ニキビ予防には洗顔が大切。洗顔のやり方から洗顔料の選び方まで
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ニキビができる原因はさまざまですが、予防するためには正しいやり方での洗顔が欠かせません。また、ニキビができやすい肌質の方は自分に合った洗顔料を選ぶ必要があります。この記事ではニキビができる原因や、予防するための洗顔方法について解説します。メンズのニキビ肌におすすめの洗顔料も紹介しているので、ニキビに悩む男性は参考にしてください。
目次
ニキビができる原因
ニキビは誰にでもできる可能性があります。特に以下のような肌環境の乱れに心当たりがある方は注意が必要です。
ここではニキビができる原因について詳しく解説します。
皮脂の過剰分泌
ニキビができる原因の1つが皮脂の過剰分泌です。
ニキビは毛穴に皮脂やほこり、古くなった角質などがつまってできる炎症性の疾患です。
何らかの原因により皮脂の分泌量が増加すると、ほこりや古くなった角質などと混じり合って毛穴につまりやすくなるため、ニキビができるリスクが増加します。
なお、皮脂が過剰分泌される原因はホルモンバランスの乱れや脂質を多く含む食事、ストレスの蓄積、誤ったスキンケアなどさまざまです。
角質肥厚
角質肥厚とは肌表面の古い角質が蓄積し、分厚くなってしまうことです。
表皮は角層・顆粒層・有棘層・基底層で構成されますが、肌の元となる角質は基底層で作られて肌の表面へと押し上げられ、数層から十数層の角層を形成します。やがて古くなった角質は剥がれ落ち、新しい角質が肌の表面へ顔を出しますが、この一連の流れが肌のターンオーバーです。
ターンオーバーの周期はおよそ【年齢×1.5日】とされていますが、何らかの原因によりターンオーバーの周期が乱れると、本来であれば剥がれ落ちるべき角質が表皮に留まり、角質肥厚を引き起こします。
角質が分厚くなると毛穴から皮脂を排出する機能が低下するため、結果としてニキビができやすくなるのです。
ターンオーバーの周期が乱れる原因は紫外線や食生活の乱れ、ストレスの蓄積、血行不良、冷え、肌の乾燥、誤ったスキンケアなどさまざまです。
アクネ菌の増殖
アクネ菌は正式名称を「プロピオニバクテリウム・アクネス」という肌の常在菌の一種です。肌のペーハーバランスを保ったり、悪玉菌の増殖を防いだりする重要な働きがあります。
しかし、アクネ菌には皮脂をエサとして繁殖する特徴があり、皮脂の過剰分泌が起こるとアクネ菌の異常繁殖を招きやすくなります。
なお、アクネ菌は酸素のない場所を好む通性嫌気性菌のため、角質肥厚などにより毛穴がつまって出口がふさがれると、過剰に繁殖しやすくなります。
皮脂の過剰分泌や角質肥厚により毛穴の内部にアクネ菌が異常繁殖すると、身体の防衛機能が働いて炎症を引き起こします。その結果としてニキビができてしまうのです。
ニキビを改善する洗顔方法
ニキビを改善・予防するためには毎日の正しい洗顔が欠かせません。なぜなら、洗顔をしないとニキビの原因となる皮脂や古い角質が肌にとどまってしまうからです。
しかし、誤った方法で洗顔するとかえって肌のコンディションが低下し、ニキビができやすくなるため注意が必要です。ニキビを改善・予防するためには下記の手順で1日2回、正しく洗顔をするよう心がけましょう。
1.ぬるま湯で予洗いする
2.洗顔料を泡立てる
3.泡で優しく洗う
4.ぬるま湯ですすぐ
5.清潔なタオルで優しく拭く
6.化粧水・乳液で保湿する
上記の手順で正しく洗顔をした後は、保湿も欠かさないようにしましょう。
保湿が足りないと肌の乾燥を招きます。肌が乾燥するとバリア機能を保つため、かえって皮脂の分泌量が増加。皮脂の分泌量が増加すると、ニキビができやすくなるため注意が必要です。
ニキビ肌向けの洗顔料の選び方
ニキビを防ぐためには1日2回の正しい洗顔で肌を清潔に保つ必要がありますが、一方で肌への刺激を最低限にする必要があります。
なぜなら、肌に対して強い刺激が加わると肌のバリア機能を保つために、皮脂腺から過剰に皮脂が分泌される恐れがあるためです。
肌への強い刺激を避けるためには、アルコールやメントールなどの添加物が含まれていない、肌に優しい洗顔料を選ぶのがおすすめです。
また、肌の乾燥もかえって皮脂の過剰な分泌を招きます。ヒアルロン酸やセラミドなど保湿成分が配合されている洗顔料を選ぶとより良いでしょう。
ニキビ肌が避けるべき洗顔料
ニキビ肌の男性は界面活性剤やアルコールの入った洗顔料を避けるようにしましょう。
界面活性剤は食器洗い洗剤や洗濯洗剤などにも含まれる洗浄成分の一種で、油汚れを浮かせて落としやすくする働きがあります。しかし、界面活性剤を配合した洗顔料を使うと、強力な洗浄力により肌を守るべき皮脂が根こそぎ奪われます。
肌を守るべき皮脂が奪われると、バリア機能を保とうとかえって皮脂の分泌量が増加するため、ニキビができやすくなるのは先述の通りです。
エタノールやエチルアルコールといったアルコールには洗顔時の清涼感を与えるはたらきがありますが、肌質によっては刺激が強すぎる可能性もあります。
仮にエタノールやエチルアルコールを配合した洗顔料を使用して違和感や肌の赤みなどを生じる際には、使用を避けるようにしましょう。
洗顔料の箱や裏には成分が詳しく記載されています。ニキビ肌のメンズは界面活性剤やアルコールを配合していない洗顔料を選ぶようにしましょう。
メンズのニキビ肌にはDISM
メンズのニキビ肌はDISMのスキンケアシリーズがおすすめです。
男性の肌に30年以上向き合い続けてきたアンファーとDクリニックが企画開発した、まさにメンズ特化のアイテムです。
クリーミーフォームウォッシュ
クリーミーフォームウォッシュは、ワンプッシュで濃密な泡がでる洗顔料です。
泡立ての必要がないため、時間がないときでも手軽にかつ丁寧にスキンケアを済ませられます。
肌への刺激が強いエタノールやパラベンが含まれていないのはもちろん、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が含まれているため、肌の乾燥にともなうニキビの予防にもおすすめです。
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オールインワンジェル
DISMのオールインワンジェルは、1本に化粧水・乳液・美容液・クリーム・マスクの5機能を備えています。
さっぱりとした付け心地で不快感がないため、毎日のスキンケアが快適になります。乳液を重ね塗りする必要がなく、オールインワンジェルだけで保湿が済ませられるため、朝が忙しいメンズにもおすすめです。
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洗顔以外のニキビの改善方法
ニキビを改善するためには、洗顔法だけでなく普段の生活の見直しが大切です。
ここではニキビを改善する洗顔以外の3つの方法について解説します。
バランスの良い食事
ニキビは過剰な皮脂の分泌により発症リスクが増加します。
そのため、普段からスナック菓子や揚げ物など脂質の多い食事は控えましょう。
また、ビタミンB群を多く含む食品を積極的に摂取するのがおすすめです。ビタミンB群には皮脂の分泌量をコントロールしたり、肌のターンオーバーを活発にしたりする働きが期待できるため、ニキビの改善に役立ちます。
睡眠時間の確保
睡眠不足が続くと自律神経のバランスが乱れます。その結果、ターンオーバーの周期も乱れてニキビができやすくなることも。
1日に6~7時間の睡眠は確保するよう気にしてみてください。また、より質の深い睡眠をとるために寝る前にはスマホやパソコンを使わないのもおすすめです。
ストレスの発散
ストレスが蓄積すると、皮脂の過剰な分泌につながるといわれています。
過剰な皮脂の分泌によるニキビを改善するためにも、ストレスの発散を心がけましょう。普段から適度に身体を動かしたり、趣味に没頭する時間を設けたりなど、自分に合ったストレス発散方法を探してみてください。
毎日の洗顔でニキビのないきれいな肌を目指しましょう
ニキビは皮脂の過剰分泌や角質肥厚、アクネ菌の増殖によって発生します。洗顔しないとニキビの原因となる皮脂や古い角質が肌にとどまってしまうため、ニキビケアには洗顔が欠かせないといえます。刺激の少ない洗顔料で優しく泡洗顔したあとは、保湿も忘れないようにしましょう。
DISMはメンズ向けの優しいスキンケアアイテムです。肌に優しく、かつ手間なくスキンケアできる仕様のため、忙しい朝にもおすすめです。
また、ニキビを治すには洗顔だけでなく普段の生活習慣の見直しも大切。バランスの良い食生活と睡眠時間の確保、ストレスの発散を心がけてください。