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そのフケ・かゆみ、頭皮の乾燥が原因かも。乾燥を防ぐシャンプー選びのポイントは?

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そのフケ・かゆみ、頭皮の乾燥が原因かも。乾燥を防ぐシャンプー選びのポイントは?

頭皮がかゆい、パラパラとフケが出る…。髪をめぐるトラブルの原因はいろいろありますが、もしかするとそれは、頭皮が乾燥しているサインかもしれません。頭皮の乾燥をそのまま放置していると、頭皮を守るバリア機能が弱くなり、かゆみやフケだけでなく、薄毛につながってしまう可能性もあります。不安はあるけれど、「でも、病院にいくほどではないし…」と思っている方に、頭皮の乾燥を防ぐ有効かつ簡単な方法としておすすめするのが、毎日使うシャンプーでのセルフケア。肌の状態に合ったシャンプーを選んで必要なうるおいを守り、頭皮を健康に保っていきましょう。

sec.1 頭皮の乾燥を見分けるポイントは?

頭皮に違和感やトラブルがあっても、その原因がすべて「乾燥」であるとは限りません。まずはあなたの頭皮が本当に乾燥しているのかどうかを知ることが大切です。下記の3つから、自分に当てはまるものがあるかどうかチェックしてみてください。
・頭皮が突っ張っている感じがする
・ピリピリとしたかゆみがある
・粉のようなフケが出る
いかがでしたでしょうか? それでは、1つずつ見ていきましょう。

頭皮が突っ張っている感じがする
うるおいのある頭皮はハリや弾力があり、指で押すと柔らかさを感じられます。頭頂部が「硬く突っ張っている」、もしくは頭皮が「こっているような気がする」「引っ張られている」といった感覚がある方は、頭皮の水分量や皮脂量の低下によって乾燥していることが考えられます。
ピリピリとしたかゆみがある
「ピリピリ」「チクチク」といった鋭角的なかゆみは、頭皮が乾燥しているわかりやすいサインです。頭皮がうるおっている時、頭皮の表面(表皮)は水分や脂質が十分な厚みのある細胞で構成されているため、表皮奥の真皮にある神経細胞は、さまざまな刺激から守られています。しかし乾燥が進んで頭皮のバリア機能が低下すると、奥にある神経細胞が活性化され、表皮近くまで伸びていくようになります。そのため、外部からのちょっとした刺激にも、神経が過敏に反応するようになってしまうのです。
粉のようなフケが出る
頭皮が乾燥していると、白くてパラパラと落ちる細かいフケが出ます。これは頭皮の角質が乾燥して剥がれ落ちたもの。空気が乾燥しやすい秋冬に悪化しやすいのが特徴です。反対に、皮脂の多い「脂性肌」の方のフケは、湿っぽくて大きく、頭皮に貼りついています。こちらは気温が上がり皮脂の分泌が盛んになる春夏にかけて悪化することが多いと言われています。

sec.2 頭皮が乾燥しやすいのは、どんな人?

頭皮の乾燥は、もともと持っている体質などにもよりますが、乾燥を招くような生活習慣から起こっていることも多くあります。次のような項目に当てはまる方は習慣を見直し、日頃からの保湿ケアを心がけましょう。

顔や体が乾燥肌である
当然ではありますが、顔や体の皮膚と頭皮はつながっています。顔や体が乾燥肌なら、頭皮も同じように乾燥しやすいと考えましょう。顔や体を洗ったあと、何もつけずにいると肌がつっぱったり、洋服を脱いだら肌があたっていた部分に白い粉のようなものがつきがちな方は、乾燥肌気味です。また、花粉症など何らかのアレルギーをお持ちの方も、肌のバリア機能が弱くなりやすいため、乾燥が起こりやすい体質だといえます。
洗浄力の強いシャンプーを使っている
シャンプーは、汚れを落とす洗浄成分=界面活性剤の種類によって、大きく「せっけん系」「アミノ酸系」「高級アルコール系」の3つに分けることができます。洗浄力が高すぎるシャンプーを使用すると、汚れを落とすだけでなく、肌に必要なうるおい成分であるNMF(ナチュラル モイスチャライジング ファクター)まで失われてしまうことが多く、肌荒れや乾燥などのトラブルを起こすことも少なくありません。
パーマやヘアカラーをしている
パーマやヘアカラーに使われる薬剤は、髪だけでなく頭皮にもダメージを与えます。パーマでは髪の毛の分子結合を切って軟化させる「1剤(アルカリ剤)」が、そしてヘアカラーでは髪に色素を定着させる「酸化染料」や、髪に色素を入りやすくする「アルカリ剤」、染料の発色を良くする「酸化剤」が、乾燥・かゆみ・湿疹など頭皮トラブルの原因になりやすいといわれています。施術の時に薬剤を頭皮になるべくつけない、次の施術までに期間を空けるなどの工夫である程度はダメージを軽減できますが、影響は0にはなりません。
アウトドアが好き
「シミ」の原因としてよく知られている紫外線ですが、じつは頭皮を含めた肌の乾燥とも大きな関わりがあります。紫外線は大きく分けて3種類ありますが、そのうちの1つ「UV-B」は、日焼け(サンバーン)の原因となる紫外線。浴びると肌の表面を乾燥させ、人によっては炎症を起こします。また、もう1つの紫外線「UV-A」は、肌の奥の真皮まで届いて肌のハリや弾力の成分(コラーゲンやエラスチン)をつくる細胞を傷つけるため、新しく生まれる細胞がうるおいを保ちにくくなります。アウトドアの趣味やスポーツなどで紫外線ケアをせず、日光を多く浴びる環境にいると、頭皮もより乾燥しやすくなっていきますので、注意が必要です。
空調が効いた部屋にいることが多い
夏の冷房や、冬の暖房が行き届いた部屋は湿度が低く乾燥しがち。部屋の最適な湿度は40~60%と言われていますが、それ以下になると頭皮の乾燥も進みやすい環境ですし、健康のためにもよくありません。

sec.3 乾燥を防ぐためには、どんなシャンプーを選べばいい?

頭皮が乾燥する大きな原因のひとつが、洗浄力の強いシャンプーによる洗い過ぎ。今使用しているシャンプーを改めて見直していただき、「取るべき汚れはしっかりと洗い落とせる、そして乾燥対策に効果的な成分が入っている」ようなシャンプーを選ぶことをおすすめします。

「アミノ酸系」シャンプーで、頭皮のうるおいを残す
「アミノ酸系」の洗浄成分が入ったシャンプーは、比較的洗浄力が弱いため、頭皮が健康であるために必要なうるおいを残して洗えます。1日1回を目安に、地肌を中心に爪を立てず指の腹でもみこむようにして丁寧に洗いましょう。タイプが分かれているシャンプーなら、「乾燥肌用」「しっとり」「モイスト」などの表記があるものを選んでください。 アミノ酸系の界面活性剤は、脂肪酸+アミノ酸+アルカリ剤でつくられており、「ココイル(ヤシ油)~」「ラウロイル~」「ステアロイル~」「ミリストイル~」などの名称で始まります。シャンプーのHPや商品裏面に書かれている成分表示をチェックしてみましょう。
薬用シャンプーなら、有効成分による効果が期待できる
薬用シャンプーは、厚生労働省から「医薬部外品」の認可を受けているもので、「ふけ・かゆみを防ぐ」「毛髪・頭皮の汗臭を防ぐ」「毛髪・頭皮を清浄にする」「毛髪・頭皮をすこやかに保つ(又は毛髪をしなやかにする)」などの点で有効だと認められた成分が配合されています。ふけ・かゆみを防ぐ成分(ピロクトンオラミン、硝酸ミコナゾールなど)や、肌荒れを防ぐ成分(グリチルリチン酸2K、アラントインなど)が入っている薬用シャンプーを選ぶことで、頭皮が乾燥したときに起こりがちな、それぞれの症状に対する効果が期待できます。
ローションやヘアトニックで保湿ケアを
できれば洗髪後は、保湿効果のある頭皮用ローションやヘアトニックで頭皮にうるおいをあたえましょう。頭皮を良くマッサージしながら使用することで、血行も促進し頭皮環境が良くなることが期待できます。ふけ・かゆみを防ぐ成分(塩酸ジフェンヒドラミン、dl-α-トコフェロール等)や、肌荒れを防ぐ成分(グリチルリチン酸ジカリウム等)が入っていれば、それぞれの症状に対して効果が期待できます。また、乾燥しているときはアルコールが多く含まれているものは避けた方が良いでしょう。

シャンプー選びに関しては、シャンプーにはどんな種類がある? 選ぶポイントは「洗浄成分」にあり!も参考になります。