ニキビを潰すのはダメ?正しい改善方法や潰したときの対処法を解説

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ニキビを潰すのはダメ?正しい改善方法や潰したときの対処法を解説

ニキビを潰すとすっきりしますが、実はあまりおすすめはできません。この記事ではニキビを潰す問題点や、気になるときの対処法について解説します。おすすめのスキンケアグッズも紹介しているので参考にしてください。

sec.1 ニキビを潰すとどうなる?

こめかみニキビの原因

ニキビを自分の判断で潰すことはおすすめできません。ニキビを潰してしまうと、次のような弊害を生じるリスクが増加します。

・炎症を起こす
・跡が残る

ここでは、ニキビを潰すとどうなるのか詳しく解説します。

炎症を起こす

ニキビを潰したときに起こり得る弊害の1つが、炎症を引き起こすことです。
手には目に見えない無数の雑菌が付着しています。ニキビを潰すと傷口から雑菌が入り込み炎症をさらに悪化させ、治るまでに時間が掛かってしまいます。

跡が残る

ニキビを手で潰すと、跡を残してしまう可能性があります。ニキビ跡は大きく以下の3タイプに分けられます。

・赤み
・色素沈着
・クレーター

赤みは軽症のニキビ跡で、炎症により鬱血(うっけつ)を起こすため、赤く見える点が特徴です。ニキビが改善した後も赤みはしばらく残りますが、時間の経過とともに次第に目立たなくなります

何らかの刺激によりニキビの炎症状態が悪化すると、皮膚を守るためにメラニン色素が生成され、結果として赤黒いシミのような色素沈着を引き起こすことも。
色素沈着も時間の経過とともに改善する可能性はあるものの、赤みのように簡単には消えないため注意が必要です。

クレーターは重症例のニキビ跡で、文字通り皮膚が陥没したようになります。ニキビを潰すなどすると皮膚の深い部分にダメージが加わるため、クレーターを形成しやすくなります。
赤みや色素沈着であれば時間の経過とともに改善が期待できますが、クレーターを形成すると自力での改善は困難です。

以上のような弊害を引き起こす可能性があるため、ニキビを手で潰すことは避けましょう。

sec.2 ニキビを潰さずに改善する方法

ニキビを潰さずに改善する方法

ニキビを潰すと炎症を起こしたり、跡を残したりする可能性があります。次のような方法でニキビを潰さず改善に導くことが重要です。

・睡眠をとる
・食生活を見直す
・洗顔で清潔を保つ

ここでは、ニキビを潰さずに改善する方法について解説します。

睡眠をとる

ニキビを潰さずに改善するためには、十分な睡眠をとることが重要です。睡眠中に脳の下垂体から分泌される成長ホルモンには、細胞分裂を活発にする働きがあります。
皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)も細胞分裂により活発化するため、睡眠不足に陥るとニキビが治るまでに時間が掛かる訳です。
適切な睡眠時間は一般的に、6時間から7時間の睡眠をとることが目安とされています。

また、睡眠時間は確保できていても、睡眠の質が低いとやはりターンオーバーの周期に悪影響をおよぼします。
就寝直前までテレビやスマホなどの明るい画面を見ていると、脳が興奮状態に陥り睡眠の質の低下を招くため注意しましょう。

食生活を見直す

ニキビを潰さずに改善するためには、食生活を見直すことも欠かせません。例えば、脂質や糖質の多い食事は皮脂の過剰な分泌や血行不良を招き、ニキビができやすくなったり、悪化させたりする恐れがあります。
そのため、揚げ物やスナック菓子、生クリームやバターを使った洋菓子などは控えてください。

反対に、ビタミン群やミネラルには皮脂の分泌量を抑制したり、血行を促進したりするはたらきがあるため、積極的に取り入れると良いでしょう。具体的には野菜や果物、海藻などの摂取がおすすめです。

洗顔で清潔を保つ

洗顔で清潔を保つことも、ニキビを潰さずに改善するために重要なポイントです。ニキビに汚れや雑菌が付着すると、炎症が悪化する可能性もあるため、朝晩の洗顔で清潔を保ちましょう。正しい洗顔のやり方は下記の通りです。

1.ぬるま湯で予洗いする
2.泡を立てる
3.顔を洗う
4.泡を洗い流す
5.きれいなタオルで顔を拭く
6.保湿する

詳しい洗顔方法はこちら

洗顔する際のポイントは、ニキビに刺激を与えないよう、きめ細かな泡で洗うことです。また、皮脂の過剰な分泌を抑えるためにも、洗顔後の保湿は忘れないようにしましょう。

sec.3 男性のニキビは「DISM」でケアしましょう

男性のニキビは「DISM」でケアすることがおすすめです。DISMは男性の肌に30年以上向き合い続けてきたアンファーと、Dクリニックが企画開発したスキンケアシリーズです。
朝が忙しい男性におすすめのオールインワン設計のアイテムばかりがそろっています。

クリーミーフォームウォッシュ

クリーミーフォームウォッシュ

クリーミーフォームウォッシュは、ワンプッシュできめ細かな泡がノズルから出てくる洗顔料です。ニキビを刺激せずに洗顔できるため、早くニキビを治したい場合におすすめです。
また、シェービングフォームとしても使えるため、ニキビケアと髭剃りが同時に済ませられるのもポイント。時間のない朝にもストレスがありません。

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オールインワンジェル

オールインワンジェル

オールインワンジェルは化粧水と乳液、美容液、クリーム、マスクの5機能を1本に兼ね備えたスキンケアアイテムです。
洗顔後にオールインワンジェルを塗るだけで、肌の保湿ができます。肌の上でスルスル伸びるため、男性でも続けやすい使用感になっています。

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sec.4 ニキビを潰してしまったときの対処法

ニキビに触れないように気を付けていても、うっかり引っ掻いて潰すこともあります。ニキビを潰してしまったら、以下のように対処しましょう。

・血や膿をふき取る
・それ以上触らない
・皮膚科を受診する

ここでは、ニキビを潰してしまったときの対処法について解説します。

血や膿をふき取る

ニキビを潰してしまったら、まずは血や膿を清潔なティッシュなどでふき取りましょう。血や膿を放置して不衛生な状態が続くと、雑菌の繁殖により症状を悪化させる恐れがあります。

それ以上触らない

ニキビを潰してしまったら、それ以上触らないことも重要です。手には無数の雑菌が付着しているため、気になるからと傷口に触れてしまうと細菌感染を起こし、炎症をさらに悪化させる恐れがあります。

皮膚科を受診する

ニキビを潰した際の痛みや腫れがひどい際には、皮膚科を受診しましょう。皮膚科で適切な治療を受けると、炎症を鎮めたり悪化を抑制したりすることが期待できます。

皮膚科ではニキビの原因菌(アクネ菌)を取り除くために抗真菌薬を用いたり、皮脂の分泌量を抑制するための治療薬を用いたりすることが一般的です。

sec.5 どうしても潰したいときは?

ニキビをどうしても潰して早く改善したい方は、皮膚科を受診して治療を受けるようにしましょう。
ニキビの中の膿を取り出す治療法としては、面ぽう圧出術がよく知られています。ニキビの表面に小さな穴をあけ、専用の医療機器を用いて内部の皮脂や細菌などを押しだす点が特徴です。

皮膚科でおこなうニキビ治療としては手軽な方法であり、健康保険の範囲内で受けられる点もメリットとなっています。

sec.6 ニキビは潰さずに時間をかけて治しましょう

ニキビが気になるからといって、自分の判断で潰すのは良くありません。ニキビを潰してしまうと、雑菌により炎症状態を悪化させ、改善するまでに時間が掛かります。

ニキビを早く改善したいときには十分な睡眠時間を確保し、皮膚のコンディションを整えるための食事を意識し、正しく洗顔することが重要です。

今回ご紹介した方法で、早期のニキビ改善に取り組んでください。セルフケアで改善が見られない場合には、皮膚科を受診することがおすすめです。