メンズスキンケアでも保湿は重要！肌が潤うアイテムの選び方や使う手順を解説

男性と女性では肌の水分量・皮脂分泌量が異なります。スキンケア製品も両者の肌の特質に合わせて作られているため、男性はメンズ用を使うのがおすすめです。スキンケアの種類別に保湿を重視した選び方を見ていきましょう。

保湿成分がしっかり浸透するように、まずは洗顔料で汚れを落とします。
チューブタイプ・ジェルタイプ・泡タイプ・固形タイプなどがあるので、自分に合った形態のものを選びましょう。
実際に使ってみて、使用後しばらく経った時に肌がつっぱったような感覚があると、それは乾燥のサインです。肌に必要な皮脂まで落としてしまう恐れがあるので、強くこすり過ぎないよう気を付けましょう。
乾燥が特にひどい人は、保湿成分の入った洗顔料がおすすめです。

肌の水分を保つ役割として、「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「アミノ酸」などの保湿成分が入っているものがおすすめです。
「乾燥肌」や「混合肌(インナードライ)」の人はとろみがあるものを、「脂性肌」の人は肌をひきしめる収れん効果のあるものなど、肌質に合ったテクスチャーを選ぶとよいでしょう。
シェービング後の敏感になった肌に使うなら「アルコール」や「メントール」が含まれていない低刺激のものを選びましょう。

化粧水に加えて肌悩みに応じた集中ケアをするパックは、成分がシートともに肌に密着するため、効率よく肌を保湿できます。
化粧水と同じく、「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「アミノ酸」などの保湿成分が入ったものがおすすめです。
全顔のシートタイプ・パーツケアタイプ・塗るタイプなど、形態は多岐にわたるので、使いやすさや目的に合わせて選びましょう。

パックと同じく肌悩みに応じた集中ケアをします。保湿や美白効果などが期待できる美容成分が濃縮されたアイテムです。テクスチャーは商品によってさまざまですが、肌悩みを解決する目的での使用が一般的なので、目的に合った成分が含まれるものを選びましょう。

肌に蓋をして、化粧水やパックで補充した水分を閉じ込める乳液。肌状態や季節に応じてクリームと使い分けましょう。「脂性肌」ぎみの人は水分が多めなさっぱりとしたテクスチャーのものを、「乾燥肌」気味の人は油分の割合が高いこってりとしたテクスチャーのものがおすすめです。

乳液と同じく、肌に蓋をして水分を閉じ込める役割を持ちます。
クリームというとしっとりした使い心地のものをイメージしがちですが、基本的にクリームの方が乳液より多くの油分を含んでいます。肌の状態や肌質、季節に合わせて使い分けるとよいでしょう。

肌を紫外線ダメージから守るために欠かせない日焼け止め。
紫外線を防ぐ力が大きい分、肌への負担も大きい「紫外線吸収剤」と、肌への負担も小さいイメージのある「紫外線散乱剤」の両方の組み合わせによって作られていることが多いです。乾燥肌が気になる人なら保湿成分や油分が配合された日焼け止めを選びましょう。

初めにハンドソープで手を洗い、汚れや皮脂、ハンドクリームなどの油分を取り除きましょう。まずは、32～34度のぬるま湯で軽く顔の皮脂を流します。 洗顔料は手や泡立てネットで弾力が出るまで泡立て、肌の上で泡を転がすようにして洗うと効果的です。すすぐ際もぬるま湯で。泡をつけていた倍以上の時間をかけて洗顔料を洗い流しましょう。
シェービングをする場合は、この手順の後で行います。

1度につける化粧水の適量は500円玉大程度です。顔全体にまんべんなくなじませ、手で顔を包み込みように5秒程度優しくハンドプレスします。乾燥が気になるときはこの工程を何度か繰り返し、時間をかけて化粧水を浸透させましょう。

パックは化粧水による保湿を補うスペシャルケアなので、毎日のスキンケアに必須ではありません。特に乾燥や肌荒れが酷いときは取り入れましょう。
また、使用時は長くつけていればいるほどよいというわけではありません。必ず使用時間を守って保湿しましょう。

美容液もパックと同じように肌悩みに応じたスペシャルケアなので、毎日取り入れる必要はありません。特に乾燥が酷いときや美白効果や肌荒れの改善など、対策したい肌悩みがある際にプラスで使用しましょう。

1度に使用する乳液の適量は10円玉大程度です。顔の中心から外側へ向けてやさしく伸ばし、うるおった肌に蓋をしましょう。目元や口元など、特に乾燥が気になる箇所は重ね塗りすると効果的です。水分だけでなく油分を与える工程なので、適量を意識してしっかり肌表面に膜を張りましょう。

乾燥が酷いときは乳液と併用し、皮脂量が多いときは乳液のみにするなど、肌状態や空気の乾燥具合いに応じて使用するかどうか決めましょう。油分が多い状態の肌にクリームを重ねてしまうと、逆にニキビなどの肌トラブルを招いてしまう恐れがあります。

ミルクタイプ・クリームタイプはパール粒2個分、液状タイプなら1円玉大程度が適量です。額・鼻・鼻下・両頬・あごの5点に置き、顔の中心から外側へ向かって伸ばしていきましょう。額・鼻・頬など特に日焼けしやすい箇所は重ね塗りし、ハンドプレスしてしっかり肌に馴染ませましょう。