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そのかゆみ、頭皮の乾燥が原因かも…!見分け方から対策方法まで徹底解説

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そのかゆみ、頭皮の乾燥が原因かも…!見分け方から対策方法まで徹底解説

頭皮がかゆい、パラパラとフケが出る…。髪をめぐるトラブルの原因はいろいろありますが、もしかするとそれは、頭皮が乾燥しているサインかもしれません。不安やお悩みを抱える方に向けて頭皮の乾燥を見抜く方法や対策方法をご紹介します。ぜひご覧ください。

sec.1 頭皮の乾燥を見分けるポイント3つ

頭皮にかゆみがあっても、その原因が「乾燥」であるとは限りません。まずはあなたの頭皮が本当に乾燥しているのかどうかを知ることが大切です。自分に当てはまるものがあるかどうかチェックしてみましょう。

頭皮が突っ張っている感じがする
うるおいのある頭皮はハリや弾力があり、指で押すと柔らかさを感じられます頭頂部が「硬く突っ張っている」、もしくは頭皮が「こっているような気がする」「引っ張られている」といった感覚がある方は、頭皮の水分量や皮脂量の低下によって乾燥していることが考えられます。
ピリピリとしたかゆみがある
「ピリピリ」「チクチク」といった鋭角的なかゆみは、頭皮が乾燥しているわかりやすいサインです。頭皮がうるおっている時、頭皮の表面(表皮)は水分や脂質が十分な厚みのある細胞で構成されているため、表皮奥の真皮にある神経細胞は、さまざまな刺激から守られています。しかし乾燥が進んで頭皮のバリア機能が低下すると、奥にある神経細胞が活性化され、表皮近くまで伸びていくようになります。そのため、外部からのちょっとした刺激にも、神経が過敏に反応するようになってしまうのです。
粉のようなフケが出る
健康な頭皮の表皮では常に新しい細胞がつくられ、やがて剥がれ落ちます。剥がれ落ちた表皮(=古くなった細胞)がフケです。しかし、頭皮が乾燥していると、肩に落ちると目立って見えてしまうような白くてパラパラと落ちる細かいフケが出ます。これは、頭皮の角質が乾燥して剥がれ落ちたもの。空気が乾燥しやすい秋冬に悪化しやすいのが特徴です。反対に、皮脂の多い「脂性肌」の方のフケは、湿っぽくて大きく、頭皮に貼りついています。こちらは気温が上がり皮脂の分泌が盛んになる春夏にかけて悪化することが多いと言われています。

sec.2 頭皮が乾燥しやすいのはどんな人?

頭皮の乾燥は、もともと持っている体質などにもよりますが、乾燥を招くような生活習慣から起こっていることも多くあります。次のような項目に当てはまる方は習慣を見直し、日頃からの保湿ケアを心がけましょう。

顔や体が乾燥肌である
当然ではありますが、顔や体の皮膚と頭皮はつながっています。顔や体が乾燥肌なら、頭皮も同じように乾燥しやすいと考えましょう。顔や体を洗ったあと、何もつけずにいると肌がつっぱったり、洋服を脱いだら肌があたっていた部分に白い粉のようなものがつきがちな方は、乾燥肌気味です。また、花粉症など何らかのアレルギーをお持ちの方も、肌のバリア機能が弱くなりやすいため、乾燥が起こりやすい体質だといえます。
洗髪時のシャワーの温度が高い
シャンプー時に熱いお湯を使っていると、必要なうるおいまで溶け落ちてしまうので、頭皮が乾燥します。一般的な家庭では40~42度のシャワーを使用していることが多いようですが、頭皮のためには37~39度まで下げましょう体温よりも少し高いぐらいの温度が最適です。頭皮を労わるあまり温度を下げすぎると、今度は不要な皮脂を落としきれずにトラブルにつながるので注意しましょう。
洗浄力の強いシャンプーを使っている
シャンプーは、汚れを落とす洗浄成分=界面活性剤の種類によって、大きく「せっけん系」「アミノ酸系」「高級アルコール系」の3つに分けることができます。洗浄力が高すぎるシャンプーを使用すると、汚れを落とすだけでなく、肌に必要なうるおい成分であるNMF(ナチュラル モイスチャライジング ファクター)まで失われてしまうことが多く、肌荒れや乾燥などのトラブルを起こすことも少なくありません。
パーマやヘアカラーをしている
パーマやヘアカラーに使われる薬剤は、髪だけでなく頭皮にもダメージを与えます。パーマでは髪の毛の分子結合を切って軟化させる「1剤(アルカリ剤)」が、そしてヘアカラーでは髪に色素を定着させる「酸化染料」や髪に色素を入りやすくする「アルカリ剤」、染料の発色を良くする「酸化剤」が、乾燥・かゆみ・湿疹など頭皮トラブルの原因になりやすいといわれています。施術の時に薬剤を頭皮になるべくつけない、次の施術までに期間を空けるなどの工夫である程度はダメージを軽減できますが、影響は0にはなりません。
紫外線対策をしていない
「シミ」の原因としてよく知られている紫外線ですが、じつは頭皮を含めた肌の乾燥とも大きな関わりがあります。紫外線は大きく分けて3種類ありますが、そのうちの1つ「UV-B」は、日焼け(サンバーン)の原因となる紫外線。浴びると肌の表面を乾燥させ、人によっては炎症を起こします。また、もう1つの紫外線「UV-A」は、肌の奥の真皮まで届いて肌のハリや弾力の成分(コラーゲンやエラスチン)をつくる細胞を傷つけるため、新しく生まれる細胞がうるおいを保ちにくくなります。アウトドアの趣味やスポーツなどで紫外線ケアをせず、日光を多く浴びる環境にいると、頭皮もより乾燥しやすくなっていきますので、注意が必要です。
空調が効いた部屋にいることが多い
夏の冷房や、冬の暖房が行き届いた部屋は湿度が低く乾燥しがち。エアコンは空気中の水分量はそのままに空気の温度を変えるので、相対的な湿度が低くなってしまうのです。部屋の最適な湿度は40~60%。それ以下になると頭皮の乾燥も進みやすい環境です。健康のためにもよくないので、エアコンを使用する際は、併せて加湿も行う、水分補給を意識的にするなどして対策しましょう。

sec.3 頭皮の乾燥を防ぐためのヘアケア方法

頭皮が乾燥する大きな原因のひとつが、洗浄力の強いシャンプーによる洗い過ぎ。今使用しているシャンプーを改めて見直していただき、「取るべき汚れはしっかりと洗い落とせる、そして乾燥対策に効果的な成分が入っている」ようなシャンプーを選ぶことをおすすめします。

「アミノ酸系」シャンプーを使う
「アミノ酸系」の洗浄成分が入ったシャンプーは、比較的洗浄力が弱いため、頭皮が健康であるために必要なうるおいを残して洗えます。1日1回を目安に、地肌を中心に爪を立てず指の腹でもみこむようにして丁寧に洗いましょう。タイプが分かれているシャンプーなら、「乾燥肌用」「しっとり」「モイスト」などの表記があるものを選んでください。 アミノ酸系の界面活性剤は、脂肪酸+アミノ酸+アルカリ剤でつくられており、「ココイル(ヤシ油)~」「ラウロイル~」「ステアロイル~」「ミリストイル~」などの名称で始まります。シャンプーの商品ページや商品裏面に書かれている成分表示をチェックしてみましょう。
薬用シャンプーを使う
薬用シャンプーは、厚生労働省から「医薬部外品」の承認認可を受けているもので、「フケ・かゆみを防ぐ」「毛髪・頭皮の汗臭を防ぐ」「毛髪・頭皮を清浄にする」「毛髪・頭皮をすこやかに保つ(又は毛髪をしなやかにする)」などの点で有効だと認められた成分が配合されています。ふけ・かゆみを防ぐ成分(ピロクトンオラミン、硝酸ミコナゾールなど)や、肌荒れを防ぐ成分(グリチルリチン酸2K、アラントインなど)が入っている薬用シャンプーを選ぶことで、頭皮が乾燥したときに起こりがちな、それぞれの症状に対する効果が期待できます。
シャンプー方法を見直す
ぬるま湯でしっかり予洗いする
手で泡立てたシャンプーを髪につける
指の腹で優しく頭皮を洗う
毛の流れに逆らうようにしてしっかりすすぐ


頭皮の余分な皮脂を洗い落とす行為である洗髪は、方法が間違っているとダイレクトに頭皮の乾燥を招いてしまいます
シャンプーをつける前にしっかり予洗いして、ある程度の汚れは落としてしまいましょう。この時、お湯の温度は37~39度です。また原液のままのシャンプーを頭皮につけてしまうと刺激が強いため、必ず手の上で泡立ててから使用します。洗う際は絶対に爪を立てないようにしましょう。最後は泡を付けて洗っていた倍の時間をかけてよく洗い流しましょう

ローションやヘアトニックで保湿ケアする
ふけ・かゆみに効くシャンプーを使用するだけでなく、洗髪後には保湿効果のある頭皮用ローションやヘアトニックで頭皮にうるおいをあたえましょう。頭皮をよくマッサージしながら使用することで、血行も促進し頭皮環境が良くなることが期待できます。ふけ・かゆみを防ぐ成分(塩酸ジフェンヒドラミン、dl-α-トコフェロール等)や、肌荒れを防ぐ成分(グリチルリチン酸ジカリウム等)が入っていれば、それぞれの症状に対して効果が期待できます。また、乾燥しているときはアルコールが多く含まれているものは避けた方がよいでしょう。

sec.4 頭皮の乾燥によるかゆみの対策方法

頭皮が乾燥する原因はからだの内側にある可能性もあります。ヘアケアと併せて生活習慣を改善し、からだの内側から頭皮の乾燥を改善しましょう。

食生活を改善する
頭皮に限らず乾燥肌の人は、ターンオーバーが乱れ、肌が水分を保持できない状況になっている可能性があります。毎日の食生活で健康的な肌をつくるために必要な栄養素を意識的に取り入れましょう。とくに重要なのは、肉や魚、大豆などに含まれるタンパク質、レバーやホウレン草に含まれるビタミンA、レモンやいちごなどのフルーツに多く含まれるビタミンCです。ただし特定の栄養素を集中的に摂るというよりは、バランスのよい食事を心がけることが大切でしょう。 必要に応じてサプリを利用しても構いません。
適切な水分補給を行う
人間のからだの約60%は水分で占めており、この水分量は肌の乾燥にも大きく影響しています。特別な運動や汗をかくような環境いなくても、呼吸や代謝で一日に約2.5ℓの水分が失われていくので、季節や気温問わず、こまめに水分補給をしましょう。ただし、量をたくさん飲めばよいというわけではありません。成人であれば、一日に体重×35~50㎖の水分を摂るとよいでしょう。
規則正しい睡眠をとる
睡眠中は頭皮のターンオーバーやダメージの修復に欠かせない「成長ホルモン」が分泌されます睡眠時間が短かったり不規則だったりすると、この成長ホルモンが十分に分泌されず、頭皮の乾燥や環境悪化につながるので注意が必要です。
まずは平日・休日ともに、決まった時間に起床、就寝できるよう意識しましょう。また睡眠の質を高めるために、寝る前にスマホやパソコンを見ない、睡眠の3時間前までには夕食を済ませるなどを習慣づけしましょう。
紫外線対策を行う
紫外線は春から夏にかけて強くなり、10月ごろまで強い状態が続きます。ピークは夏ですが、それ以外の季節も油断せずに対策を継続しましょう。 対策方法としては、帽子や日傘に加えて、頭皮用の日焼け止めがあります。毎日続けることが大切なので、取り入れやすい方法で対策を行うとよいでしょう。

sec.5 頭皮の乾燥は日々のヘアケアと生活習慣の見直しで対策!

乾燥による頭皮のかゆみは、もともとの肌タイプや誤ったヘアケア方法などによって引き起こされていることがほとんどです。かゆみが気になり始めたら、普段、頭皮に対して行っているケア方法を一度見直してみましょう。シャワーの温度やシャンプーの種類など、ちょっとした刺激で頭皮は乾燥してしまいます。また、ヘアケアと併せて見直したいのが生活習慣。健康的な頭皮を作るためには、からだの内側からのサポートも欠かせません。ご紹介した内容を参考に、ぜひ頭皮のかゆみを防ぐための対策を行ってみてくださいね。

この記事の監修
アンファー株式会社

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