肌トラブルの種類や原因は？改善するには○○を見直す！

最終更新日：2024/01/30

乾燥

メンズに見られる肌トラブルの1つが乾燥です。
男性の肌の保水力は女性に比べて低いという事実をご存じでしょうか。男性の肌における水分蒸散量は女性に比べて2倍であると言われています。

また角質細胞面積も女性に比べると1割ほど小さいため、ターンオーバーの周期が短くなる傾向にあります。ターンオーバーの周期が短くなると角質細胞が十分に育っていない内に表皮へと押し上げられるため、乾燥肌や敏感肌になりやすいのです。

乾燥肌になると肌のバリア機能が低下するため、機械的刺激やアレルゲンなどから肌を守る能力が低下するため、かゆみを引き起こしやすくなります。
肌がかゆくなると無意識のうちに掻きむしってしまい、掻いた後に湿疹が生じ、さらに掻いてしまうといった悪循環に陥るケースも珍しくありません。

毛穴

毛穴がつまったり開いたりするのも男性に見られる肌トラブルの一種です。
過剰に分泌された皮脂が古くなった角質やほこり、汚れなどと混じり合うと毛穴が詰まります。毛穴がつまるとニキビや吹き出物のリスクが増加することも。

毛穴の開きは加齢が原因で起こるケースもあります。
年齢とともに肌のたるみが生じると、毛穴を支えきれなくなるため開きやすくなるのです。毛穴が開くと角栓ができやすくなり、さらに角栓が酸化して毛穴が目立つといった悪循環に陥りやすくなります。

赤み

肌の赤みもメンズに見られる肌トラブルの一種です。
肌にはバリア機能があり、外部からの侵入者の存在を確認すると、白血球などの免疫細胞が集まり侵入者を撃退しようとします。
白血球が局所に集まると血管が拡張し、血液が集まってきます。その結果、肌の赤みが生じやすくなるのです。

何度も肌の炎症を繰り返していると毛細血管の拡張が常態化し、赤みが引きにくくなる傾向にあると分かっています。肌の赤みが引かない状態が続くと、肌からの水分蒸散量が増加し、乾燥肌や皮脂の過剰な分泌につながる可能性もあるため注意が必要です。

ニキビ

ニキビもメンズに見られる肌トラブルの1つです。
過剰に分泌された皮脂と古くなった角質、ホコリ、汚れなどはニキビの原因菌であるアクネ菌のエサとなります。
アクネ菌が角栓をエサとして繁殖すると、次第に白ニキビや黒ニキビが増えます。さらに白ニキビや黒ニキビが炎症を起こすと赤ニキビに。
見た目が悪いだけでなく痛みにもつながるためできるだけ予防したいものです。

べたつき

メンズの肌がべたつく大きな原因として、皮脂の過剰な分泌が挙げられます。
毛穴から分泌された皮脂は汗と混じり合って皮脂膜を構成し、私たちの肌を守っているのですが、過剰に分泌されるとべたつきの原因に。

もともと男性は女性に比べて皮脂の分泌量が多い傾向にあります。
自分ではオイリー肌と思っている男性の中には、実は乾燥肌のために皮脂の分泌量が増加している方も少なくありません。
肌が乾燥すると皮脂の分泌量が増大し、結果としてべたつきを生じるのです。

べたつきは不衛生にみられるだけでなく、ニキビの原因にもなり得ます。

食生活を見直す

べたつきやニキビなどの肌トラブルを改善するには毎日の食事が大切です。特に肌や粘膜を守る働きがあるビタミンB群や、肌を酸化から守ってくれるビタミンCを積極的に摂取しましょう。

ビタミンの種類	ビタミンの働き	多く含まれる食品
ビタミンB1	肌の健康状態を保つ	赤身肉・全粒穀物・ナッツ・ほうれん草など
ビタミンB2	肌の生まれ変わりを促進する	魚介類・海藻類・肉類・豆類・乳製品など
ビタミンB6	タンパク質の生成にかかわる	赤身の魚・脂質の少ない肉類・玄米など
ビタミンB12	細胞分裂の活発化をサポートする	肉類・魚類・豆類・乳製品・海藻類など
ビタミンC	肌の酸化や老化を抑制する	柑橘類・赤ピーマン・黄ピーマン・イチゴなど

肌トラブルを改善してきれいな肌を目指すためには、日常の食事にこれらの食品を積極的に取り入れるよう心がけましょう。食事だけでは摂取しきれないときは、サプリメントの活用がおすすめです。

紫外線対策をする

肌トラブルを改善してきれいな肌を目指すためには紫外線対策も重要です。
肌が紫外線にさらされると乾燥し、赤みやテカリ、ニキビにつながることがあります。

紫外線から肌を守るためには外出前に日焼け止めを塗る、日傘や帽子などを上手に利用するのがおすすめです。

規則正しい生活を目指す

肌トラブルを改善するには早寝早起きも必要です。
睡眠不足になるとターンオーバーの周期が乱れるため、肌トラブルを引き起こしやすくなります。

適切な睡眠時間は人により異なりますが、一般的に毎日6時間以上の睡眠が推奨されています。また、スムーズな入眠のためにも就寝前にスマホ・PCは見ないなど心がけましょう。

早寝早起きのためには適度な運動もおすすめです。身体が適度に疲れると眠りやすくなるだけでなく、血行が促進され肌の健康につながります。

丁寧に洗顔・保湿を行う

肌をきれいに保ちつつ乾燥から守るためには、日頃から丁寧な洗顔と保湿を心がけましょう。洗顔をしないのはもちろん、適当にしてすすぎ残しがあると肌トラブルにつながります。

下記の手順で丁寧な洗顔を心がけてください。

1.ぬるま湯で予洗いする
2.洗顔料を泡立てる
3.泡で優しく洗う
4.ぬるま湯ですすぐ
5.清潔なタオルで優しく拭く
6.化粧水・乳液で保湿する

洗顔の前には手を清潔に洗い、顔の予洗いを行いましょう。洗顔時は手でゴシゴシ擦らなくてもいいように、洗顔料をしっかりと泡立て、皮脂や汚れを泡に吸着させるイメージで洗います。

洗い終えたらぬるま湯でしっかりとすすぎ、清潔なタオルに水分を吸着させるように優しくタオルドライをします。洗顔後は化粧水と乳液でしっかり保湿しましょう。

詳しいやり方はこちら

皮膚科を受診する

ご紹介したセルフケアで肌トラブルの改善が見られないときには、なるべく早めに皮膚科を受診しましょう。
放置して症状が悪化すると、たとえばニキビ跡が残ってしまったり毛穴が黒ずんでしまったりする可能性もあります。
皮膚科では肌トラブルの原因ごとに適切な治療が受けられ、より早くきれいに改善できる可能性が高いです。

クリーミーフォームウォッシュ

クリーミーフォームウォッシュはワンプッシュで濃密な泡が出るタイプの洗顔料です。濃密な泡が皮脂や汚れを吸着してくれるので、肌トラブルにより敏感な肌もゴシゴシ擦らず優しく洗えます。きめ細かい泡はシェービングフォームとしても活用できます。

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オールインワンジェルUVは1本で保湿とUVケアができるスキンケアアイテムです。
化粧水・乳液の機能を兼ね備えており、重ね塗りの必要がありません。
保湿と同時に肌荒れの原因である紫外線予防もできるため、朝の洗顔後におすすめです。

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