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女性の薄毛をイソフラボンで改善しよう

女性の薄毛をイソフラボンで改善しよう

■女性と男性の薄毛はどう異なるのか

薄毛は、男性だけでなく女性にも多い悩みのひとつです。同じ薄毛でも、男性と女性とで原因や特徴、改善方法が異なります。男性の薄毛は、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)の増加が主な原因です。脱毛遺伝子が強く影響しやすいという特徴もあります。また、男性の薄毛は髪が完全に抜け落ち、再び生えてくることは稀なので、早めに適切なケアを行うことが重要になります。一方、女性の薄毛は女性ホルモンが減少することで起こります。加齢や更年期障害などによって女性ホルモンが減少し、男性ホルモンが優位に立ってしまうことが原因です。女性の薄毛は、髪が細くなり地肌が透けてみえるように全体的に薄くなっていくのが特徴です。また、女性の薄毛は男性と異なり、ホルモンバランスの乱れが落ち着けば改善することがあります。

■女性ホルモンと薄毛の関係

前述した通り、女性の薄毛はホルモンバランスの変化が大きく関係しています。そもそも女性ホルモンとは、プロゲステロンとエストロゲンというふたつのホルモンのことを指し、減ったり増えたりしながらバランスをとって体を育て守っています。プロゲステロンは、妊娠の継続をサポートし女性の体を守る役割を果たしており、エストロゲンは女性らしい体づくりをサポートする役割を果たしています。どちらも女性の体に不可欠なホルモンです。中でも髪の健康に大きく関係しているのがエストロゲンです。エストロゲンの髪への働きは以下の通りです。

 

・髪の成長を促す

・髪の成長期間をキープする

・髪を豊かに保つ

・免疫を強化する

・血流を改善させる

 

女性ホルモンがバランスよく分泌されると、髪は健康な状態を保つことができます。エストロゲンの働きで、ヘアサイクル(髪が生える~抜ける周期)が整うからです。反対に、ホルモンバランスが乱れるとエストロゲンが減少し、髪の健康が悪化することで薄毛になります。エストロゲンが減少する原因のひとつに、更年期があります。更年期とは、閉経の前後約10年間のことをいいます。日本女性の平均閉経年齢は50歳なので、45歳~55歳あたりが更年期にあたるといえます。閉経が近づくと卵巣の働きが低下するので、エストロゲンの量は急激に減少します。そうすると、髪の量・質が悪くなり薄毛になります。

このように、女性の薄毛の原因には、女性ホルモンが大きく関係しています。ホルモンバランスが乱れる原因には、更年期の他にも、過度なストレスや無理なダイエットがあります。ホルモンバランスが乱れてしまうと、薄毛の他にもニキビやシミなどの肌トラブル・イライラ・不安感・肩こり・冷えなど、さまざまな体の不調を引き起こします。

■女性ホルモン減少の改善方法

升に入った大豆

女性ホルモン減少の改善には、「イソフラボン」の摂取が効果的です。イソフラボンは、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンと同じような働きをします。エストロゲンと同じ効果を持つ成分が体内で増加すれば、髪の健康が保たれ、薄毛の改善が期待できます。さらに、イソフラボンは女性ホルモンと同様、体内環境の変化に応じて働きます。それによって体内の男性ホルモンを抑制し、髪の発育に悪影響な成分になるのを防止することができます。このメカニズムは、厚生労働省の研究からも明らかになっています。

イソフラボンが入った食材は、以下の通りです。

 

・豆乳

・納豆

・豆腐

・その他、大豆製品

 

イソフラボンの1日の摂取目安量は、70mg~75mgです。納豆であれば、1パックでほぼ1日分のイソフラボンを摂取できます。イソフラボンが豊富なおすすめ料理は、「豆乳仕立てのマイルド・スンドゥブ」です。挽き肉・チューブ生姜を炒め、豆腐・豆乳・キムチ・ほんだしを入れるだけで完成します。簡単で、健康的な料理なのでおすすめです。薄毛が気になる方は、イソフラボンを積極的に摂ってみてください。

■牽引性脱毛症も薄毛の原因になる?

「髪が後退しておでこが広いので、風が吹くと前髪の乱れが心配」「髪を結ぶと、薄毛で地肌が目立つ」と感じる方は、牽引性脱毛症かもしれません。牽引性脱毛症は若い女性に多い症状で、結び目や分け目などが薄毛になり、地肌が目立つ状態のことです。牽引性脱毛は、ポニーテールや三つ編み・編み込み、エクステンション、カチューシャ・ヘッドアクセなどのおしゃれが原因で引き起こされるものです。極端に髪の毛が引っ張られている状態や強く束ねている状態は、頭皮に負担がかかっています。毎日ヘアセットする方や髪のおしゃれを楽しんでいる方は、注意が必要です。しかし、牽引性脱毛症は薄毛の中でも症状が軽いので改善が可能です。対策としては、ヘアスタイルの見直し、頭皮や髪に負担がかかりすぎないように意識することが大切です。それだけで、自然な回復が見込めます。

■ツボ押しマッサージで薄毛を改善

頭皮マッサージをする若い女性

ツボ押しマッサージとは、古くから行われている健康療法です。ツボは体のさまざまな箇所にあり、刺激を与えることでさまざまな効果が期待できます。長年をかけて発見されてきたツボの数は、361箇所以上だといわれています。ツボ押しマッサージを、テレビや雑誌などで目にしたことがある方や実践したことがある方も少なくないのではないでしょうか。多様なツボ押しマッサージの中には、女性の薄毛に効果的なものもあります。以下では、薄毛改善に効果的なツボ押しマッサージをご紹介します。

 

【頭皮のツボ】

・百会(ひゃくえ)

百会は、頭頂部にあるツボです。頭頂部の正確な位置は、両耳を結ぶ中心部分です。この部分を、こめかみ部分に両手の親指を置き、中指で少しずつ押します。入浴中や入浴後など、血行がよくなっているタイミングで3回~5回程度指圧すると、薄毛に効果的です。

 

【手のツボ】

・小骨空(しょうこっくう)

小骨空の位置は、手の甲を上向きにした小指の第一関節です。第一関節を強めにつまんで放すを繰り返し行いましょう。小骨空は、薄毛改善以外にも眼精疲労に効果的です。

 

・脱毛点

脱毛点は、手の平を上向きにしたときの親指の付け根部分にあります。押すと少し痛みを感じるので、心地よいくらいの力加減で行いましょう。

 

・労宮(ろうきゅう)

労宮は、手の平の中心にあるツボです。ギューと指圧して刺激を与えましょう。

 

・腎穴(じんけつ)

腎穴の位置は小骨空に似ていますが、手の甲を上向きにした小指の第一関節のしわの真ん中です。腎穴を刺激するとホルモンバランスに効果があり、女性特有の抜け毛に効果的です。

 

これらのツボ押しマッサージは、血行促進に効果的です。血行が促進されれば頭皮にも栄養が運ばれやすくなり、薄毛改善が期待できます。手のツボ押しマッサージであれば、日常生活の中で違和感なく取り入れることができるので始めやすいでしょう。

 

女性の薄毛の原因は、女性ホルモンの減少です。薄毛を改善するためには、生活習慣を整えることはもちろん、無理なダイエットや過度なストレスを避け、女性ホルモンを整えることが大切です。また、薄毛に効果的なツボ押しマッサージを実践したり、髪の育成に欠かせないホルモン、エストロゲンをイソフラボンから補給したりして、髪の健康を目指しましょう。

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