顎にできたニキビはマスクのせい?原因やすぐにできる対策方法を徹底解説
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ウイルスや花粉対策で日常的にマスクをつけるなかで、困るのがマスクによる肌荒れ。顎にニキビができてしまったという人は多いのではないでしょうか。今回はマスクが顎ニキビを引き起こす理由からその対策方法まで徹底的に解説します。マスクをしていれば肌荒れは隠せる状態ですが、自分のためにもきれいで健康的な肌を育てていきましょう。
目次
マスクが顎ニキビを引き起こす3つの理由
ウイルスや花粉から守ってくれるマスクですが、長時間の着用は肌にとっては悪影響になり得ます。着用時、マスクの中はどのような状態になっているのでしょうか。3つのポイントで見ていきましょう。
蒸れ
鼻と口を覆っているマスクの中は湿度や温度が常に高い状態です。このような環境では雑菌が繁殖しやすく、ニキビのもとであるアクネ菌も増殖してしまいます。
増殖したアクネ菌は、マスクの中で分泌された汗や皮脂をエサにさらに増え、皮脂の詰まった毛穴の炎症を引き起こします。
乾燥
マスクをつけている間は湿度や温度が高い状態ですが、外すとこれらの水分が一気に空気中に放出されます。このとき肌内部の水分も一緒に蒸発してしまうので、肌は乾燥した状態に陥ります。うるおいを失うことで、肌は本来のバリア機能を発揮できなくなり、外部からの刺激に弱くなります。
摩擦
食事や水分補給の際など、マスクの付け外しを頻繁に行っていると、マスクと肌の間に摩擦が発生し、肌表面の角層が傷ついてしまいます。肌のうるおいを保ち、外部からの刺激から守る役割を持っていたこの角層が正常に機能しなくなることで、肌は荒れやすくニキビが発生しやすい状態に陥ります。
マスクによる顎ニキビを予防・改善するスキンケア方法
マスクをつける前にバームを塗る
マスクをつけている間はこまめに湿気を拭く
マスクを外したらやさしく洗顔する
洗顔後はしっかり保湿する
マスクが原因でできてしまった顎ニキビへの対策として効果的な4ステップのスキンケア方法をご紹介します。習慣化して健康的な肌を育てましょう。
マスクをつける前にバームを塗る
マスクと肌の間の摩擦を防ぐのに効果的なのがワセリンなどのバームです。顎や頬、鼻の高い部分などのマスクと触れる部分に薄く塗ることで、摩擦から肌を保護してくれます。
出かける前にしっかり化粧水で肌の水分補給をし、その上からバームを塗ることで、肌のうるおいを閉じ込めたまま、外部の刺激からも守る役割を果たしてくれるでしょう。
マスクをつけている間はこまめに湿気を拭く
マスク内が蒸れてきたと感じたら、清潔なハンカチやウェットティッシュなどでこまめに汗を拭きましょう。湿度や温度が高く雑菌が繁殖しやすい環境を長時間そのままにしない工夫が大切です。マスクを外した肌は急激に水分が奪われた状態なので、ふたたびマスクをつける前にミストタイプの化粧水などで肌を保湿してあげるとより効果的です。
マスクを外したらやさしく洗顔する
帰宅しマスクを外したら、丁寧な洗顔で毛穴に詰まった皮脂や雑菌を洗い流しましょう。このとき、肌は水分が失われ敏感な状態になっているので、刺激を加えないことが大切です。ゴシゴシとこすることはせず、弾力のある泡でやさしく洗顔します。顔を拭くタオルは必ず清潔なものを使用し、ポンポンと押さえるようにして水気を拭きとりましょう。 肌にやさしい洗顔の方法はこちら
洗顔後はしっかり保湿する
洗顔後はできるだけすぐに保湿を行います。少なくとも化粧水でしっかりと水分を補給した後に乳液で蓋をしてあげましょう。ニキビが発生している肌は刺激に弱い状態です。できるだけ低刺激なスキンケアアイテムを選ぶとよいでしょう。
マスクを日常的に使用していると肌を見せる機会も減るため、スキンケアに対する意識はおろそかになってしまいがちですが、バリア機能が正常に働く肌をつくるためには洗顔と保湿の工程がもっとも大切です。毎日の積み重ねで健康的な肌を育てましょう。
メンズスキンケアに欠かせない保湿の詳しい手順はこちら
「DISM」なら時短も丁寧なスキンケアも両立可能!
「DISM」はいままでスキンケアをしてこなかったメンズ肌を整えるスキンケアシリーズです。ラインナップはすべてオールインワンタイプなので、働き世代の忙しいメンズも気軽にスキンケアを始めることができます。マスクによる肌荒れで悩みメンズにおすすめの洗顔フォームとオールインワンジェルをご紹介します。
「DISM」シリーズの詳細はこちらクリーミーフォームウォッシュ
濃密な炭酸※泡の状態で洗顔料が出てくる洗顔フォームです。保湿成分も含まれているので、余分な汚れは落としながら、肌に必要なうるおいをチャージしてくれます。シェービングクリームとしても使える2in1設計なので、忙しい朝も便利でしょう。
※炭酸ガス(噴射剤)
「クリーミーフォームウォッシュ」の詳細はこちらオールインワンジェル
化粧水、乳液、美容液、クリーム、マスクの機能を持った5in1設計のオールインワンジェルです。うるおいを補給し閉じ込めるところまで行えるので、複数のスキンケアアイテムを重ね付けする必要はありません。朝も夜もこれ1本で肌に必要なスキンケアを完結できるでしょう。
「オールインワンジェル」の詳細はこちらそのマスク合っていないかも!見直したい2つのポイント
サイズ
顔のサイズに対してマスクのサイズが小さすぎると、肌へ強い摩擦が加わります。摩擦による刺激はニキビやその他の肌荒れを引き起こす大きな原因となるので注意しましょう。大きすぎてもずれやすくなることで摩擦が生じやすくなるので、ぴったり合ったサイズのマスクを見つけることが大切でしょう。
素材
ひとえにマスクといってもさまざまな素材で作られた製品があります。ナイロン、アクリル、ポリエステルなどの化学繊維素材のマスクは比較的、摩擦が起きやすいので、肌が弱い人は避けた方がよいでしょう。ガーゼやコットンなどの天然素材が使用されたマスクであれば比較的、肌に優しいでしょう。マスクの効果を考えるのであれば内側だけガーゼが使われた不織布マスクなどもおすすめです。
マスクによる肌荒れには丁寧なスキンケアを!
飛沫の飛散を防いでくれたり、花粉から守ってくれるマスクですが、その構造が原因で肌荒れを拭き起こしてしまうことがあります。とくにマスクによる蒸れや乾燥、摩擦で、肌バリアが低下すると、ニキビが起きやすくなるでしょう。
対策として有効なのは毎日の丁寧なスキンケアです。ご紹介した内容を参考に、マスクをつけている間はいつも以上に念入りなスキンケアを行いましょう。荒れてしまったお肌でも、毎日の習慣づけで少しずつ改善していくはずです。