脂性肌はニキビができやすい!脂性肌になる原因やスキンケア方法を解説
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脂性肌になるとニキビや皮膚のベタつきなどの肌トラブルの原因にもなります。この記事では脂性肌の原因やニキビとの関係、正しいスキンケアの方法などをご紹介しています。おすすめのスキンケアグッズも紹介していますので、ご一読下さい。
目次
脂性肌はニキビができやすい!
お肌のタイプには大きく分けて4種類です。なかでも脂性肌(オイリー肌)は、その他の肌タイプに比べ、ニキビができやすいと言われています。
ニキビは医学的に「尋常性ざ瘡」と呼ばれており、アクネ菌が繁殖することで生じるのが特徴です。脂性肌の場合、他の肌タイプに比べて皮脂と角質、ほこりなどが混じり合い、毛穴に詰まりやすくなっています。
そのため、脂性肌は毛穴の内部でアクネ菌が繁殖しニキビができやすいのです。また、常にお肌の表面がべたついており空気中の汚れが付着しやすいことも、ニキビが出来やすい一因となっています。
脂性肌(オイリー肌)とは
脂性肌は「皮脂が過剰に分泌」された状態の肌です。
他の肌質と比べると、下記のような違いがあります。
肌質による油分・水分の違いと特徴
脂性肌 | 乾燥肌 | 混合肌 | 普通肌 | |
---|---|---|---|---|
油分 | 多い | 少ない | 多い | 適量 |
水分 | 多い | 少ない | 少ない | 適量 |
特徴 | キメが粗い | キメは細かいが浅い | キメがやや粗い | キメがキレイに整っている |
脂性肌は他の肌質と比べた場合、皮膚表面の油分・水分の量が多く、キメ(肌理)が粗いのが特徴です。皮膚に触れるとベタベタとした感じがあり、洗ってもすぐ皮脂がにじんでテカってしまいます。
また、皮脂が過剰に分泌されているため、ニキビや肌の黒ずみ、Tゾーンを中心とした毛穴の開きといった肌トラブルを招きやすくなるかもしれません。
脂性肌の原因
□ストレス
□男性ホルモン
□油分・糖分の過剰摂取
□皮脂の放置
□乾燥
脂性肌の根本的な原因を改善すると、より健康的で清潔な肌に近づけられるでしょう。
なぜこれらが原因で脂性肌になってしまうのか、具体的に解説していきます。
ストレス
ストレスは皮脂の分泌と密接な関係があり、精神的なストレスにより頬の皮脂分泌量が増加するといわれています。
またストレス状態が継続すると自律神経のバランスが崩れ、皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)に悪影響をおよぼします。
皮膚の新陳代謝が滞ると、本来であれば剥がれ落ちるべき角層が表皮に留まり、皮脂が毛穴に詰まりやすくなります。その結果、脂性肌になるリスクを高めるのです。
男性ホルモン(テストステロン)
皮脂の分泌には男性ホルモンと呼ばれる「テストステロン」が関係しているといわれています。
女性に比べて男性に脂性肌が多く見られるのは、男性のほうがテストステロンの分泌量が多いからです。
油分・糖分の過剰摂取
脂性肌の原因としては、油分・糖分の過剰摂取もあげられます。脂質を多く含む食品を好んで摂取すると、その分だけ皮脂の分泌量も増大してしまうのです。
過度に糖分を摂取した場合、血糖値の急激な上昇にともない、インスリンの分泌量が増大。インスリンが過剰に分泌されると、男性ホルモンの分泌が促進されるため、脂性肌になるリスクを高めます。とくに空腹時に甘いものを食べると、急激に血糖値が上昇するため注意が必要です。
皮脂の取りすぎ
意外に思われるかもしれませんが、皮脂の取りすぎも脂性肌を引き起こす原因となります。なぜなら、皮脂は表皮を守るバリア的役割を持っているからです。
べたつきの原因として敬遠されがちな皮脂ですが、肌の水分を保ったり、外部の刺激から肌を守ったりする重要な役割も果たしています。そのため、必要以上に皮脂を取ってしまうと、バリア機能を保とうとして余計に皮脂が分泌されるといった悪循環に陥るのです。
乾燥
肌が乾燥すると肌の水分を守るために余計に皮脂が分泌されます。そのため、皮脂のベタつきを嫌って化粧水を使わないなど保湿を怠ると、かえって脂性肌になるリスクが高くなるかもしれません。
乾燥対策にはUVケアも重要です。有害な紫外線に肌をさらしていると、肌のバリア機能が低下し、皮膚の乾燥および皮脂の過剰な分泌を招きます。そのため、普段から保湿を怠らないことはもちろん、UVケアを行なうようにしましょう。
脂性肌・ニキビを改善するスキンケア
脂性肌を改善するためには、原因を避けることはもちろん、スキンケアのやり方を身に付けることも重要です。脂性肌を改善するためのスキンケアのポイントは以下の通りです。
・洗顔の回数を減らす
・泡を立てて洗顔する
・タオルで肌をこすらない
・たっぷり保湿する
洗顔の回数を減らす
脂性肌を改善するためには、洗顔の回数を減らすよう心がけましょう。皮脂のベタつきが気になるからといって何度も洗顔していると、皮膚を守るために必要な皮脂まで洗い流してしまうからです。
肌を守るべき皮脂が取り除かれると、かえって皮脂の分泌量が増してしまいます。どうしても皮脂が気になる場合は、ティッシュで皮膚表面を軽く抑えるようにして、最低限度の皮脂を取り除くとよいでしょう。
泡を立てて洗顔する
顔を洗う時に、洗顔料をそのまま顔につけていませんか?
洗顔料をそのまま顔につけると、洗う時の摩擦によって皮膚を守るべき皮脂まで洗い流してしまいます。顔を洗うときには洗顔料を手のひらでしっかりと泡立て、優しく顔に乗せるのがポイントです。
タオルで肌をこすらない
脂性肌を改善するためには、洗顔後にタオルで肌をゴシゴシ擦らないよう注意しましょう。タオルでゴシゴシ擦ってしまうと、肌が乾燥しやすくなります。肌の乾燥は皮脂の分泌量の増大につながります。
洗顔後に水分を拭き取るときは、十分に乾いたタオルで顔をトントンと抑えるようにして、タオルに水分を吸収させるよう意識しましょう。
たっぷり保湿する
脂性肌の方のなかには、べたつきを嫌うあまり保湿をあまり行なわない方もいるかもしれません。実は、脂性肌を改善するためには、たっぷり保湿することが重要です。
顔を洗った後は、皮脂によるバリア機能が低下しているため、より意識して保湿する必要があります。保湿を怠ると結果として皮脂が過剰に分泌されるため、いつまで経っても脂性肌が改善しません。
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正しいスキンケアを行えば、脂性肌の改善が期待できます
脂性肌は生まれつきの体質だけでなく、日常のスキンケアやストレス、食習慣などが原因となっているケースも少なくありません。
そのため、自分がなぜ脂性肌になっているのか、原因を突き止めることが重要です。とくに男性の場合、スキンケアを疎かにしていると、脂性肌になるリスクが高くなります。
今回紹介した正しいスキンケアを行うことで、脂性肌を根本から改善することが期待できます。脂性肌に合ったコスメを使用して、効率的に肌質を改善しましょう!