朝洗顔は必要ない?気を付けるべきケースや肌質別の洗顔方法をご紹介
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毎晩、洗顔しているにもかかわらず、朝起きてからも洗顔する必要はあるのでしょうか?今回は朝の洗顔に関する気になる噂にお答えしながら、効果的な朝洗顔の方法をご紹介します。朝の洗顔に注意すべき肌タイプや生活習慣の人についてもご紹介するので、ぜひ参考にご覧ください。
この記事の監修
Dクリニック 新宿院
杉田 淳
2016年3月 岩手医科大学医学部卒業
2018年4月 東邦大学医療センター大森病院(研修医として勤務)
2020年4月 獨協医科大学埼玉医療センター 入職
2022年1月 Dクリニック新宿院 入職
皮膚科、膠原病内科を主体に東邦大学での研修を経た後、獨協医科大学埼玉医療センター皮膚科、同関連病院、クリニックにて皮膚疾患をはじめ、円形脱毛症やAGA患者様の診療に従事しました。 患者様のお悩み、ご不安に心から寄り添い、気持ちを共有することを心掛けております。何卒、宜しくお願い申し上げます。
目次
朝は洗顔しない方がいいって本当?
基本的に、朝は洗顔をした方がよいです。
朝起きたばかりの肌であっても、空気中や寝具の汚れ、寝ている間に分泌された汗や皮脂がついているので汚れています。また、夜のスキンケアで肌に水分を閉じ込めるために使用した乳液やクリームの油分もこのタイミングで洗い流しましょう。
朝に洗顔しないとどうなる?
肌状態によってはニキビや肌トラブルの発生につながります。
日中を汚れたままの肌で過ごすうちに、夜間の汚れや皮脂を餌にアクネ菌が繁殖したり、皮脂が酸化して通常の洗顔では落としにくい状態になってしまうでしょう。
肌についた汚れや分泌物は早い段階で洗い流すことが大切です。
こんな人は朝の洗顔に注意が必要!
・乾燥肌である
・肌が敏感になりやすい
・日焼けしやすい仕事をしている
洗顔は汚れや余分な皮脂とともに、肌表面を保護していた皮脂膜を洗い流します。皮脂膜がない肌は水分が蒸発しやすく、外部からの刺激に敏感な状態です。
もともと肌の水分量が少ない乾燥肌の人や、ニキビや肌トラブルが起きやすい敏感肌の人は、洗顔後、普通の人以上にダメージを受けやすい状態になってしまいます。肌表面の汚れをリセットするという意味で、洗顔自体は行って問題ありませんが、朝洗顔後のスキンケアをとくに念入りに行う必要があるでしょう。
同様に、日焼けしやすい仕事についている人は、洗顔後の敏感な肌が紫外線ダメージを受ける可能性が高いので、スキンケアや紫外線対策を念入りに行う必要があります。
【肌質別】効果的な朝洗顔のやり方
脂性肌
1 手を洗う
2 洗顔料をよく泡立てる
3 Tゾーンから泡をのせていく
4 泡をクッションにしながら洗う
5 泡をぬるま湯でよく落とす
洗顔前には必ず手を洗い、清潔な状態にしておきましょう。
洗顔料はよく泡立て、手を逆さにしても落ちないくらい弾力のある泡をつくります。とくに皮脂が多いTゾーンから泡をのせ、やさしく洗いましょう。このとき肌と手が触れないように泡をクッションのように使うのがポイントです。一通り洗い終わったら、人肌程度のぬるま湯で泡をよく落とします。
乾燥肌
1 手を洗う
2 手に溜めたぬるま湯を顔につける
3 顔の中心から外側に向かって洗う
4 円を描くように手を動かす
5 15~20回ほど繰り返す
乾燥肌の人はぬるま湯のみで朝洗顔を行いましょう。このとき熱いお湯は絶対に使用しません。肌に必要なうるおいまで洗い流してしまう恐れがあります。水では皮脂などの油汚れを落としきることができないので、人肌程度のぬるま湯を使うとよいでしょう。
洗顔前には必ず手を清潔な状態にします。手にぬるま湯を溜めながら繰り返し洗うのがポイントです。このときゴシゴシと手で肌に触れないよう注意しましょう。
混合肌
1 手を洗う
2 洗顔料をよく泡立てる
3 Uゾーンには泡をのせず、Tゾーンにのみ泡をのせる
4 泡をクッションにしながら洗う
5 泡をぬるま湯でよく落とす
混合肌の人は、皮脂の分泌量が多いTゾーンには洗顔料を使い、乾燥しやすいUゾーンはぬるま湯のみで洗うとよいでしょう。
手を洗って清潔な状態にしたら、洗顔料をよく泡立てて弾力のある泡をつくります。Tゾーンにだけ泡をのせ、泡を動かすようにしてやさしく洗いましょう。一通り洗い終わったら、人肌程度のぬるま湯で泡をよく落とします。このときUゾーンも一緒にぬるま湯洗いしましょう。
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人は寝ている間にも汗や皮脂を分泌するので、夜きれいに洗顔したつもりの肌も、朝起きると汚れています。朝洗顔は夜のうちについた汚れを落とし、一日を清潔な肌でスタートするために欠かせないでしょう。ただし、肌タイプによっては、朝洗顔で肌がリセットされることで敏感になりすぎてしまう可能性もあります。自分の肌と相談しながら、肌環境に合った朝洗顔の方法を見つけましょう。