以下で、育毛剤の使用をやめた際に起こりやすい現象について解説します。

詳しく見ていきましょう。

薄毛や抜け毛が進む

育毛剤をやめると、薄毛や抜け毛が進行する可能性があります。育毛剤に含まれる成分が、薄毛や抜け毛の主な原因とされる男性ホルモン「ジヒドロテストテロン(DHT)」の生成を抑制する働きを持っているためです

例えば、育毛剤に含まれる以下のようなDHTの生成を抑えるうえで効果的とされています。

・オレアノール酸
・ビオチン
・ノコギリヤシエキス

そのため、育毛剤の使用をやめるとDHTの働きが再び強まり、薄毛や抜け毛が進行する可能性も否定できません。

髪の毛が細く弱々しくなる

育毛剤をやめると、髪の毛が細く弱々しくなる恐れがあります。育毛剤には、髪の毛の密度を補強したりハリやコシを強化したりする成分が含まれており、髪の毛を太く強くする効果が期待できるからです

そのため、育毛剤の使用をやめると、髪の毛の内部がスカスカになったりハリやコシが失われたりするため、髪の毛が細く弱々しくなるかもしれません。さらに、髪の毛の全体的なボリュームが減少し、スタイリングしにくくなるケースも増えるでしょう。

頭皮トラブルが増える

育毛剤の使用をやめると、頭皮トラブルが起きるリスクもあります。育毛剤には、皮脂の過剰分泌を抑えたり乾燥や炎症を防いだりする成分が含まれており、頭皮環境を整える役割があるからです。

このような働きは、育毛剤の使用をやめることで失われます。その結果、頭皮のバランスが崩れ、かゆみやフケ、乾燥といった頭皮トラブルが起きることも少なくありません。頭皮環境がまだ整っていない段階で育毛剤の使用をやめると、かえって状態が悪化する恐れがあるため、安易な中断は避けてください

sec.3 育毛剤をやめる時の見極め方

育毛剤を使い続けている方の中には、ずっと使い続けるべきか悩む方も少なくないでしょう。ここでは、やめるタイミングを見極めるためのポイントを紹介します。

ポイントを押さえ、やめどきを適切に判断できるようにしましょう。

6ヶ月以上使用しても効果がない

育毛剤に即効性はないため、同じ製品を6ヶ月は使用して様子を見る必要があります。髪の毛を育てるヘアサイクルの周期は2~6年と長く、さらに1本1本のヘアサイクルも異なるため、短期間では十分な効果が見込めません。

多くの方は、育毛剤を使い始めてから3ヶ月から6ヶ月程度経過してから、髪の毛のハリやコシを感じ始めます。そのため、早い段階で効果がないと諦めてしまうと、本来の発毛効果を逃してしまうこともあります。まずは6ヶ月以上使用し、効果を感じない時は製品が自分に合っていない可能性があるため、ケアの方針を見直しましょう。

発毛剤や病院での治療を始める

より発毛効果が高い発毛剤の使用を始めたり、病院での治療へ移行したりするタイミングも、育毛剤のやめどきです。

育毛剤と発毛剤を併用すると、配合成分が重複し頭皮への刺激が増すため、かゆみや炎症、むくみなどの副作用のリスクが高まります。また、AGAなどの脱毛症の進行が速い場合は、育毛剤の使用だけでは十分な効果が見込めません。そのため、安全性や効果の面から判断して次のステップに移るタイミングが育毛剤のやめどきといえます

フケやかゆみ・炎症が出る

育毛剤を使い続ける中でフケやかゆみ、炎症などに悩むことが出てきた場合、使用を中止しましょう。無理に使い続けるとさらに頭皮環境が悪化するかもしれません

加えて薄毛や抜け毛の進行リスクも高まるため、すぐに使用を中止して病院を受診し、かゆみや炎症を抑える薬を処方してもらいましょう。頭皮環境が悪い状態が続くと髪の毛の成長も妨げられるため、早めの対処を行ってください。

使用し続けることが負担になる

育毛剤は継続使用が求められるため、経済的・労力的に負担を感じる方も少なくありません。製品にもよるものの、毎月数千円から数万円程度の費用負担が発生します。また、忙しい日常の中で1日1回必ず育毛剤を塗布する手間も生じます。

ノズル式やスプレー式など、複数の容器タイプがあるため、自分にとって使い勝手のよいタイプを選ぶとストレスを感じにくいでしょう。費用面や使いやすさを比較し、負担を感じない育毛剤を選ぶことが必要です

sec.4 育毛剤をやめる時の注意点

育毛剤をやめる時の注意点

育毛剤をやめる時は、一気に中止しないことが大切です。育毛剤の使用を急にやめると、頭皮環境が乱れたり、薄毛や抜け毛が一気に進行したりするなど、悪影響を及ぼす可能性があります。

下記のような状態が起きていないか頭皮や髪の毛の状態を観察し、育毛剤をやめるかどうかを都度見直してください。

・抜け毛が増える
・髪の毛のハリやコシがなくなる
・髪の毛が細くなる
・フケやかゆみが出る

自分で判断が難しい場合は、皮膚科などの医師に相談し、適切な対応を取りましょう。頭皮や髪の毛の健康を守るために、焦らず慎重に育毛剤をやめることが、後悔しないためのポイントです。

sec.5 育毛剤をやめた後の対処法

育毛剤の使用をやめたからといってそのまま何もしなければ、薄毛や抜け毛が進行してしまう可能性があります。大切なのは、育毛剤をやめた後に何をするかです。以下で、育毛剤をやめた後の具体的な対処法を紹介します。

対処法を知り、育毛剤をやめた後も健やかな髪の毛を育てていきましょう。

生活・ヘアケア習慣を整える

育毛剤をやめた後も髪の毛を健康に育てるには、次のような生活・ヘアケア習慣が重要です

習慣 具体例 理由
食事 タンパク質、亜鉛、ビタミン類を摂取する 食事で摂取する栄養素が髪の毛の材料になる
睡眠 7~8時間眠る 髪の毛の成長に必要な成長ホルモンは睡眠中に多く分泌される
ストレス管理 深呼吸やヨガなどでリラックスする ストレスで自律神経が乱れ、血行が悪化し、髪の毛に栄養が行き届かなくなる
ヘアケア 頭皮マッサージを行う 血行を促進し、頭皮環境を整える

できることから、上記の要素を生活に取り入れてみてください。

発毛剤に切り替える

育毛剤で効果を感じにくくなったら、発毛剤への切り替えを検討しましょう。発毛剤には発毛に有効な成分「ミノキシジル」が配合されており、下記のように育毛剤とは使用目的が異なります。

種類 目的
育毛剤 今生えている髪の毛を太く元気にする
発毛剤 新しく丈夫な髪の毛を生やし、育てていく

頭皮が目立つようになったり、起床時やシャンプー時の抜け毛が増えたりして、育毛剤のケアだけでは追いつかないと感じる場合は発毛剤の使用をおすすめします

病院を受診する

薄毛や抜け毛の原因は、自分では判断が困難です。たとえば、円形脱毛症は他の薄毛や抜け毛と原因が異なるため、育毛剤の効果が期待しにくいとされています。

そのため、まずは病院を受診し、薄毛や抜け毛の原因を特定することが大切です。受診先は以下を参考にしてください。

病院 頭皮や髪の毛の状態
皮膚科 ・頭皮にかゆみや炎症がある
・頭皮の脂分が多い
・髪の毛を引っ張る髪型をしている
内科 ・家系に薄毛の方が多く遺伝が疑われる
・体調不良があり病気の可能性がある

病院で診断を受けて、適切な治療につなげていきましょう。

sec.6 育毛剤が逆効果ならやめてもよい?

育毛剤を使用しているものの、効果を感じられず「やめた方がよいのではないか」と感じている方もいるかもしれません。そのような場合は、以下で説明する対応を試してみてください。

自分に合う製品に変える

育毛剤は育毛ケアに有効とされていますが、自分に合わない製品を使うと逆効果になる可能性があります。育毛剤の成分が頭皮に合わないと、頭皮が炎症を起こすなどして頭皮環境が悪化し、薄毛や抜け毛につながることがあるためです。頭皮のタイプとしては主に以下が挙げられ、人により異なります。

・脂性肌
・乾燥肌
・敏感肌

さらに、育毛剤の配合成分によって刺激が強すぎたり、アレルギー反応を起こしやすかったりすると、頭皮トラブルから薄毛や抜け毛につながる可能性もあります。自分の頭皮タイプや配合成分を調べ、合う製品を選びましょう。


スカルプD|頭皮タイプチェック




適切に使用する

育毛剤の効果を感じにくい原因として、使用方法が適切でないケースもあります。適切な量や手順を守らなかったり、頭皮の状態が整っていなかったりすると、成分が浸透しにくくなり効果が半減してしまいます

具体的には以下のポイントを守って使用してください。

・シャンプーをして頭皮を清潔に保つ
・シャンプー後はドライヤーで乾かす
・使用量と使用頻度を守る
・育毛剤の塗布前に頭皮マッサージを行う
・塗布後は自然乾燥させるか冷風ドライヤーをあてる

毎日の使い方を見直すことで、効果を実感しやすくなるでしょう。

副作用が起きにくい製品を使う

育毛剤は基本的に副作用のリスクが低いとされていますが、人によって反応する成分が異なるため、副作用に悩む方もいます

心配な方は、育毛剤を使用する前にパッチテストを行ってください。腕の内側などに育毛剤を薄く塗って経過を観察し、赤みやかゆみなどが出ないことを確認のうえ使用を開始しましょう。副作用の起きにくい製品を使用することで、育毛効果が期待できます。

育毛剤の使用が逆効果かもしれないと感じる方は、以下の記事に詳しく対処法などを記載していますのでご覧ください。

育毛剤の使用は逆効果?効果が出ない場合や適切な使用法・注意点などを解説

sec.7 育毛剤は急にやめるとリスクあり!適切な使い方で継続を

本記事では、育毛剤をやめることで起こり得る薄毛や抜け毛の進行、頭皮トラブルなどのリスクについて解説しました。育毛剤は頭皮環境を整え、髪の毛の健やかな成長をサポートします。自分に合った製品を適切な方法で使い続けることで、効果が最大限に期待できます。育毛剤のやめどきは、効果や状況を踏まえながら慎重に判断しましょう。

1999年から頭皮研究を重ねてきたスカルプDが開発した薬用育毛スカルプトニックは、頭皮ケアを通じて抜け毛予防と発毛促進をめざす育毛剤です。スプレータイプで塗布しやすく、爽快な使い心地も魅力です。ぜひホームケアに取り入れてみてください。

商品名 スカルプD 薬用スカルプシャンプー&パックコンディショナーミニパウチ スカルプD 薬用スカルプシャンプー&パックコンディショナー
価格 1,650円(税込) 8,600円(税込)
使用期間
目安
約14日分 約2ヶ月
※1回2プッシュ
受け取り ポスト投函 宅配
この記事の監修
医薬開発研究課 課長/毛髪診断士 桜庭 翔

商品開発課 課長/毛髪診断士

桜庭 翔

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大学卒業後、美容・健康通販メーカーに入社し、基礎化粧品やボディケア商品の企画開発業務を担当。
2020年にアンファー株式会社に転職。

2020年:スキンケアブランド「DISM」の商品開発チームにジョイン
2021年:男性ダイエットブランドの立ち上げ及び商品開発業務
2022年:男性妊活ブランド「オムテック」の立ち上げ及び商品開発業務
2023年: 「スカルプD」商品開発責任者
2024年(現在): 「スカルプD」 「スカルプDボーテ」商品開発責任者

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