敏感肌はニキビができやすい？ニキビの原因やニキビケアのポイントを解説

敏感肌の皮膚はバリア機能が低下しているため、洗顔料や化粧水が肌質に合っていないとダメージを受けやすくなります。
例えばアルコールが含まれている化粧水は洗い上りがサッパリするため、男性にも人気なのですが、刺激が強いため敏感肌の方には負担になることも。
敏感肌の方にとって避けたい成分としては、アルコール以外にも鉱物油や合成香料、パラベン、合成着色料などがあげられます。
化粧水の成分はパッケージや裏面に記載されているため、敏感肌の方は購入の際に確認することをおすすめします。

敏感肌はバリア機能が低下しているため、紫外線によるダメージも受けやすいといわれています。
紫外線により皮膚の乾燥が進むと、皮脂の分泌量が増加。さらに紫外線により皮脂が酸化すると硬くなり、より毛穴に詰まりやすくなるためニキビにつながるのです。

バリア機能が低下している敏感肌の皮膚は乾燥しやすい傾向にありますが、保湿が足りていないとさらに肌が乾燥してしまいます。
肌が乾燥すると、皮膚を守るためにかえって皮脂の分泌量が増加し、結果としてニキビができやすくなるのです。

敏感肌の方がニキビケアを行う場合は、肌に優しいアイテムを使うことが基本です。少しの刺激で肌にダメージを受けてしまう敏感肌の方は、慎重にスキンケアアイテムを選ぶ必要があります。
具体的にはアルコールフリーやパラベンフリー、鉱物油未使用などのスキンケアアイテムがおすすめです。

また、洗顔の際には皮膚をゴシゴシ擦らないこともポイントです。洗顔料をそのまま顔につけると、摩擦により皮膚が刺激されるため、肌トラブルを引き起こすリスクが高くなります。
洗顔の際は泡立てネットを用いて洗顔料をしっかりと泡立て、泡に皮脂や汚れを吸着させるイメージで洗顔するようにしましょう。洗顔のたびに洗顔料を泡立てるのが面倒な場合は、ワンプッシュで濃密な泡が出る洗顔料を選ぶのもおすすめです。

敏感肌の方は皮膚のバリア機能が低下しているため、乾燥から肌を守るためにも洗顔後の保湿が重要です。洗顔後は化粧水でたっぷりと保湿をしましょう。
化粧水だけで保湿を済ませると、気化にともない肌が乾燥してしまうため、かえって皮脂の分泌量を増す恐れがあります。そのため、化粧水を塗った上から乳液やクリームでフタをして、肌のうるおいを保ちましょう。
乳液やクリームを付けることが手間な方には、化粧水と乳液の機能を兼ね備えたオールインワンジェルがおすすめです。

紫外線には肌にダメージを与える強い力があるため、敏感肌の方はとくに紫外線を避ける必要があります。
外出の際には日焼け止めを塗ったり、帽子を被ったりして紫外線対策を怠らないようにしましょう。日焼け止めの効果が持続する時間は商品によって異なるため、説明書を確認して適宜塗り直しましょう。