目の下のニキビの原因と対策方法は?ニキビによく似た症状も紹介
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ニキビはおでこや頬など皮脂の分泌量が多い場所に多く見られますが、目の下にできる可能性もあります。しかし、目の下のできものはニキビ以外の皮膚疾患のケースもあります。この記事では、目の下にニキビができる原因や対策用、およびニキビ以外の皮膚疾患の可能性について解説します。
目次
目の下のニキビの原因と対策方法は?
目の下にニキビができる原因として、主に以下が挙げられます。
ここでは、目の下にニキビができる3つの原因を詳しく解説します。
すすぎ残し
目の下は頬やおでこに比べると洗いにくい場所であるため、すすぎが十分に行えていない可能性があります。
すすぎ残しがあると、皮膚の汚れや皮脂などが毛穴に詰まり、目の下にニキビを発症するリスクが高くなります。
洗顔の際には目の下までしっかりとすすぐよう意識しましょう。
目を触っている
目をこすったり触ったりすると、目の下にも刺激されます。目の周りは皮膚が薄いため刺激の影響を受けやすく、ニキビにつながる恐れがあります。できるだけ目は触らないようにしましょう。
もし花粉症などで目にかゆみがあるときもかかないように注意してください。病院で診察を受け、薬を処方してもらうことをおすすめします。
生活習慣の乱れ
生活習慣の乱れは目の下に限らず、多くのニキビ原因になり得ます。
例えば睡眠不足が続くと、夜間の成長ホルモンの分泌量が減少し、ターンオーバー(皮膚の新陳代謝)の周期が乱れやすくなります。ターンオーバーの周期の乱れにより角層(皮膚の表面)が分厚くなると、皮脂が毛穴に詰まりやすくなるため、結果としてニキビの発症リスクが増加するのです。
また、脂質の過剰摂取も皮脂の分泌につながり、ニキビができやすくなる恐れがあります。ニキビを予防するためには脂質や糖質の摂取量を減らし、皮脂の分泌量をコントロールするはたらきのあるビタミンB2やB6を積極的に摂取しましょう。
目の下のニキビを予防する正しい洗顔方法
目の下のニキビを予防するためには、正しい洗顔方法を知っておくことが重要です。
日々の洗顔を丁寧に行ない汚れや過剰な皮脂を洗い流すことでニキビの予防が期待できます。
正しい洗顔の手順は以下の通りです。
1.手をきれいにする
2.ぬるま湯で顔を洗う
3.濃密な泡を作る
4.泡で顔を洗う
5.ぬるま湯ですすぐ
6.清潔なタオルで拭く
7.保湿する
洗顔の前には手をきれいにしておきましょう。
ぬるま湯で予洗いをしたら、洗顔フォームをしっかりと泡立て、汚れや皮脂を吸着させるイメージで顔に乗せます。
洗顔を終えたらしっかりと洗い流し、清潔なタオルでふき取ったうえで化粧水や乳液、クリームなどを用いて保湿しましょう。
目の下のニキビには「DISM」のスキンケアシリーズがおすすめ
気になる目の下のニキビを改善するには「DISM」のスキンケアシリーズがおすすめです。
男性向けに開発されたアイテムは、忙しい男性でも使用しやすい作りになっているのが特徴です。
1つのアイテムに2つ以上の美容効果が備わった「DISM」を使用し、素早く丁寧なスキンケアを継続しましょう。
クリーミーフォームウォッシュ
クリーミーフォームウォッシュは、ワンプッシュで濃密な泡が作れる洗顔料です。洗顔の際の泡立てが不要で、忙しい朝でも手早くしっかりとスキンケアができます。きめ細かいな泡で皮膚の薄い目の下も優しく洗えるのもポイント。
シェービングフォームとしても使えるため、時短でスキンケアしたいメンズにおすすめです。
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オールインワンジェルUV
オールインワンジェルUVは、化粧水と乳液、クリームなどの機能を兼ね備えたスキンケアアイテムです。保湿の際に化粧水や乳液などを重ね塗りする必要がないため、忙しい朝のスキンケアもストレスなく続けられます。
UVカット機能も備えているので、夏の日差しも怖くありません。肌にスッとなじむため、使い続けやすい点もメリットです。
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ニキビによく似た症状
目の下のニキビがなかなか治らない場合は、何らかの皮膚疾患を発症している可能性もあります。考えられる疾患としては以下の例があげられます。
ここでは、ニキビに似た5つの皮膚疾患について解説します。
粉瘤
粉瘤(ふんりゅう)はアテロームとも呼ばれる皮膚疾患の一種で、皮下に袋状の構造物ができ、中に角質や皮脂などが溜まることで発症します。
粉瘤の原因に関してはハッキリしたことが分かっていませんが、外傷などの刺激により発症リスクを高めるのではないかと考えられています。
いったん粉瘤を発症すると、自然治癒は難しいです。そのため、粉瘤が大きくなったときや、痛みを生じるときには皮膚科を受診しましょう。
稗粒腫
稗粒腫(はいりゅうしゅ)は、皮脂を生成する腺に角質が溜まることで発症する丘疹(きゅうしん)の一種です。丘疹は1mmから2mmとニキビより小さいことが多いです。
稗粒腫は良性の腫瘍であることがほとんどのため、放置していても基本的には問題ありません。気になるときは専門医の診察を受けましょう。
汗管腫
汗管腫(かんかんしゅ)は汗を分泌する腺が肥大した良性の腫瘍です。ニキビとの違いは正常な皮膚と同じ色をしている点です。
汗管腫は無症状なことが多いですが自然治癒は難しいため、気になる場合は専門の医療機関で処置を受ける必要があります。
黄色腫
黄色腫(おうしょくしゅ)は皮膚が黄色味を帯びて盛り上がる疾患で、脂肪を含んだマクロファージが増殖した結果として発症します。皮膚よりも明るい黄色で扁平の隆起が見られるのが特徴です。
黄色腫自体は脂質異常症の方に多くみられますが、目の下にできるケースでは原因不明のことも少なくありません。完全に取り除くためには外科的処置を受ける必要があります。
ものもらい
ものもらいは皮脂を分布させる腺が途中で詰まることで発生する疾患です。麦粒腫(ばくりゅうしゅ)や霰粒腫(さんりゅうしゅ)とも呼ばれ、まぶたのふちにできる点が特徴です。
ニキビができるメカニズムと似通っており、痛みがそれほど強くないことも共通点です。
投薬治療で改善を図ることが一般的ですが、経過が思わしくないときは手術で摘出することもあります。
目の下のニキビが治らないときは病院を受診しましょう
目の下のニキビは生活習慣の乱れや洗顔料のすすぎ残し、目に触れるクセなどにより発症リスクが高くなります。
そのため、今回ご紹介した方法で正しく洗顔し、目の下のニキビを改善・予防することが重要です。
なかなか治らないようであれば、ニキビ以外の疾患の可能性もあります。改善がみられないときは専門の医療機関を受診し、適切な治療を受けましょう。