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大人も使って大丈夫?ベビーシャンプーは育毛に有効かに迫る

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大人も使って大丈夫?ベビーシャンプーは育毛に有効かに迫る

ベビーシャンプーを大人が使った場合、薄毛対策にも有効なのでしょうか。
「赤ちゃんにも安心して使える」というコンセプトのベビーシャンプー。ベビーオイルやベビーローションなどは「その安心感を得たい」という大人にも人気です。ただベビーシャンプーに関しては、大人の男性の皮脂を落とすだけの力があるのだろうか、と気になる人もいるかもしれません。

ベビーシャンプーの成分から特徴を確認し、大人の男性にも使えるのか、また育毛のために役立つ要素はあるのかを調べました。

sec.1 ベビーシャンプーとはどんなシャンプーか

ベビーシャンプーの特徴
ベビーシャンプーは、低刺激な洗浄成分で作られた赤ちゃんのためのシャンプーです。

具体的に確認しましょう。ベビーシャンプーは強力な洗浄力を発揮する洗浄成分、「界面活性剤」、「ラウレス硫酸Na」や「ラウリル硫酸Na」を使用せず、また香料・着色料・防腐剤など、肌に無駄な刺激をもたらすと判断する成分を含まず作られています。
また赤ちゃんの肌の保湿を考慮して、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなど潤いをもたらす成分を含むものもあります。

敏感で乾燥しやすい赤ちゃんの肌質を考慮して作られたのがベビーシャンプー、といえます。

sec.2 べビーシャンプーの種類

やさしい洗浄力が特徴のべビーシャンプー。商品によって使用成分と洗い心地は異なります。
主な洗浄成分によって大きく3種類に分けられます。なお、成分表で「水」の次に表示されているのが主成分です。

べビーシャンプーの洗浄成分
■ アミノ酸系
成分:ココイルグルタミン酸、ココイルアラニン、ラウロイルシルクアミノ酸Na、ラウロイルメチルアラニンNa など

低刺激で、肌にやさしいのがアミノ酸系の特徴です。泡立ちは弱めですが、洗浄力は優れており、汗っかきな赤ちゃんの頭もしっかり洗えます。
洗浄力が適度で皮脂を落としすぎる心配はなく、しっとりした洗い上がりも特長です。「汚れをきれいにしながら、潤いは残したい」という人におすすめです。
■ ベタイン系
成分:ラウラミドプロピルベタイン、コカミドプロピルベタイン など

主成分に「ベタイン」という名称が含まれるものは保湿、補修効果に優れています。 アミノ酸系のベビーシャンプーより泡立ちが良いですが、洗浄力はほとんど変わりがありません。使い始めのころは髪がキシキシときしみやすいので、洗いあがりの感触を重視する人は気になるかもしれません。気になるでしょう。
刺激が少なく、目にシャンプーの泡や液が入っても(少なくとも大人にとっては)しみないほどで、「安心して使える」というベビーシャンプーのコンセプトに忠実です。
■ タウリン系
成分:ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルアラニンNa など

タウリン系はベビーシャンプーの中でもとくに泡立ちと泡切れがよく、洗い流しやすい特性があります。
洗い上がりは髪のボリューム感が減り、ふんわりと仕上げにくいのが難点です。髪がきしみにくいヤシの実から抽出された成分を使っており、洗いあがりの感触には定評があります。

洗浄成分の異なる3つの系統のベビーシャンプーを比較すると、泡立ちや洗い上がりの感触には差がありますが「洗浄力がマイルドで保湿に優れる」という特徴は共通しています。

sec.3 赤ちゃんの肌と大人の肌の違いは?

べビーシャンプーがマイルドな洗浄力を徹底しているのには「肌にやさしく」以上の理由があります。赤ちゃんの肌は、大人の肌とは機能面で大きな違いがあり、そのためにトラブルを抱えやすいのです。

肌の構造
赤ちゃんの肌は、表面から 表皮→真皮→皮下脂肪 の三層で構成されています。この点は大人と変わりません。
ただし皮膚組織の厚さが異なります。大人は2~3mmに対し赤ちゃんは1~2mmと、大人の半分程度しかありません。そのため外部からの刺激に弱いのです。
汗の量
赤ちゃんの肌は肌理(きめ)が細かく、また表面積が小さいため汗腺が密集しています。汗をかく量は実に大人の2~3倍です。汗は蒸発する際に体温を下げ、また皮膚の表皮から潤いを奪います。
皮脂の分泌量
赤ちゃんの皮脂分泌量はホルモンの影響により、生後3カ月までは多い傾向があります。汗をかく量が多いこともあって肌がべたつきやすく、新生児ニキビ、乳児湿疹といった肌トラブルを生じやすいことも注意が必要です。
生後3カ月を過ぎてから皮脂分泌量は減少しますが、油断はできません。赤ちゃんの肌は皮脂膜の形成が整っていないため、今度は乾燥しやすくなるのです。
肌の新陳代謝

赤ちゃんの肌は大人と比べて新陳代謝が活発です、また汗をかきやすく、皮脂分泌が多いため皮膚に汗や皮脂が混じった垢が溜まりやすくなっています。

■ べビーシャンプーが無添加、低刺激を徹底する理由
赤ちゃんの皮膚は機能面では未熟ゆえにいろいろな問題点、弱さを抱えています。これだけデリケートな肌構造だからこそ、ベビーシャンプーは無添加にこだわり、洗浄力をあくまでマイルドに保っているのです。

sec.4 ベビーシャンプーを大人が使っても大丈夫?

ベビーシャンプーを大人が使っても大丈夫?

赤ちゃんの肌の構造や特性を考慮して作られたベビーシャンプーは、大人も問題なく使用できます。ただ、洗浄力を抑えているため、人によっては向き不向きがあります。

ベビーシャンプーの使用に適する人
● 敏感肌
● 乾燥肌
デリケートな肌質の人にとって、大人用(=一般的な)シャンプーの使用は刺激が強すぎ、また強い洗浄力によって頭皮を保護するための皮脂までも洗い落とすため、頭皮の状態が悪化させる原因になりかねません。乾燥肌の人には皮脂の洗い落としが保湿力の低下、そして乾燥につながるので問題です。

ですが、無添加で低刺激なベビーシャンプーなら、頭皮に必要な皮脂をしっかり残して、潤いのある洗い上がりを得られるので安心して使えます。
ベビーシャンプーの使用が向かない人
● スタイリング剤を頻繁に、多めに使う
● 脂性肌・超脂性肌(頭皮の皮脂分泌量がかなり多い)
スタイリング剤をしっかり落とすためには、ある程度強めの洗浄力が必要です。マイルドな洗浄力のベビーシャンプーでは、髪にベッタリとつくスタイリング剤の油分をきれいに洗い流すのは難しく、どうしても洗い残しが起きるでしょう。スタイリング剤の油分が頭皮に残ると肌荒れ、毛穴詰まりなどのトラブルが起こりやすいので問題です。

また、脂性肌、超脂性肌タイプの人はふだんから頭皮の皮脂分泌量が多いため、ベビーシャンプーでは不要な皮脂を洗い流しきれず、シャンプー後も脂っぽさが残るため、やはりおすすめできません。
育毛効果はあるのか
ベビーシャンプーには残念ながら直接的な育毛につながるはたらきはありません。シャンプーとして何かが足りないわけではありませんが、育毛につながる成分が配合されているわけではありませんので、ベビーシャンプーで髪を洗ったら髪が生えてくる、ということはないでしょう。

とはいえ、マイナスの要素もありませんから、「育毛に向かない」ということでもありません。デリケートな肌質の人や乾燥肌の人にとっては、べビーシャンプーは頭皮の状態を健全に保てるものだと考えられるので、髪を育てやすい頭皮の維持に役立つことはあるかもしれません。

sec.5 デリケートな肌質でもしっかり頭皮ケア!

デリケートな肌質でもしっかり頭皮ケア!

ベビーシャンプーは、非常にデリケートでトラブルを起こしやすい赤ちゃんにも安心して使えるよう無添加で、マイルドな洗浄力で洗い上げるように作られています。大人でも乾燥肌の人や敏感肌の人であれば使用も適しています。

ただ、頭皮の皮脂分泌が多い人や、油分を含む整髪料を使う人には洗浄力が足りず、頭皮に油分が残るためおすすめできません。

乾燥気味で刺激に敏感な肌質で、シャンプー後の髪に潤いが欲しい人であれば、べビーシャンプーを選択肢のひとつとして検討してはいかがでしょうか。

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この記事の監修
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URL:https://www.angfa.jp/

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