メンズの肌荒れの原因とは？効果的なスキンケア対策などを徹底紹介

• ・ニキビ
• ・テカリ
• ・かゆみ、赤み

肌荒れと一言で言っても、症状はさまざまです。ここでは、男性が引き起こしやすい肌荒れの症状についてご紹介します。

過剰に分泌した皮脂によって毛穴が詰まり、アクネ菌を増殖させることで起こる炎症反応、ニキビ。一般的にニキビは、皮脂の分泌が多くなる10代から増えやすくなり、20代でピークを迎えます。20代から40代にかけて皮脂の分泌量が多い状態が続く男性は、特に注意が必要です。

皮脂の分泌量が多い男性は、テカリやギラつきが起こりやすい傾向にあります。見た目の清潔感が損なわれるだけでなく、放っておくことでさらなる肌荒れを招く恐れがあるので注意しましょう。また、テカリは皮膚の色やキメによってさらに目立ちやすくなります。日焼けをしていたり、皮膚のキメが粗かったりするとさらに悪目立ちしてしまうということも念頭に置いておきましょう。

男性の肌は、ヒゲ剃りや紫外線などのさまざまな刺激に日々さらされています。これらにより肌のバリア機能が低下すると、かゆみや赤みが現れやすくなるでしょう。触ったりかきむしったりすることで、さらなる悪化を招く恐れがあるので避けましょう。

せっかくのスキンケアも使用方法が間違っていると肌荒れの原因になってしまいます。顔をごしごしと強くこする、一日に何度も洗顔を行うなどは、肌に必要なうるおいや皮脂層を取り去ってしまうので避けましょう。
また、肌質に合っていないスキンケアアイテムを使い続けることも、肌荒れに繋がります。

スキンケアアイテムには、洗顔料、化粧水、乳液、美容液、BBクリームなどさまざまなアイテムがあります。合うスキンケアケアは人それぞれ、肌状態によっても異なるので、自分の肌の調子と相談しながら選びましょう。 ≫メンズスキンケアアイテムの選び方はこちら≪

また、スキンケアアイテムは正しい順番、正しい方法で使用しましょう。特に肌の汚れや皮脂を落とす洗顔は、方法を誤ると肌状態を悪化させる恐れがあります。よく泡立てた洗顔料を使い、ぬるま湯でよく洗い流すことが大切です。 ≫正しい洗顔方法の詳細はこちら≪

男性の肌荒れの原因として多いのが、髭剃りによるカミソリ負けです。カミソリを皮膚に当てる際に、保湿が不足していたり、カミソリの刃が古いままだと、肌に必要な角質まで削ぎ落してしまいます。これにより肌のバリア機能が低下し、肌が敏感な状態になると、少しの刺激でも肌荒れも引き起こしやすくなってしまうのです。

髭を剃る際は、必ずシェービングリームを塗り、ヒゲを保湿し柔らかくしてからカミソリを使用しましょう。刃を何度もあてる必要がなくなり、肌に負担がかかる回数を減らせます。髭剃り後には必ず化粧水やクリームを塗り、しっかり保湿しましょう。
また、日頃からカミソリを清潔に保つことも大切です。切れ味の悪いカミソリを使い続けると、肌に負担をかけたり傷付けたりする原因になるので、必ず避けましょう。

紫外線を浴びると、肌のバリア機能が低下し、刺激に対して敏感な状態になります。少しのホコリや汚れにも反応して荒れやすくなってしまうだけでなく、水分が蒸発しやすくなり、乾燥した状態に。日焼けによる赤みやかゆみ、さらにはニキビやシミ・くすみなどを引き起こす原因になります。

紫外線対策でもっとも重要なのは、一年を通して対策を行うこと。夏場の外出時に日焼け止めを塗る人は多いかもしれませんが、実は紫外線は3月ごろから強くなり始め、11月中旬ごろまでその強さが続きます。季節問わず日焼け止めを塗るよう心がけましょう。

また、オフィスワークやリモートワークで外に出ないからと、対策を行わないのはNG。紫外線は窓から室内にも入ってくるので、日差しの当たる室内では日焼け止めを使用するとよいでしょう。

感染症や花粉対策で日常的に使用することの多いマスクも、肌荒れを引き起こす原因になります。自分の息で蒸れた状態になったマスクの内側は、肌荒れを引き起こす菌が繁殖しやすい環境です。さらに、この蒸れた状態からマスクを外すことで、水分が一気に蒸発し、肌の乾燥も招きます。これらでバリア機能が弱まった肌に、マスクの付け外しによる摩擦が起き、肌荒れが起きることが多いようです。

まずは自分の顔のサイズに合ったマスクを選ぶことが大切です。マスクのサイズが小さかったり大きすぎたりすると肌との摩擦も大きくなります。
また、マスクの内側にガーゼを入れてこまめに交換する、まめにハンカチで顔を拭くなどして、マスクの内側が蒸れて熱がこもったままの状態にならないようにしましょう。

肌に直接触れる洗面所のタオル、枕やベッドの寝具などが清潔でないと、肌荒れを引き起こす原因となります。タオルや枕カバーなどに使われる素材は汗や皮脂を吸収しやすいため、少しの間洗濯せずに放っておくことで、あっという間に菌が繁殖してしまいます。洗顔後や寝ている間の肌は無防備なので、これらの菌や汚れによって肌荒れしやすいのです。

まずはこまめに洗濯することが不可欠です。少なくとも週に1~2回は洗濯し、取り換えるよう心がけましょう。菌やダニ対策になるので、敷布団、掛布団はできるだけ日干しすると効果的です(ただし花粉シーズンは除く)。
また、肌に直に触れるタオルや寝具を、ガーゼやコットンなどの刺激の少ない素材に変えるのも効果的でしょう。

過度なストレスは、イライラ、不安、気分の落ち込みなど精神的な不調、食欲低下、暴飲暴食、頭痛、肩こり、胃痛、不眠などの身体的な不調を引き起こします。心身の不調が続くことで、ホルモンバランスや自律神経のバランスが乱れると、肌のターンオーバーにも影響が。正常な周期で生まれ変われなくなり、水分量・皮脂量のバランスが崩れることで、肌荒れに繋がってしまいます。

ストレスによる心身の不調に気が付いたら、まずはとにかく気分転換をはかりましょう。
ジョギングやスポーツ、筋トレなどの運動を適度に行うと、ストレスが解消されるだけでなく、身体全体の血行もよくなります。肌に充分な酸素と栄養が行き届くようになるので、直接的な肌荒れの改善にも繋がるでしょう。ゆっくりと湯舟に浸かって心身をリラックスさせるのも効果的です。

栄養の偏った食事、不規則な生活習慣、睡眠不足などを繰り返すうちに、自律神経が乱れたり、成長ホルモンの分泌が減少したりします。これにより、肌のターンオーバーの周期も乱れるので、健康な状態を保つのが難しくなるでしょう。これにより肌のキメが粗くなったり、ニキビや吹き出物などが出やすくなったりします。

規則正しい生活を送ることが大切です。
食事はできるだけ決まった時間に、炭水化物、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維のバランスがよいメニューを摂るよう心がけましょう。
質のよい睡眠の確保も重要です。入浴は入眠の1～2時間前に行い、寝る前のスマホやパソコンは控えるようにしましょう。ブルーライトが神経を刺激し、寝付きにくくなる恐れがあります。

アンファーが開発した多機能スキンケアシリーズ「DISM（ディズム）」。紫外線やカミソリ負けなどにより、知らず知らずのうちに肌ダメージを溜めている男性に向けた、肌のターンオーバーを整えることを目的としたスキンケアアイテムを多く取り揃えています。

その名の通りクリーミータイプの洗顔料で、洗顔・シェービングの2つの機能を備えています。もっちりとしたテクスチャーを持った炭酸泡※が汚れを吸着してくれるので、毛穴ケアにも効果的です。

※炭酸ガス（噴射剤）

1本で化粧水・乳液・美容液・クリーム・マスクの5つの機能を備えた「オールインワンジェル」。忙しい働き世代の男性に向けて、1本で良質なスキンケアが完結できるよう設計されています。20種類のアミノ酸を配合した、高い保湿機能が特徴です。

家でできる肌荒れ対策をしてみても改善しない場合、あるいはさらに悪化する場合は、迷わず皮膚科医へ相談しましょう。症状によっては、アトピー性皮膚炎やじんましんなどの病気の可能性もあるので、医師の診断のもと、適切な対策をとることが大切です。
放っておくとさらに悪化し、跡に残ってしまう恐れもあります。

男性の肌荒れの原因と対策方法についてご紹介してきました。男性はスキンケアを行わない人も多く、自分でも気づかないうちに負担がかかっている可能性があります。肌荒れは身体からの危険サインだと考え、これを機にスキンケアについて見直してみてくださいね。
病気やアレルギーなど、別の原因がない限り、適切なケアを行えば、しっかりと結果が返ってくるはずです。