口周りにニキビができる5つの原因とは?対策や予防法など解説
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男性に多いと言われる口周りやあごのニキビ。毎日の髭剃りで邪魔になったり、傷をつけてしまったりすることもありますよね。そこで今回は、口周りにニキビができやすい原因や、対策についてご紹介します。口周りのニキビは放っておくと、他の肌トラブルにも繋がりかねないため、今日からケアを始めましょう!
内容
口周りにはニキビができやすい?
男性は毎日の髭剃りで肌へダメージを受けやすく、口周りやフェイスラインにニキビができやすいと言われます。特に口周りは、マスクや口を拭う際に摩擦が加わることもあるため、ダメージが蓄積されやすい部位です。肌にダメージが蓄積され、バリア機能が低下すると、ニキビが治ったとしても再発しやすくなってしまいます。
また、そもそも男性は女性に比べてニキビができやすい体質です。男性は思春期以降、ホルモンの影響で皮脂の過剰分泌が引き起こされやすくなり、比例するようにニキビも増えやすくなります。
気になる口周りのニキビは、放っておくと悪化したり色素沈着を引き起こしたりなど、肌に大きな悪影響を及ぼしやすくなるため、少しでも早く対処する必要があると言えます。
口周りにニキビができる5つの原因
口周りにニキビができる原因は、大きく5つに分けられます。正しく対処するためにも、自分の生活を振り返りながら当てはまる項目がないか、チェックしてみましょう。
・生活習慣の乱れ
・胃腸が弱っている
・マスク
・スキンケア不足
・肌への過度な刺激
生活習慣の乱れ
食事や睡眠など生活習慣が乱れていると、ホルモンバランスが崩れやすく、口周りにニキビができることがあります。
特に睡眠は、皮脂の分泌や肌の代謝に大きく関わる男性ホルモンや成長ホルモンと密接に関わるため、量や質の見直しが必要です。十分な睡眠時間を確保していても、睡眠の質が悪ければ体はしっかりと休まらず、ホルモンバランスも崩れやすくなるでしょう。睡眠の質を上げるためには、寝る前の行動や就寝する環境を見直す必要があります。
胃腸が弱っている
胃腸が弱っているときや消化不良を起こしているには、肌代謝に欠かせない栄養素の吸収がうまく行われないことがあります。特に、皮脂の分泌調整に必要なビタミンBが不足すると皮脂の過剰分泌が起こり、口周りのニキビができることも。
また胃腸の不調で腸内環境が悪くなると、有害な物質が腸内に留まります。そして有害な物質が血液に乗って肌から出ていく際、肌に負担がかかることが原因でニキビができることもあります。偏った食生活を送っている方は、胃腸が弱っていないか自分の腸内環境を改めて確認してみましょう。
マスク
マスクには、肌へ負担を与えるポイントが2つあります。1つ目はマスクの着脱による肌の乾燥です。マスクの中は湿度が高いですが、マスクを外した際には水分量が急激に減り、肌の潤いも逃げてしまいます。2つ目は摩擦によって、ターンオーバーが乱れることが挙げられます。
乾燥や摩擦は皮脂の分泌量を増やしたり、毛穴が詰まりやすくなったりする原因です。そして毛穴に皮脂が詰ればアクネ菌が増殖し、口周りにニキビができやすくなってしまいます。口周りのニキビの原因には、マスクも大きく関わっていることを覚えておきましょう。
スキンケア不足
日々のスキンケアで保湿が足りないと、肌は潤いを補充するため、過剰な皮脂を分泌します。皮膚がごわついているのにベタつきも感じるのは、肌が乾燥しているためです。
そして、過剰な皮脂が分泌されると、皮脂を栄養とするアクネ菌が増えニキビができやすくなります。
また、洗顔でしっかりと汚れを落とせていない方も注意が必要です。洗い残した汚れが毛穴を塞ぎ、皮脂をつまらせて口周りにニキビができやすくなります。
肌への過度な刺激
顔の皮膚は非常に薄いため、過度な摩擦や刺激を与えるとバリア機能が低下します。そしてターンオーバーが乱れることも少なくありません。ターンオーバーが乱れた肌はうまく皮脂や汚れが分泌されず、毛穴がつまりニキビの原因になってしまうのです。
無意識に肌を触っている方はもちろん、洗顔時に強くこすっている方も注意が必要です。また、汗を拭う際に強く顔を拭くのもNG。顔を触る際は、摩擦や刺激を与えないよう優しく扱いましょう。
口周りのニキビ対策
口周りのニキビを対策する方はさまざまですが、ここでは厳選した5つの方法をご紹介します。ニキビの対策は1日で結果が出るものではなく、毎日継続することが大切です。
・規則正しい食生活
・休息する
・睡眠の質を上げる
・肌へのダメージに配慮する
・保湿
規則正しい食生活
規則正しい食生活を送ることで、体へのストレスが軽減したりホルモンバランスの乱れが整ったりします。
暴飲暴食や過度なアルコール摂取は避け、ビタミンやタンパク質を含むバランスの良い食事を心がけましょう。水溶性のビタミンで体にとどめておくことができない、ビタミンB群はこまめに摂取することが大切です。
また、食べ過ぎだけでなく、ダイエットによる栄養不足もニキビができやすくなります。ダイエット中でも肉や魚などのタンパク質や、野菜や海藻などのビタミン類はしっかりと摂取しましょう。
休息する
普段から意識的に体を休ませることは、肌代謝の向上やストレスの軽減につながります。その結果、皮脂の分泌量が適正に保たれ口周りのニキビもできにくくなるでしょう。
特に、ストレスは口周りにできるニキビの大敵です。ストレスがたまると、便秘や消化不良を引き起こし、肌の代謝に必要な栄養素が上手く吸収されないこともあります。
ストレスの発散方法は人それぞれで、ゆっくりと体を休ませることがストレス軽減になる方もいれば、スポーツで体を動かすとストレスが発散される方もいます。大切なのは、自分に合った休息・ストレス解消法を見つけることです。
睡眠の質を上げる
質の良い睡眠を取ることで、肌のターンオーバーに欠かせない成長ホルモンが適切に分泌されます。その結果、毛穴に角質や皮脂が詰まりにくくなり、口周りのニキビも改善しやすくなるでしょう。
睡眠の質を上げるためには、就寝前にスマートフォンやパソコンから発されるブルーライトを浴びないことが大切です。また脳が覚醒してしまうため、睡眠を取る2〜3時間前からは照明を暗めに設定し、過度な運動は避けましょう。
肌へのダメージに配慮する
口周りのニキビは、マスクや強い摩擦が原因で生じることも多いので、肌へのダメージに配慮しながら生活を送る必要があります。特に、洗顔の際は顔をゴシゴシとこすらないよう気をつけましょう。強くこすらなくても、しっかりと泡立てた洗顔料を使えば、きれいに汚れは落とせます。
また、マスクを着用することが多い方は、素材にこだわるのがおすすめです。シルクやコットンは肌への負担が軽いため、口周りのニキビが気になるときに使用してみましょう。
保湿
口周りのニキビには、保湿ケアが欠かせません。肌が潤った状態になることで、過度な皮脂の分泌を防ぎやすくなります。
洗顔後に顔を拭いたらすぐに、化粧水を使って肌に水分をチャージします。そして化粧水の水分が逃げないよう、乳液やクリームを使って肌に蓋をしましょう。保湿ケアを行う際も、強くパッティングしたりこすったりするのはNG。優しく肌になじませるよう、ケアしましょう。
メンズにおすすめ!多機能スキンケアシリーズ「DISM」
口周りのニキビ対策に欠かせない入念なスキンケアも「DISM」シリーズなら手軽に、そして時短で行えます。「DISM」のスキンケアシリーズはすべて多機能で、スキンケアと同時に肌に蓄積されたダメージのケアをすることも可能です。
手軽に使える「DISM」シリーズなら、毎日仕事が忙しい男性でも口周りのニキビケアを継続することができるでしょう。
クリーミーフォームウォッシュ
シェービングクリームとしても使えるクリーミーウォッシュは、泡で出てくるタイプの洗顔料です。洗顔料を泡立てる手間が不要なので、短時間で肌への摩擦を抑えながら顔を洗えます。また濃密な泡は毛穴の奥の汚れや皮脂までしっかり除去、洗い残しによるニキビの予防にも最適です。
BBスキンケアクリーム
「DISM」のBBスキンケアクリームは肌悩みをカバーしながら、スキンケアの効果も期待できるクリームです。肌なじみの良いカラーが特徴で、BBクリームを使ったことがない男性でもニキビやニキビあとを隠すことができます。また、保湿効果が高いので、ニキビ対策としてもオススメです。
症状が改善しない場合は皮膚科へ
適切な対策を行っても口周りのニキビが改善しない場合は、速やかに皮膚科へ足を運びましょう。皮膚科では外用薬や内服薬を使い、個々に合わせたニキビ治療ができるでしょう。
ニキビが悪化し炎症を起こしたり、化膿してしまったりすると、クレーターやしこり上のニキビ跡が残ってしまう可能性もあります。ニキビ跡を残さないためにも、スキンケアや生活習慣の見直しで改善しない口周りのニキビは、皮膚科で相談するのがおすすめです。
口周りのニキビには摩擦や刺激を与えないことが大切!
口周りのニキビは他の部位と異なり、マスクの摩擦や髭剃りで悪化することがあります。そして、口周りの皮膚は、体の皮膚に比べて薄く傷つきやすい特徴です。口周りのニキビが防ぐためにも、肌は優しい力で扱いましょう。
また、口周りのニキビはスキンケアや生活習慣を見直すことで、対策することができます。特に保湿と洗顔は重要です。DISMシリーズも賢く利用しながら、口周りのニキビを対策していきましょう!