30代メンズ肌はどんなスキンケアすればいい？おすすめ商品もあわせてご紹介

テカリが気になる
乾燥しやすくなる
シミやシワ、たるみが気になり始める

男性ホルモンの影響により、メンズ肌の皮脂量は女性の2倍以上あると言われています。特におでこと鼻周辺の「Tゾーン」は皮脂腺が多く、テカリやべたつきを気にする人が多いでしょう。放置しておくことでニキビに繋がる恐れもあります。

男性の肌には、皮脂が多い一方で、女性と比べて肌の水分を保つための物質が少ないという特徴があります。 この物質は加齢とともにさらに減る ので、30代の男性はこれまでより一層乾燥を感じやすくなるでしょう。
皮脂が多い分、一見肌が潤っているように見える「インナードライ」になりがちです。スキンケアを怠ると、毛穴開きやかさつき、ごわつきに繋がる恐れがあります。

30代は代謝が落ち始めるタイミングです。これまでは多少の無茶が問題なかったとしても、 肌のターンオーバーの周期が遅くなることでシミやシワ、たるみなどが現れやすくなります。 紫外線や生活習慣の乱れ、ストレスなどの影響がすぐに肌トラブルとして反映されるだけでなく、 これまでのダメージの蓄積が形として現れる恐れもあります。

肌の曲がり角ともいえる30代のメンズにはいったいどんなスキンケアアイテムが効果的なのでしょうか。3つのポイントで選び方を探っていきましょう。

無理なく使い続けられる価格帯のものを選ぶことが大切です。
スキンケアによる効果は、使い始めてすぐに出るものではなく、数か月単位で使い続けることで現れます。高価なスキンケア商品を購入しても、その1本で使用をやめてしまっては肌の変化が見られない可能性もあるので注意しましょう。

肌質に合うと思ったスキンケア商品のブランドで他のアイテムも揃えると、スキンケア選びの時間を大幅に短縮できます。仕事もプライベートも忙しい30代のメンズにとって、化粧水や乳液、クリームといったアイテム一つひとつで自分に合うものを探すのは大変な労力でしょう。化粧水が肌質に合うようであれば、そのブランドのほかのスキンケア商品も合っている可能性も高まります。スキンケアブランドの商品はライン使い前提で成分を配合していることも多いので、肌にとっても効果的でしょう。

何かと忙しい30代メンズには、1本で化粧水や乳液などの役割を果たすオールインワン商品がおすすめです。10代、20代の間にダメージを蓄積してきた肌の健康を取り戻す手助けをしてくれるおすすめスキンケア商品4つをご紹介します。

シェービングクリームの機能も併せ持った2in1設計の洗顔料です。洗顔料が濃密な炭酸※泡の状態で出てくるので、自分で泡立てる必要がありません。何かと忙しい朝晩のスキンケアタイムを効率的に短縮できるでしょう。保湿成分配合なので、肌に不要な皮脂や汚れを落としながらもしっかりうるおいを残してくれます。

※炭酸ガス（噴射剤）

化粧水・乳液・美容液・クリーム・マスクの機能を持った5in1設計のオールインワンジェルです。洗顔後のスキンケアはこれ1本で完結するので、仕事で朝晩ともに忙しい方でも使いやすいでしょう。水分を補った肌に蓋をするところまで対応するので、テカリや乾燥が気になり始めた30代の肌にピッタリです。

化粧水、乳液、美容液さらにUVカット機能を持った4in1設計のジェルです。今までは外出前に日焼け止めを塗る習慣がなかったという人でも、この1本でスキンケアからUVケアまで完了します。肌のバリア機能をサポートしながら、シミやくすみの原因となる紫外線を防ぐので、代謝が落ちた30代の肌もしっかりケアします。

洗顔料、化粧水、美容液、乳液、パックの機能を持った5in1設計のスキンケアシートです。仕事で疲れて帰宅してから時間を割く余裕がないという人でも、時短しながら簡単にスキンケアを行えます。外出時の持ち運びにも便利なコンパクトタイプなので、乾燥や肌のテカリが気になったタイミングでさっと取り出して使用できるでしょう。

1.洗顔
2.化粧水・パック・美容液等
3.乳液・クリーム等

スキンケアは30代からでも遅くはありません。正しい方法を覚えて、肌が状態を整える手助けをしてあげましょう。

洗顔には余分な皮脂や汚れを洗い流す役割があります。
大切なのは洗う際に使用するお湯の温度は30～35度のぬるま湯にすること。冷たすぎると皮脂を落としきれず、熱すぎると逆に肌に必要な皮脂まで溶かしてしまう恐れがあります。
また泡は逆さにしても落ちないような弾力のあるものを使用しましょう。泡立てが足りないと肌と洗顔料との間で摩擦が生じ、肌トラブルの原因になるので注意が必要です。

洗顔後、肌は皮脂が洗い流されデリケートな状態になります。できるだけ早いタイミングで化粧水を使用し、水分を補ってあげましょう。
保湿アイテムを使う順番は「化粧水」→「パック」→「美容液」です。パックや美容液は毎日使用する必要はないので、乾燥や肌荒れが気になる時にスペシャルケアとして使用してあげましょう。

乳液やクリームには化粧水やパックで水分を補った肌に蓋をする役割があります。特に乾燥が気になる箇所には重ね付けしてあげましょう。乳液やクリームは油分を含むので、大量につけると逆に肌トラブルに繋がる可能性があります。適量を意識しましょう。クリームは必要なければ使用しなくても構いません。

30代になると、10代や20代の頃には感じなかった肌の不調や肌トラブルを抱えることが多くなります。代謝が落ちることでこれまで蓄積してきたダメージが表面化し始めるタイミングでもあるので、適切なスキンケアで肌の状態を整え、ターンオーバーを促しましょう。
ご紹介した内容をもとに、ぜひ30代からのスキンケアを実践してみてくださいね。